2010年06月15日

ダンスやで

<ダンスやで>  詩 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

  しみじみ夕陽に染まった
  風の帆なびかせ
  そこにあるべく
  融け込んでいるものよ
  ふと誰かの言葉
  「あのねえ・・・・・・」

  ピアノCD「TAOやかな地球」の「ドビリング」(5分)
  日常会話にせよ何と懐かしく
  限りない音楽であるか
  遠くて近い近くて遠い意味を超え
  震える背びれを抱く
  癒しの音域が
  新たかなヒーリング音楽となって
  詩魂と共に
  あらゆる方位に
  沁み渡る

  波 波 波
  和歌浦の波思い出し
  ダンス ダンス ダンス
  かつての気踏思い出す

  アルバム録音は
  生きたイベントが良い
  ピンスポットではなく全体録音で
  既にある過去の音楽でなく
  今ここで出来た
  魂の滴る凄み!!
  ただし、くれぐれも
  気ずけば拡がっている
  静けさにやけどしないようにね!!

 中尾彰秀 第14ピアノCD 「TAOやかな地球」 
 森羅通信の会出版 定価1000円 60分 14曲

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                   1000円+送料200円
  
  
  


Posted by nakao at 16:57Comments(0)芸術

2010年06月15日

博物館で

<博物館で>  記 中尾彰秀   詩人・ピアニスト・ヒーラー

  あなたの人生を至福にする百の詩集(54)

  「母の家」  池田瑛子詩集  土曜美術社  2000円+税
                   2001年出版 A5版 27篇 104頁

        「博物館で」

<ふと 何かが 囁く ---------- 待っていたのですよ

 太古の森に そよいでいた樹 もっと遙かな日 

 海辺に遊んでいた貝

 ありとあらゆるいのちの 果てしないつらなり 

 魂のふるさとから届く やわらかいひかりが 

 心のなかの忘れられた原野を 呼び覚ましてゆく>

     心の中の原野を、きっちりと持っていると
    この世界は、何と美しく輝いていることか。
    博物館は我々の魂の奥にある。それが故、
    待っていたという呼びかけが聴こえる。
     かつて作られたものでも、既に大自然と
    なったそれらの言葉は、詩であり音楽であ
    る。そして、いつしか我々自身が、そういう
    物となるだろう。


  


Posted by nakao at 14:51Comments(0)芸術