2010年01月27日

宝石

<<< 宝石 >>>  詩 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                          ライフ&ライブコンサルタント

   58ともなると
      いつやって来るやも知れぬお誘い
         援交ではない
            あの世からの乙女の出張でもない
               社会の窓を開くべきもよおし
                   5階での会議の後
                       1階に着いた途端やって来た
                    ところがないのだ
                 1階にも2階にも3階にも手洗いは
               4階に歩いて上がってやっとオーケイ
             いい運動に感謝
          こんな立派な最先端の大ビルをしてなぜ
      
       いろんな会社を合わせて職員全部より
     コンピューターが多い
   ツーカーで全てを計算してくれる
     計算出来ない所に在るものは
        在ってはいけないかのごとく
           今日 現代文明の狭間を
               鮭の様に遡って
                  しかと見たのだ
                     無駄の中に在る宝石を  


Posted by nakao at 17:12Comments(1)芸術