2013年09月17日

嵐の後

<嵐の後> 詩 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 嵐の後の陽は
 なぜこうも
 やさしい

 強風も豪雨も深闇も
 熟知している
 ひかりだから

 有と無
 白と黒
 赤と黒
 生と死
 愛と憎
 大と小
 当たり前と奇跡
 瞬間と永遠
 零と無限

 何ものであろうと
 この世のものは全て
 相反するものを
 自らに含んでいるから
 相反するものによって
 自らを組成しているのが
 真実だから

 嵐の後の陽は
 かくも
 伸び伸びしている
 



Posted by nakao at 17:13│Comments(0)芸術
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