2014年05月20日

奇跡のライブ

<奇跡のライブ> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 奇跡とは
 あり得ないことがあること
 有りにくいことがあること
 他には絶対ない価値あること

 人間の生き方を
 突き詰めていくこと
 表現主義なる美しおもろ表現よ
 さようなら

 2014年6月8日(日) 午後2時~4時
 イベント名称 「EARTHPOEMPROJECT第22回」
 「TOY BOX」 和歌山市新生町 イズミヤ北隣
 ヤマハグランドピアノあり ユーストリーム世界同時放映!!
 電話 073-423-3139 入場・1500円コーヒー付き
 主催 EARTHPOEMPROJECT 代表 中尾彰秀
 電話fax 073-422-7248  定員30名 受付当日

 出演 武西良和  詩人 2002年「更科源蔵文学賞」受賞
                詩集「水中かくれんぼ」「わが村 高畑」「プロフェッショナル」
                「てつがくの犬」他。個人詩誌「ぽとり」
             国際的に活躍している有名な詩人。朗読は常に大胆にはっきりと
             説得力がある。またリアリティー溢れる。

     岡崎能也  シンガーソングライター、ギター&歌  「戦うおやじの応援団」
             各地に出没出演活躍。聴き覚えある懐かしいメロディーを独自に
             作曲もし、作詞もあいまって、和歌山の名物音楽家である。

     水沢碧  詩人 詩集「魚眼レンズ」「夜のまぶた」 力を抜いた朗読は常に、今
           ここに生きる世界を半ば醒めながら、なお忘れられた不思議な感性を
           取り戻しつつ日常を楽しんでいるのだ。

     ゆるりら 箏(琴) 久保利文音 筑紫会箏曲教授
           尺八  川端萌宇山 都山流尺八大師範

        箏と尺八のデュオ  どなたもどこかで聴き覚えがありそうな大大的な活躍である
        万葉館観月会、紀伊風土記の丘、楠見東小学校、粟でのミニコンサート、カイロセ
        ラピーにて、地域通貨わかの会交流会、和歌山城での路上ライブ、お寺でのチャリ
        ティーコンサート、FMバナナ、他。現代的な演奏も好んでやっておられるので、当日
        はまた楽しみである

     上田清  詩人 詩誌「新怪魚」のメンバー。 いわゆるリアリズムを魂の次元にひっくり
           返して吟味された詩語が、静かに響き渡るのだ。

     中川たつ子 詩人 詩誌「新怪魚」同人。 詩集「中川たつ子日本詩人叢書」
             日々の暮らしの心の奥の情念を見出して、癒しの方角に料理するその上手さ
             は絶品である。重力をいなす言葉の浮力。

     吉村郁美  ピアニスト アルバム「珠玉のショパンを紡ぐ」
             クラシックを中心に様々な曲を弾きこなしていく。上手さが際立ってきている。   
             いわゆる上質なライブ感覚を醸し出しているのはさすがである。音楽は世界共
             通なのである。

     中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー  関西詩人協会運営委員、「詩を朗読する詩人の会
             ”風”」世話人代表、EARTHPOEMPROJECT主催。既刊詩集21冊、既刊ピアノ
             CD27枚。詩誌「森羅通信」「風の波動」「詩音講座」「EARTHPOEM」。
             詩の傾向はシュールなリアリズムを魂に響かせること。ピアノの傾向は、即興で
             魂とともに躍動する波動演奏。その場で作曲し既に800となっている。詩朗読との
             セッションは多くの詩人達と実施しソロ以外にも多多CD化し好評発売している。
             最新作CD「ポエムタイムトラベル」「ポエムタイムトラベル続」「五音聖地」。
             第20詩集「静かな背ビレ」、第21詩集「月の雫をワイングラスで飲めば」。



   


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2014年05月19日

辻田武美詩集

<辻田武美詩集> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(86)

 「道すがら想いはひろがる」  辻田武美詩集 葦工房 2014年 A5版 24篇 100頁 1500円

       人生のどんな場面であろうとも
       エスプリが光る。生きるということは
       世界を愛で照らすこと。そもそも存在は
       愛という理由によって、この世で在り得ている。
       一般性を超えた内なるものが
       人生の課題として残る。

