2012年02月14日

薔薇の宇宙(3)

<薔薇の宇宙(3)> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 中尾彰秀第20ピアノCD 「薔薇の宇宙」の後半
 (6)~(12)の使用ピアノである
 キャピタル アトラスは
 前者はアメリカ製 後者はドイツ部品の日本製
 何れも50年程前のもの
 
 その美しきぶ厚い哀愁の音色は
 CDより生音の方が良いが
 古いピアノは何故
 音が深いのであろうか
 良くない素材でいい音を出す現代の技術ならぬ
 いい素材で実直にいい音を出すところの
 昔のピアノ技術が光るのだ
 
 人間の潜在にある深い森
 そこに佇んでから
 じんわり滲み出る優しさ
 果てしない青空は
 無数の小鳥の瞳に映り
 林も山脈も雪を冠したまま
 湖の面にゆらり映り
 ああ何といっても
 この空気の透明なおいしさ
 私の魂に地球は
 暑い懐を目一杯拡げ
 もう十分歩いたでしょう
 昼寝でもしたらと囁く
 よしここらで一つ
 茜色の落ち葉を丸めて・・・

 (6) 歩くことⅠ (7) 歩くことⅡ
 (8) 歩くことⅢ (9) 歩くことⅣ
 (10) 背後のもの (11) 輝くもの (12) 梵我一如

 中尾彰秀第20ピアノCD 「薔薇の宇宙」 13曲60分
 
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
              定価1000円+送料200円
   


Posted by nakao at 18:39Comments(0)piano