2009年08月29日

感動

<<< 感動 >>>  中尾彰秀詩集「うちゅういち」 竹林館、800円+税

    「 感動 」
<感動的な事は 何かないかと 深夜 突然 友人からの電話  はたと困ったものの
お月さまのひかり とてつもなく柔らかいまま 東の斜窓から射しこみ 素裸で舞踏する
ウサギ のごときもの なまじの分析内面は 不幸ですか不条理ですか近代科学ですか
人生の目的は何 直に入るのです 意識は超意識 そのものとなって なんて 私は言
わない ニッコリ 今 ここに 宇宙一体 在るのが 感動さ>

     読んで字のごとし、の詩。
     人生また楽しからずや。
     何があろうとなかろうと。

  < うちゅういち >  中尾彰秀詩集 詩22編、58ページ、掌サイズ。
(購入法) 郵便振替  森羅通信の会 00940-4-29604 定価800円+送料200円
  


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2009年08月29日

加藤登紀子詩集

<<< 加藤登紀子詩集 >>>    詩評 中尾彰秀  詩人・ピアニスト

「土にいのちの花咲かそ」   加藤登紀子詩集 サンマーク出版 1500円+税

     <ひとのからだは大自然>
「はじめて自分の赤ん坊を抱いた時 どうしても不思議、 どうしても謎。 この赤ん坊は
どこから来たんだろう? 自分のお腹の中に、 さっきまで入っていたなんて思えないよ。
 小さな指、小さな足。 小さな頭、目、口、耳。 小さな仏陀のようにすまして目をつぶり
、 何かを考えている。   この小さな人は、きっと、 永遠の世界から贈られて来た奇蹟
。母親のからだの中の太古の海に、誕生した小さな卵。 その小さな粒が魔法の力で、少
しずつ育った。 それは宇宙の大仕事。-----------聞こえてる? その大きなハーモニー。
--------」

     現代の人間は、表現知力は増大したが、内なる自然を忘れた。光 こころ 魂 癒し
    と言っても、その神秘的なる内なる力を忘れた。それを熟知し、警鐘を発する加藤登紀
    子氏は、味わい深い歌を歌う歌手であるとともに、自然農業の拠点たる「鴨川自然王
    国」を運営しておられる。
       公式ブログ http://www.tokiko.com/   


Posted by nakao at 15:55Comments(0)芸術