2009年07月08日

きのくに詩集(1)

{{{ きのくに詩集(1) }}}     アンソロジー

 きのくに-------- 木のくに、気のくに、紀のくに。何と、すばらしい。すばらしいだけに、
津々浦々使われ過ぎ、言葉から気が抜けてと、おっしゃる方も居るが、それは大間違い
。気は減りません。それは宇宙だから。このすばらしいアンソロジーに、21名の詩人が
集まった。
 まずは、表紙絵。堀諭さんありがとうございます。橋を夕陽がゆっくり沈んでいくスケッ
チ。我々人間を導いてくれている自然なるものが、ほんのりと描かれている。

(投稿者と作品名) かとうじゅんいちろう<ティーポットに> 堀諭<過ぎる風b> きし
もとかなお<熊野灘・初日の出> 山口格郎<「周期的」な ひととき> 中川たつ子<
ドラエモンの凧> 安田風人<見えない線><理想の自分><ヒーロー><恩返し>
<正義><泳ぎ><願い> 晴明太<ショートホープ> 左子真由美<月のひかりに>
<詩は> 尾崎まこと<思い出の歌> 蔭山辰子<水仙><くしゃみの元凶><ふた子
ちゃん> 山田博<忘れる> 南村長治<限界> 細川治男<ことば 遠い日> 土みゆ
子<南天の実よ><レントよりおそく> 城久道<朝の散歩> 大場百合子<まえぶれ>
 倉田昌紀<黒い紀伊半島> 岡本清周<銀河より/旅の途上> 岩本健<死んでいく>
中尾彰秀<どどどどどういうわけか>

 なお、山口格郎氏は故人となられました。つつしんでご冥福を、お祈りします。

 様々の提案、謎かけ、戸惑い、挑発、平安。詩のテーマは多くあるものの、煎じつめると、
自然をいかに自分に取り入れるかが答えとなっている。答えを解ってそれを生きる。詩であ
ろうと、音楽であろうと、何であろうとそういうものが後に残る本物。答えに至らぬ腹いせに
滅びにまっしぐらは、さもしい。物的次元に止まるさもしい文学よさらば。

きのくに詩人会代表 城久道     きのくに詩人会事務局 中尾彰秀

<きのくに詩集(1)>購入法  郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                                   (おお供養世に苦労多し)
                          定価500円+送料100円  


Posted by nakao at 16:15Comments(0)芸術