2012年06月26日

黄いろの系譜

<黄いろの系譜> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

      「黄いろの系譜」

<万葉びとが愛したのは 寂かな山峡の径をうずめる黄のいろ

 そういえば 死者の魂の鎮まる処を いにしえのひとは黄泉とよんだ
 奥津城の闇を漂よういろは黄のいろ
 そういえば 山野の黄なる山吹は 悲傷の王子に手折られて 
 愛する死者にたむけられた花だった

 ダケカンバに彩どられた2千米の山肌を 車はぐんぐん登っていく
 車窓に顔をくっつけダケカンバの 黄いろにそめられたぼくらは
 だれももう口をひらくものもなく 沈黙のままにゆれている
 まるで水底の死者のように>

     苗村和正詩集 「歳月という兎」 編集工房ノア 2000円+税より

    なるほど、古人は上手く言ったもの
    「黄泉」とは黄色

    最近は黄色の
    車 服 靴下 下着 家 ・・・・・
    ほらほらいくらでも
    黄色は運勢が良くなるらしい
    20数年前黄色は
    電磁波をカットするという人があらわれ
    本まで出していたが・・・・
    黄色原人と称し
    全身黄色に塗って道端に立つ
    現代美術パフォーマンスが
    30年前にあった
    豊中在住のH氏はまだ健在だろうか
    和歌山市木本の黄色の家の人は
    いい人ばかりたくさん来るようになった
    とかつて言っておられた

    何れにせよ
    深い感謝を持ちつつ
    人生を送っていると
    歳月は満月のごとく
    優しく輝き兎は餅を搗く
    至福に至るのだ
    優しく深い月の波動エネルギーは
    強大な癒しパワーを持つ
    それは芸術に限らず
    科学最先端の健康法の
    最大の答えである

    波動水

    ちなみに 2012年
    中尾彰秀第21詩集は
    「月の雫をワイングラスで飲めば」(近刊)
    竹林館 定価2000円+税
         注意 中尾彰秀第10ピアノCDと同名称

    


同じカテゴリー(芸術)の記事
 黄いろの系譜 (2012-06-26 15:01)

Posted by nakao at 15:01│Comments(0)芸術
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。