       「無へ至る暗示」

<ある日の夜分どこからか タヌキバヤシが聞えてきて おのずからリズムへ乗ってしまい
 ココロをほぐした

 生きていくには どうしてもゆめが要る ココロに雲の様に湧いてくる ユメのなかから
 何かを決めなければならない 雑踏を通りぬけた後 ある夢の出発点はAIの5だと
 教えてくれた人は 神神しく見えた

 アスファルトの道を過ぎると ゆけどもゆけども 石段ばかりつずいて 足と膝へ衝撃が走った

 立ち止まった所は深い森の前の 薄暗い谷間である 冷えており鬱蒼としており ほそい瀧が
 一筋流れ落ちている

 ココロはしだいにとどまり 無の境地へさしかかった 冥土の全てが霧散した時点で 誰の目にも
 見えない純粋の 無の銀河がしんしんと ひろがっているはずである>  


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2014年05月19日

結界

<結界> 詩 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 四隅に結界を張る
 私は小心だから
 魂の安全を図るため

 どこもかしこも
 この地球は中心だから
 神聖なエネルギーに包まれている
 でも
 得意不得意強い弱いは
 あるもので
 感謝の意念を
 深めながらも
 高次元の助け得て

 あ 今 光差込めて
 静けさが風となって
 微笑みが感じられる
 くっきりと中空に無限の掌が見える

 中心に 瞑想 気功 レイキ(宇宙一体波動エネルギーに直に抱かれる)
 東北に ピアノインプロヴィゼイション(既刊アルバム26枚)
 西北に インターネットブログ詩誌(http://earthpoemproject.ikora.tv/)
 西南に 詩集(既刊21冊)
 東南に 詩誌(森羅通信・風の波動・EARTHPOEM・詩音講座)
 中心の奥の宮殿の座椅子には
 関西詩人協会と「詩を朗読する詩人の会”風”」と
 「EARTHPOEMPROJECT」(イベント)  


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2014年05月17日

宮川明子詩集

<宮川明子詩集> 記 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(85)

 「物語N」 宮川明子詩集 1975年 深夜叢書社 定価1500円 72頁 10篇

     銀色の装丁。青色の活字。挿絵はギリシャ神話のような。   
     詩群は面白い提案である。
     情念の酔いにさめざめと酔う。
     あるいは言葉の自家中毒。
     この詩集が40年経て、
     何故当方にあるのか
     知らないし覚えていない
     それ自体が、ミステリアスである。

     曖昧な悲しさに浸る提案は
     年数を経て
     発酵し、癒しなる高次元に至るのを
     いくつもいくつも
     私は知っている。

     詩集とは
     書かれた時点では
     まだ
     感情に止まる
     赤子なのだ。

     「青空」

<記憶のなかの素晴しい青空を求めて 何故ならその青空はうずくように
 解き放たれた思いを映しているからだが 私は一日 旅立つのである
 それにしても空の青よ いまはわずかにおまえだけが 私を心躍らせる
 それは私の不自由の中に 深く広く切り取られて 向こうへ抜ける為の
 穴でもあるかのようである

 なつかしく 心迫るその青は だがあくまでも静かに そそり立てつつも
 限りなく 安堵の思いをもたらして・・・・

 その非情なる沈黙に その無限なる有限に そのあまりに美しい青の
 ゆえに 私はやがて泣くくだろう ・・・・>  


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2014年05月17日

大掛史子詩集

<大掛史子詩集> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集[84]

 「花菖蒲」 大掛史子詩集 2003年 本多企画 2000円+税 A5版 124頁 20篇

       美しき抒情は哀しみを孕んで増長する。
       言葉はかくも余韻を持つのだ。
       余韻に溺れながら美を鷲掴みに
       音楽奏で静かに踊りながら。
       そして 何よりも悶えながら。

