2013年10月09日

学ぶ

<学ぶ> 詩 中尾彰秀                     詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何でもなく
 何でもある
 先生は
 私の奥域
 無限の静けさなめした
 椅子のごときものに
 朝昼夜となく
 常に鎮座している

 時空超えメガネで見ると
 先生の風貌は
 風であり
 海であり
 山であり
 宇宙だ

 感謝の気持ちで
 教えを請うなら
 私はここに居ながら
 遥かなところに透き通って
 原初の空気に
 包まれていることに
 はたと気付く
 この世のあらゆるものは
 愛により成り立ち
 本質は光である

 私は私に日々驚く
 既に世界は深く成就され
 既に私はそれを知っていることに
 またしても驚きながら
 生きることは
 日々自らを
 学ぶこと

 ひとしずく銀河染み入る秋葉かな

 時空超え黄色の蝶のピアノ弾く



Posted by nakao at 16:13│Comments(0)芸術
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