2013年05月13日

創造性[2]

<創造性(2)> 詩 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 教科書はうそです
 という先生に
 巡り合わなかったので
 やむなく自ら見出した創造性
 先生とは
 内なる宇宙・大自然
 奇想天外の愛称にせよ
 却って今では
 感謝している  


Posted by nakao at 16:49Comments(0)芸術

2013年05月13日

創造性(1)

<創造性(1)> 詩 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 交流 交流 交流
 電気のごとく交流と
 まくしたてるお祭り
 思わず背筋が
 寒くなる
 少人数参加でも
 オリジナルの創造性なら
 心は暖かくなる  


Posted by nakao at 16:40Comments(0)芸術

2013年05月13日

新聞記事

<新聞記事> 詩 中尾彰秀                   詩人・ピアニスト・ヒーラー

 人を侮る
 人々をなめる
 国民を偽る
 政治のその状態を 
 しかと目撃できる
 新聞記事  


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2013年05月13日

宇宙の車輪

<宇宙の車輪> 詩 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何がしかの
 詩に関するイベントを
 終えてみると
 ほっとする
 ほっとすると同時に
 次の新たな詩が
 浮かんでくるのは
 なぜだろう
 詩の磁場が
 とぐろ巻いて襲い来るのか
 むしろ
 目に見えぬ
 宇宙の車輪
 あるに違いない  


Posted by nakao at 16:28Comments(0)芸術

2013年05月13日

希望の不安

<希望の不安> 詩 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 対話
 英雄
 信仰
 名誉
 幸福
 幹部
 青年
 平和
 希望

 杓子定規のごとく
 それらの言葉の並べられた
 新聞を見たことがある
 私は不安に駆られる


  


Posted by nakao at 16:19Comments(0)芸術

2013年05月13日

昭和の声

<昭和の声> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 たぶん思いっきり古いラジオ
 懐かしい落ち着いた美声はアナログ
 大都会の道路情報なのか
 確かに五十年以上前に建てられた
 古いアパートの一角から
 しみじみと  


Posted by nakao at 16:08Comments(0)芸術

2013年05月13日

点いて消える

<点いて消える> 詩 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 一瞬の間に
 点いて消えた
 近所の電気
 私は口を開け
 夜空の星を
 眺めていた  


Posted by nakao at 15:59Comments(0)芸術