           「序」

<花のくにから ただひともと遣わされた 気高くもみずみずしいもの 内ふかい旅がはじまる
 ふたたび青い花芯の奥へと ことばはひるみ ことばはまどう いかにうたおうか いのちみつる
 青を どれほど深めてかえしたらいい 花のくにへ>

           「春の裸形」

<いま陽光から生み落とされたのだろう ほっそりと浄らかな裸身が 萌えはじめた草の上にある
 護り手のように枝を広げた重い木立と はるかな奥行きをみせるみどりの原野の手前 仰向けに 
 右肱を立て 左腕はゆるやかに虚空をさぐり 固い乳房は陽の戯れにも恥じらいおののく 草に
 流れた金色の巻毛の中の 柔らかなうなじと意志を持つ唇は まっすぐに空に向けられた目ざし
 と共に 天への畏れにみちて疎ましく ・・・・・

 物語はいつ始まるのだろう・・・・・・・・やがて白い幻影の手に引き渡される日を 移ろいやまぬ
 相貌の一瞬の煌めきにも似て 甘美である筈の約束の物語は・・・・・」
    


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2014年05月15日

てつがくの犬

<てつがくの犬> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(83)

 「てつがくの犬」 武西良和詩集 土曜美術社 2014年 1800円+税 A5版 30篇 100頁

        全編犬に関する詩。
        自らが犬であったり、狛犬を観察したり、
        過去の思い出であったり野良犬、夕暮れ犬
        泥犬、草犬、犬の影、果ては「犬のおまわりさん」。
        そのどれをとってもユニークで、納得できる寂しさを   
        抱えている。

        確かに、飼われ犬であっても、哲学者のような顔つきの
        犬は多い。人間の持つ何かの情念を受け継いでいるの
        だろうか。

             「春の絵の具」

<緑色を水でとかして しっぽの毛でふりまくと春が ささやきはじめるだろう

 川の水はまだ 冷たく 重い

 木の枝にポツポッと置かれた絵の具は 明るい光の中ですぐに乾き 緑の水をほしがる

 緑が濃くなり急速に春が 夏に向かっていく 色を置くたびに早春の水音が -----シーッ。
 と言って遠ざけようとする

 川の堤の水たまりで 泳いでいる水鳥たちが 絵筆になろうと羽を洗いはじめる

 岩蔭にいる水鳥たちは 寒さに閉じ込められたまま羽を広げられず 乾く緑を知らない

 ぼくは絵筆をふりながらぐいぐい

 鼻が急がす  -----薄い春を 濃くしようぜ。>  


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2014年05月15日

「詩人の輪」通信

<「詩人の輪」通信> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(82)

 「詩人の輪」通信 38号 2013年9月1日 編集発行 九条の会・詩人の輪

       「浜通りから」      青木みつお

<相双地区には九つの高校がある
 原発から二十キロ圏内の人の多くが
 家族がばらばらになった
 家があっても家に帰れない
 津波に遭った鹿島地区は田植えをしていない
 補償金をもらっても仕事がない
 教えた生徒の幾人かは東電の現場で働いている
 下請け会社にも勤めている
 東電のゲイトの内側
 若者の誇りと努力はどうなっているか
 原発のことは授業では話していない
 大貫昭子先生は社会科の教師なのだ
 先生は伝えたいことを一心に圧縮している
 圧縮しきれないものについて
 わたしは考える
 「どんな逆境にも負けない強い人間」のことを>

      原発事故の後処理はまだまだ終わっていない。
      何年かかるのか分からない。
      それが終わらずして、再稼働も新築も輸出も
      あり得ないあってはならないことだ。
      違法だと言いたいが、法を超えて
      めちゃくちゃなのである。

      嘘政治家に騙されない強い心の人間よ
      逆境とは我々人間が試されているのか
      高い次元からの試験のごとく
      物欲経済成長主義者に厳しい試験を
      与え落第させてください
      愛と平和と普通が必要なのだ。
   


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2014年05月13日

風の波動24

<風の波動(24)> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

       ------重要な30の設問------

 さてそれではここに、30の設問を並べます。
 あなたはいくつ知っているでしょう。
 詳細は中尾彰秀が発行する様々の媒体を読めば、
 容易に解ります。
 そもそも、頭が良くて何でも解っていると思っている御人でも
 実は、深い本質の理解が欠けています。
 嫌顔にもそれを悟っていただく為の設問です。

