2010年12月10日

和歌山戦後詩史

<和歌山戦後詩史>  記 中尾彰秀      詩人・ピアニスト・ヒーラー

     答えある現今は宿題詩史立ちて

  まことに詩も音楽も面白い。奥が深い。解るためには、
 自らが最先端最新たる創造性を実現していないと批評
 すらもがおぼつかないのである。

  なぜ、当ブログにせよ、当方の詩集出版現20冊、ピア
 ノアルバム出版現15枚にせよ、詩誌「森羅通信」現146
 号そのほか、私の活躍する場があるのかと言えば、宿題
 が見えてしまいなお、当方が答えを実現しているからだ。
 そして、いい宿題を出してくれているので、感謝感激雨あら
 れと言うことなのだ。

  2010年「和歌山戦後詩史」が出版された。
 和歌山詩人協会 編者 山田博・くりすたきじ・中川たつ子
            発行者 岩本健   非売品
 1948年(昭和23年)~2010年(平成22年)
 145頁にわたって記された詩史には、一部私のことも記され
 とても懐かしく読むことができる。記録の重要性を感じさせら
 れる。こしたんたんと和歌山に於ける詩は、生きている。
  しかし、過去ばかりである。史だから当たり前だと怒られそう
 だが。史であろうと何であろうと、我々が生きているのは、現在
 である。現在と未来の答えはこれだ!!
      http://earthpoemproject.ikora.tv/  


Posted by nakao at 18:18Comments(0)芸術

2010年12月10日

詩を朗読する詩人の会”風”

<詩を朗読する詩人の会”風”>  記 中尾彰秀     詩人ピアニストヒーラー

  2010年12月19日(日) 午後5時~7時
  第418回  ゲスト・三浦千賀子さん
  場所 喫茶「スワン」 ℡066-624-4337
               大阪天王寺近鉄百貨店南50メートル
               あべのちんちんちん電車通り
  参加一人1000円 ワンドリンク付き
  後半持ち寄りの詩朗読が出来ます
  ゲストを中心に様々な批評意見交換をします。
  ベテランも新人も何れもオーケイの楽しい会。
  予約不要、散歩がてら気楽にどうぞ。
  どこの詩団体にも所属せぬ、この会自体が詩上最強最大
  最先端、ジャンルを超えた普遍性実現の現代詩芸術とな
  っている。
  

  (世話人) 左子真由美 堀諭 水口洋治 野島洋光 蔭山辰子
         佐古祐二 近藤麻耶 中尾彰秀 モリグチタカミ
  (世話人代表) 中尾彰秀 641-0041 和歌山市堀止南ノ丁3-19
                   ℡fax 0734227248
  今回のキャッチコピー 「様々の生き様の語りは、率直で瑞々しく、
                これからの人生を納得して生きていく為の
                気付きと勇気を与えてくれる。」(記 中尾彰秀)

 <       「海」

 「海を想う さえぎるもののない青の中で ただ一点となって たゆたうこと
  海を想う 小さな船先の 水平線に 向かって進むこと
  海を想う 若き父に誘われて 初めて入った海 父の両手が 頼もしかった
  海を想う 夜光性プランクトンを そおっと両手で掬ってみた 青春の日
  海を想う 海岸に残された 夢の形見 走り抜ける 小蟹の影
  海を想う 寄せ来る波の音を いつか 私の葬送の曲に したいものだと」

       三浦千賀子詩集 「自分のことばで」 清風堂書店1428円+税

  海を目の当たりに、海は教えてくれる。人間の生き様の奥域に在る無限の
 静けさ。思念や考察を突き抜けた、人間の力を遙かに超えた本質がそれ。
 何れにせよ、実に多くの体験あるいは体験談があって、初めて海は海のこと
 ばで語りかけてくるのだ。そして、気付かされる、このお話のごとき詩は、読
 者を不思議に落ち着かせることに。自分自身を取り戻すべく納得させ、生きる
 力を与えることに。それは一体なぜだろう。>
          fax専用詩誌「EARTHPOEM」110号より
                  


Posted by nakao at 17:35Comments(0)芸術