2010年07月11日

星のことば

<星のことば>  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

  「MusicaEternal------ 星のことば -------」  森羅通信の会出版

  中尾彰秀第12ピアノインプロヴィゼイションCD 70分 定価1000円

  郵便振替 00940-4-29604 森羅通信の会 定価+送料200円

  魂に共鳴って
  詩も音楽も
  やはり
  永遠のものなのだ
  私の場合音楽にせよ
  人の作のコピーや練習ではなく
  直接天降ってくるから
  全て世界唯一

  「星のことば」という詩は
  第20詩集「静かな背ビレ」の最後に
  載せている

  <涙だろうか 時たま 夕刻になると どこからともなく あつい旋律が滴り
   赤い夕陽に合流する 
   その時何者かに 見られている私は 一光年前の私 見ている何者かは
   そう気ずいていない
   理解したと思っている自分自身にせよ ほんの一瞬意識の間合いの谷に落ち
   実は不安に慄く実存
   偉そうに自分で自分を解ったと思うなら 廻りを光で満たして御覧

   ここに立つ 泣き笑い苦しみ喜び生き死に 全部ミックスフライにして 
   とてつもなく美しい星に居る事 さあ ゆっくり呼吸し 
   ここにある森と湖丸ごと抱き締めて 時間差なく今在ることが全て

   大好きなあなたに伝えたい 好きでもないあなたに伝えたい
   会ったこともないあなたに伝えたい これから初めて会うあなたに伝えたい

   涙に違いない 時たま夕刻になると あついあつい言葉が滴り
   赤い赤い夕陽に合流する>

         つくずく思う、音のニュアンスと詩のニュアンス
        の等しさ。奥深き哀愁なのだ。気付いて欲しい。
        誰しもがオリジナルの今の命を持ちつつ在ることを。

        
   

     


Posted by nakao at 17:50Comments(0)芸術