 何れにせよ、宇宙・世界の真実の答えは
 自らの中にあります。
 色即是色 空即是色
 森羅万象の本質は自らの内に等しく
 あるからです。

 (1) 医食同源
 (2) 梵我一如
 (3) 詩集「呼吸のソムリエ」
 (4) 気功
 (5) レイキ
 (6) 瞑想
 (7) ポエムヒーリングピアノインプロヴィゼイション
 (8) 詩集「ダイダラボッチ散歩クラブ」
 (9) ピアノCD「TAOやかな地球」
 (10) ピアノCD「ドビリング-----生命の環-----」
 (11) 「月の雫をワイングラスで飲めば」(同名のピアノCDと詩集があり
     何れも中尾彰秀の作)
 (12) ピアノCD「哀愁の140年」
 (13) ピアノCD「聖なる木」
 (14) ピアノCD「アランフェスの鼓童」
 (15) 波動癒し音域とは何か
 (16) 詩集「レディナダ」
 (17) リニア新幹線は詐欺である
 (18) 「ガイア通信」
 (19) 詩・音楽に於ける黄金律
 (20) 詩集「静かな背ビレ」 
 (21) 波動水
 (22) 18歳選挙権よりも、在日外国人に選挙権を
 (23) 議員の給与は一般公務員並みにせよ
 (24) 小泉文夫
 (25) 往住雅司
 (26) セッションとコラボは大違い 
 (27) 交流イベントと創造的イベントは全く違う
 (28) 詩集「龍の風」
 (29) 「詩を朗読する詩人の会”風”」
 (30) 「関西詩人協会」
 (31) ピアノCD「ポエムタイムトラベル」「ポエムタイムトラベル(続)」
 (32) 詩集「うちゅういち」
 (33) 詩集「やあ」
 (34) 詩集「竜の落とし子」
 (35) ピアノCD「ROAD OF ANGEL」
 (36) ピアノCD+小詩集「EARTHPOEM-----おれんじゆう-----」
 (37) 詩集「舞粥」
 (38) 詩集「何事もなかったかのように」
 (39) ピアノCD「夜明けの砂浜で地球の背ビレを」
 (40) ピアノCD「薔薇の宇宙」
 (41) ピアノCD「レクイエム2011」
 (42) ピアノCD「みなもとのヨッシィー」
 (43) ピアノCD「黄色の囁き」
 (44) ピアノCD「まつむしおんど」
 (45) ピアノCD「つきのしずく」
 (46) 詩集「気踏歌」
 (47) 詩集+ピアノCD「えくしいね----うちゅうの冬昼寝-----」
 (48) 詩集「NUDE TAO HOUSE」
 (49) 詩誌「風の波動」
 (50) 詩誌「森羅通信」

 申し訳ございませんが30のつもりが
 悪乗りして、50となりました。こういう乗りを
 若者に真似していただきたい。
 実は、これでもかとあるんだわさと!!
 まだ何か抜けている気がします
 笑って許していただきたいのです。

   


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2014年05月12日

津坂治男詩集

<津坂治男詩集> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(81)

 「津坂治男詩集」 日本詩人叢書 近文社 1989年 定価1000円

      戦争という
      極端な体験が
      正しくカルマとして
      日本人の魂に残る。
      確かにそれを
      ブラックホールと
      言えなくもない。
      しかし忘れてならないのは
      高度経済成長は
      自然破壊と共に
      業欲という
      心のブラックホールを
      持たらしたということ。
        
      現在の日本の政治の長が
      過去のかくなる幻想を持って
      一部のシステムにに儲けさせ
      税金の無駄使いそのままに
      であるならばそれは
      日本のみならず
      世界の不幸である

