2012年03月08日

クリスマスのゆめ

<クリスマスのゆめ> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

    銀河詩手帖 251号  発行人 近藤摩耶

    「クリスマスのゆめ」   村野由樹

 <恐竜やブタが頭の上を飛ぶ ボーンボーンと弾むアヒル
  のんびり歩く亀 子供 サンタクロース ピーターパン
  は 行き過ぎ たくさん星は 高く低く またたく

  冬の初めに散歩をする 根が地面から出ている樹 太陽が
  射し ちいさな紅葉のモミジが 枝いっぱいに広がる にぎや
  かな人だかり ピラカンサの赤い実がたわわに重くなる頃
  ジャズオルガンが弾くクリスマスソングは 願うと いつか叶う
  という

    「星に願いを」 >

       遊園地にあるおもちゃ動物は
       日常世界になぜないのか
       単なる想像の産物ではない
       この世界は奥深く
       あり得ないものがいくらでもあることを
       教えてくれているのだ
       日常に見えないだけのことだ

       ちなみにこの星
       無数の星
       星は無数の音楽の旋律であり
       星は無数の詩の言葉のきらめきであり
       苦しみや悲しみを吸い取ってくれる
       浄化点であり
       未来を示唆してくれる占い星であり
       一つポケットに入れておくと暖かいし
       星に願いを託すのも良い
       星は自らの潜在エネルギー

       日常に夢の具体を見出す
       本物の夢の手助けをしてくれる
       星☆☆☆☆
       メリークリスマス

       
         


Posted by nakao at 18:44Comments(0)芸術