2013年01月13日

和大現代音楽ライブ

<和大現代音楽ライブ> 音楽評 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 2013年1月12日(土)
 和歌山市「アート・キューブ」において
 和歌山大生による
 現代音楽ライブがあった

 演奏曲目は
 ジョン・ケージに始まって
 かつての斬新な現代音楽を
 打楽器、ピアノ、トイピアノ他で
 譜面に基ずいて奏じるもの
 歌謡曲、ポップスのコピーにない
 大衆ベンチャラを遠ざけた
 面白さを楽しめた

 ビートたけしの「座頭市」みたいな
 映画「猿の惑星」や「サイコ」みたいな
 それぞれのみたいな曲
 気になったのは
 あくまで譜面よりであり
 それが当たり前と
 先生からして思っているのか
 音楽の思想認識哲学の
 理解の無さだ
 しかしそれは
 これからの勉強として
 今後の楽しみである

 ちなみに私は
 30年前に
 和大教授の故往住雅司先生の推薦により
 市のフェスティバルで
 即興ピアノを奏じた
 ヒーリングの現代音楽とも言える
 6分のオリジナル世界唯一奏
 その後図に乗って
 数百回以上各地で
 ソロや詩朗読とのセッションを
 繰り返して
 既刊ピアノCDは21枚となった
 その恩返しの気持ちで
 このイベントに
 参観させてもらった

 先輩の乳母心として
 一つはっきり言っておきたいことは
 譜面よりでなく
 天降りの即興でやるのが
 本物ということだ
 ジョンケージや現代音楽と言うからには
 真の音楽の一音には
 闇を光に変え
 無限の静けさが
 溢れているから
 
 
   


Posted by nakao at 18:14Comments(0)芸術