      どうやら
      深くも要領得て
      表現の妙あるクリアな次元
      この詩人は禅の心得が
      あるようだ。

      「ブラックホール」

<冬の夕暮れだった お使いから帰る僕と弟の真上を 柿色の火の玉が飛んだ
 墓場のある 西の 松木立をすり抜けて おたまじゃくしの尻尾を引きずりながら
 日本は戦争に負けかけていた 兄も火の雨の中で戦っていた 去年松の木に懸
 った扇たこを取ろうとして 電線に触れ 落ちて死んだ 武夫の魂やと 弟が震えた
 埋葬した死体の脳や脊髄から出た燐がかたまり発火したんさ と断定しかけて 僕
 もびっくり 気温は五度もない十二月末 そんな二人を文字通り尻目に しばらく目
 の前で一服したあと 東の寺越しに舞いつつ消えた そういえば武夫がよじのぼっ
 たのもあの寺の木 飛び方も 扇タコみたいに ふわふわふわっ と・・・・・

 あくる夏 町全体に火が降りかかって 木も寺も地の下の死者まで燃えた・・・・・・
 繁栄という 世界を圧しならす所業の中で 五百キロ向こうの弟も見ているか あの
 火の玉の乱舞扇タコの夢をとうに焼き尽して 広がる世紀末のブラックホールを・・・・>  


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2014年05月12日

誤解の無視

<誤解の無視> 記 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 誤解は
 理解の前段階と言ったのは
 工作社の松岡正剛氏
 しかし実際には
 一生涯前段階をたむろする御方が多い
 誤解は放置してはならない
 かと言って
 無理に説得しようとしてはならない
 無視しておけば良い
 放置と無視は意味が違う
 誤解者は資料や情報を得て
 いつしか来世にでも
 理解に至るだろう
 もちろん誤解者の周辺には
 同じ誤解をしたままの
 学校のお勉強レベル
 感情レベル物欲レベル理知レベルが
 人間関係の固い砦を作っているが

 無視しておきましょうね

 この世界のあらゆるものは
 愛という理由によって存在し
 何らかの形・縁で結び付いている
 それら一切理解把握出来るのは
 宇宙一体波動癒しエネルギーである

 {資料} 中尾彰秀詩集21冊-------詩界の革命
      中尾彰秀ピアノCD26枚-------インプロヴィゼイションこそ本物の音楽
       詩誌「森羅通信」152----------各詩誌は解らない人に解らせる為かなり
         「EARTHPOEM」「風の波動」             くだいている
         「中尾彰秀詩音講座」  


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2014年05月11日

キリンに乗って

<キリンに乗って> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(81)

 「キリンに乗って」 やまもとなおこ童話集(絵・かまくらまい) 竹林館 2014年 52頁 定価1200円+税

       「宇宙の音楽会」とはどんなものだろう。
       ジャズかロックかクラシックか歌謡曲かフォークか
       そのどれにもあてはまらないヒーリングである。
       いかなる音楽も天あるいは宇宙(内なる)からやって来た、
       神がかりのヒーリングであったのだ。
       それをコピーして覚えるから、ジャンルに分かれる。
       技術に走る。作曲したときは、即興なのだ。
       ガチガチにお勉強して出来た偽物
       クラシックが偉いとお思いの方々よ、それすら全て実は
       出来た時は即興だったのだ。巨匠と同じく、全曲即興で
       800曲作曲し、27アルバム出版した奇跡の詩人ピアニスト
       中尾彰秀が断言いたします。
       天才詩人、山本なおこが童心で夢見る音楽は、
       ジャンルに分けられる前の   
       無数の動物生物の大自然の奏でる
       魂の音楽である。

       シュタイナーは言う。9歳までは誰でも宇宙一体の
       ひらめきがあると。ところが、欧米的理知に走る腐敗
       教育によって、がんじがらめの記憶力だけの秀才が
       出来上がる。英才教育が何だ、なめるなよ!!
       現代では常識的に魂の癒しを取り戻すべく、気功・レイキ
       瞑想・ヨガその他が、全国各地で行われている。
       当方の主催するEARTHPOEMPROJECTも
       詩・音楽の創造に限らずそれらを含んでいる。
       本物はかくあるべし。

