2009年08月28日
魂の音楽
<<< 魂の音楽 >>> 記・中尾彰秀 詩人・ピアニスト
音楽は遠い昔、魂の音であった。音階や音域が分析され、譜記されたものからお勉強
して表現するのが音楽だと思い込まれる迄は。今現代、ジャズもロックもクラシックも、そ
ろいもそろって、魂の音を忘却している。魂の音を出せるのは、他ならぬ詩人なのです。
さて、2009年8月23日(日)大阪心斎橋「長崎堂」にての、「”風”盆祭」(<詩を朗読
する詩人の会”風”>の第403回)にては、大いに詩とのセッションをさせてもらいました。
当日は、希望の出演者の方は録音をいたしました。二枚組CDがもうすぐ出来あがりま
す。有料、詳細別記。
音楽は遠い昔、魂の音であった。音階や音域が分析され、譜記されたものからお勉強
して表現するのが音楽だと思い込まれる迄は。今現代、ジャズもロックもクラシックも、そ
ろいもそろって、魂の音を忘却している。魂の音を出せるのは、他ならぬ詩人なのです。
さて、2009年8月23日(日)大阪心斎橋「長崎堂」にての、「”風”盆祭」(<詩を朗読
する詩人の会”風”>の第403回)にては、大いに詩とのセッションをさせてもらいました。
当日は、希望の出演者の方は録音をいたしました。二枚組CDがもうすぐ出来あがりま
す。有料、詳細別記。
2009年08月28日
発声・朗読
<<< 発声・朗読 >>> 記・中尾彰秀 詩人・ピアニスト
詩は、書に記された言の葉。いかな名詩でも、実は、文書言葉は半死半生なのです。木の葉
が、風を受け光を受け、舞うを切望する様に、詩語は発声されるのを、待ちに待っている。上手下
手は、二の次三の次。どこやらの上手な朗読を、真似てはいけません。魂の「た」の字も、入って
いないでしょう、やたら上手で上品なのは。作者自身の、血も涙も汗も滴る無骨な、身体の宇宙を
使った声が大切。発声法に呼吸法にリズムは、基本中の基本。家での練習はダメ。本番たるイベ
ントの回数をこなして、百回以上読んだら、独自の発声の方法が解ってきます。ともあれ、詩の朗
続は、誰にも出来る、とてもとても楽しいものです。
詩は、書に記された言の葉。いかな名詩でも、実は、文書言葉は半死半生なのです。木の葉
が、風を受け光を受け、舞うを切望する様に、詩語は発声されるのを、待ちに待っている。上手下
手は、二の次三の次。どこやらの上手な朗読を、真似てはいけません。魂の「た」の字も、入って
いないでしょう、やたら上手で上品なのは。作者自身の、血も涙も汗も滴る無骨な、身体の宇宙を
使った声が大切。発声法に呼吸法にリズムは、基本中の基本。家での練習はダメ。本番たるイベ
ントの回数をこなして、百回以上読んだら、独自の発声の方法が解ってきます。ともあれ、詩の朗
続は、誰にも出来る、とてもとても楽しいものです。