2012年06月10日

松尾泰伸音楽(2)

<松尾泰伸音楽(2)> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 音楽家にとって
 楽器との巡り合いは
 スタバリバリウスではないが
 一生の伴侶との巡り合いに等しく
 重大である
 これまでシンセサイザー奏者であった松尾氏は
 巡り合ったのである
 ベーゼンドルファー225に
 通称ベーちゃんと申します
 
 静かな森に至る純粋な音
 至るなどと言う技術や努力の表現ではなく
 自らが森の静寂に居る音-------内なる大自然

 それがヒーリングの意味
 ベーちゃんはそれを実現する伴侶となる
 シンセは音を出す装置
 ピアノは音が醸し出る身体

 それが一気に溢れ出たらしく
 松尾泰伸 playspiano [RED rlung](出版2006年)は
 赤い龍の雲の際立つ2枚組である
 「SUN」-------11曲  「MOON」-------14曲
 定価4200円税込  http://02ma.com/

 「SUN」-------1曲目<月天>はすばらしいスピリチュアルサウンドが
         リリと開花する。そのあとの曲は、メロディカルなオリジ
         ナルの優しい曲が続く。
 「MOON」-------3曲目<RITA>は魂のメロディが降る。4曲目<桜マ
          イナー>、7曲目<空へ>は話しかける名曲に痺れる。
          10曲目<reprise>この曲は天界のものに違いない。
          12.13.14曲目の松尾節はユーキャンドウイットと聞こえ
          る。万人を励ますべく心構え。
 ジャケットにはこう記されている。<少しでも多くの方が私の音楽を聴いて
 楽しくなってくれればいい  そして明日を生きる元気を見つけてくれれば
 いい、  私はただ・ただその為だけに、これからもずっと、音楽を奏で続る。>  


Posted by nakao at 18:12Comments(0)piano