       でな事で、いきなり反転いたした詩評ですが、
       大好きなキリンちゃんがやって来てくれて、
       背に乗せてもらって空を飛んで   
       宇宙の音楽会に行くというストーリー。
       絵も美しく詩も美しく。

       <・・・・・おじいさんは、キリンの小さな角にもふうわりと花わをのせました。
       キリンがうれしそうにうなずくや、おじいさんはまたしても、パチリと目をとじま
       した。キリンとおじいさんは、前からのなかのいいともだちのようでした。
       「きっといいことがあるよ。楽しみにしておいで」
       おじいさんはもう一度サチコに言うと、なみ木道をずんずん歩いていきました。
       「ね、キリンさん。おじいさんはどうしてお金をとらないの?」 「ここではお金は
       ちっともひつようではありません。おじいさんはあなたのえがおを目にうつしこ
       んでおいて、・・・・・・>  


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2014年05月11日

田川紀久雄詩集

<田川紀久雄詩集> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(80)

 「聲を求めて-----詩語り論-----」 田川紀久雄詩集 鹿林書房 2014年 定価2000円 A5版 19篇 88頁

       なるほどとうなずかされる詩群。
       それは新しい文体や微妙な創造的詩や強烈な世界観ではない。
       発せられるであろう肉発的な言葉だ。
       知的分析によって実存の孤独を彷徨うのでなく
       直接的に神秘をも内に取り込む感性。
       大まかな表現は却って、効を奏している。
       そもそも詩はみーちゃんはーちゃん大好き綺麗事であってはならない。
       生々しい単純な深さを世の書き言葉詩は忘れている。
       世の詩賞も腐敗の一本道まっしぐら。

       「聲のいのちに」

<聲はテキストによって支えられている テキストは聲によって活かされる 聲の中には神様が
 宿っている 神様の言うことを率直に聴かなくてはいけない まず身体を清めてからテキストに
 一礼をする 言葉にも命が宿っている 私が求めてきた詩語りとは何であったのか 聴き手に
 新たな生命を与えることではなかったのでは 祈りの儀式のようなもの つねにいのちそのも
 のを感じさせたい いのちとの交信が詩語りでもある ・・・・・・

 言葉の奥に秘められている本当の言葉を求めて 聲が発せられる それはいのちのひかりで
 もある 本当の幸福が もしかしたらこの聲のいのちにあるのかもしれない 書かれた言葉の
 中ではなく 視えない言葉に向かって 命懸けで求めることによってしか 手に入れることの
 出来ない世界 きっと語りの聲の中に秘められている・・・・・>  


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2014年05月09日

EPP6.8ライブ

<EPP6.8ライブ> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 ライブと言えば
 ライブハウスで
 人の曲を著作権無視して
 上手く奏じてなんぼの
 ライブですが
 何の何の
 当「EARTHPOEMPROJECT」は 
 巷のそんなものとは
 異次元なのだ
 人間の生き方を思想を哲学を
 参加の方々と一緒に考える
 ほんまもんのライブだ
 ただの上手い音楽ならば
 どこへでも他へ行きなはれ
 上手いだけでなく、天降りの奇跡の
 即興ピアノもありまっせ
 美しいばかりの腐った詩なら
 メジャーな放送でも見てなさい
 味のあるオリジナルの詩朗読わんさと
 ひしめいて花ひらく!!
 日本崩壊直前の悪政の時代にあって
 いかに生き抜いていくか
 その答えを命懸けで背負って
 ずーとやり続けている
 世界遺産以上の価値ある
 イベントである!!
 
 
 {開催日時} 2014年6月8日(日) 午後2~4時

 {テーマ・主旨} 愛と平和の魂とは、日々の奇跡と至福に
           今ここにありながら気付くこと。関西を中心に
           活躍中の詩人や音楽家に出演いただき
           今回で第22となる。詩と音楽の創造を実践。
           交流会とは一線引く。
 名称  「EARTHPOEMPROJECT第22回」
 主催  「EARTHPOEMPROJECT」主宰 中尾彰秀
          641-0041 和歌山市堀止南ノ丁3-19
          電話・fax 073-422-7248
 開催場所  「TOYBOX」  640 和歌山市新生町6-26
          ℡ 0734233139 スーパーイズミヤ南隣
          JR和歌山駅の南西・南海和歌山市駅の南東
 入場料  1500円 コーヒー付き
 * 当日は書店には置いていない詩集やピアノCD販売いたします。

 {出演者} 武西良和 詩人 2002年「更科源蔵文学賞」受賞、詩集「わが村高畑」
                   「水中かくれんぼ」「プロフェッショナル」「てつがくの犬」
                   詩誌「ぽとり」 関西詩人協会会員
        岡崎能也 シンガーソングライター ギター&歌 「戦うおやじの応援団」
        
        水沢碧 詩人 詩集「魚眼レンズ」「夜のまぶた」

        ゆるりら 箏(琴) 久保利文音 筑紫会箏曲教授
              尺八  川端萌宇山 都山流尺八大師範

        上田清 詩人 「新怪魚」同人

        中川たつ子 詩人 「新怪魚」同人 日本詩人叢書「中川たつ子詩集」

        吉村郁美 ピアニスト CD「珠玉のショパンを紡ぐ」

        中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー 関西詩人協会運営委員、「詩を朗読する
              詩人の会”風”」世話人代表、「EARTHPOEMPROJECT」主催。
              2007年「EARTHPOEM賞」受賞。詩誌「森羅通信」、詩集「やあ」「月
              の雫をワイングラスで飲めば」「何事もなかったかのように」「龍の風」「
              レディナダ」「呼吸のソムリエ」「家幻記」「うちゅういち」「竜の落とし子」
              「ダイダラボッチ散歩クラブ」「気踏歌」「静かな背ビレ」他。ピアノCD「聖
              なる木」「薔薇の宇宙」「つきのしずく」「まつむしおんど」「Shall we da
              nce in the moon」「ポエムタイムトラベル」「黄色の囁き」 他。

       なお時間の許す限り、飛び入り出演大歓迎!!
       詩人の方でピアノセッション希望の方には、
       その場で中尾彰秀が即興で演奏いたします。


   


Posted by nakao at 17:44Comments(0)

2014年05月09日

期待されないこと

<期待されないこと> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 期待されることを
 がんばってやるのは
 ただのバカだ
 誰にも期待されない
 予想だにされない
 創造的な境地を
 開拓してやり遂げるのだ

 若いころ私は陸上部で
 百メートルをやっと十五秒切って
 喜んだが何の何の
 今ここに居ながら
 一瞬地球一回りして
 
 元のここにいる

 大木の樹液の司る妖精の境地で
 波動癒しエネルギーの
 ピアノインプロヴィゼイションと
 宇宙一体の魂の詩作
 やりながら
   


Posted by nakao at 16:13Comments(0)

2014年05月08日

お前は既に食べている

<お前は既に食べている> 詩 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 京極にあった
 居酒屋の看板
 
 既に食べていたら
 入らなくていいのに
 絶対矛盾を突き付けて
 意欲をそそる
 すれすれ商法
 
 客が入るや否や
 アチョーとやるのだろうか
 
 前生で既に食べているから
 今生でまた食べたくなる
 まあそんなところか  


Posted by nakao at 16:49Comments(0)

2014年05月08日

即興音楽と詩

<即興音楽と詩> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 即興音楽とは
 どんな初音からも
 ひらめいた旋律を
 奏じること

 詩とは
 どんな生き場からも
 美しい癒しの心を
 現わすこと

 両者はまったく等しく
 片方ということは
 あり得ない

 いかなる既成の
 立派な詩も音楽も
 実はとうに死んでいる  


Posted by nakao at 16:41Comments(0)

2014年05月08日

海鳴り

<海鳴り> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 一日駆けずり回って
 持ち帰った水筒
 思いの外
 たくさんのお茶が残っていた
 ああもったいない
 玄関の戸を開ける前に
 口を付けるや否や
 聞き逃さなかった
 海鳴り  


Posted by nakao at 16:35Comments(0)

2014年05月07日

瑞木よう詩集

<瑞木よう詩集> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(79)

 「夢見の杖」  瑞木よう詩集 EPOC出版会 2000年 定価2000円 A5版 47篇 105頁

      3度めくると3度ともこのページとなった
      「夢見の杖」 22ページ
      成程このページをこの作を評せよ
      ということか。
      そもそも
      この詩人は
      夢で大地震を予知したのだから
      それに対抗して。

      あの日の早朝
      既に明るい時
      内海を隔てて
      和歌山にもそれは来た
      震度5弱
      一大事だとばかり
      その日は3時間ほど
      休みを取ってから出勤した
      その時点でやっとわかった
      震源地の神戸は
      すさまじいことになっていると。

      「夢見の杖」

<冬の夜 羽毛に抱かれて 眠っていると
 一本の杖が 大地を突き割る 夢を見た

 杖で 穿たれた大地は 大音響とともに壊れ 割れた地面からは
 グリム童話の挿絵で見たような 小悪魔が出てきて
 先が尖って空を向いている ブーツで
 気味の悪い どこか調子のずれたステップで 踊り狂い
 奇妙に捩じ曲がった姿態で円を描きながら 大地の上を跳んで行く
 悪魔の踏んだ土からは いびつな形の炎の子供が つぎつぎと
 地上に踊り出ては 四方八方に飛び散り 増えていった

 冬の夜に見た 奇妙な夢    ・・・・・・

 火の国の名残とともに眠った未明 それは来た
 恐ろしい地響きとともに>

      一つ不思議なことがある。
      詩はオリジナルであるのに、音楽は
      既に昔作曲された借りものであることに。
      私はそれをコピーと言うので
      クラシック愛好の先生にも生徒にも
      煙たがられ、大層な嫌がらせを受けている。
      本物はどこにあるのか。
      本物は言うまでもなく、譜面からでなく
      直接天からの、天降りの即興演奏である。
      その真実を認めない限り
      かつての巨匠の天降った音楽を
      理解できないのだ。
      そしてむしろ、クラシック愛好家の作る
      オリジナルの詩は素晴らしい本物である。  


Posted by nakao at 15:34Comments(0)

2014年05月07日

秘密

<秘密> 詩 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 コホン コホン
 咳払いする洗濯機
 発見したのだ
 先日京都御所に立ち寄って
 
 ポッカリ巨木に囲まれた
 枯葉だらけの広場で
 当時の乙女たちと
 組んずほぐれつ談笑した
 千年経ても
 瑞々しい
 魂を持ち続ける
 我々の秘密を
 
   


Posted by nakao at 14:51Comments(0)

2014年05月06日

香咲萌詩集より

<香咲萌詩集より> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(78)

 「私の空」 香咲萌詩集 2013年 土曜美術社 2000円+税 

     「蚯蚓」

<地面を掘り返したら 人差し指ほどの蚯蚓 除草剤を使わない庭には
 土の精霊たちが寄り集う

 黙もくと土を生み出す蚯蚓 みずみずしい肢体で 一路に邁進するから美しい
 神が創った傑作

 誰が云ったか下等動物と 土が死ねば 世界は滅びる

 残暑の厳しい八月 蚯蚓は炎天下の暑さに干涸びた

 蟻に食い千切られ 砂粒をまぶされて 泥紐になった

 蚯蚓は 黙って 土に還っていった 生命の母体になるために>

      みみずは土中の微生物を食べる。
      土は水分を含み故に蚯蚓は、みず
      水、みみず。農薬は微生物を殺し
      蚯蚓を殺し、ゆくゆくは人間を癌にし
      殺す。農薬を広めたシステムは、
      金儲けと裏腹に間接殺人を成し遂
      げた。詩は綺麗ごとではない。
      事実を知りつつも、さらにそれ以上の
      美しきことに癒されることである。

      ちなみに、EM微生物は微生物の
      大いなる良き利用で、土壌改良や
      人間の健康維持に、世界中で役に
      立てられている。知らぬは日本の
      官公庁ばかりなり。日本食の発酵
      食品は言うまでもなく。マクドナルド
      は養殖の蚯蚓だったかな?  


Posted by nakao at 17:27Comments(0)