2013年11月02日

カムに乗る

<カムに乗る> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 カムとは
 英語のCOME
 来る
 COME
 どこへでもコロコロ転がる
 英語の書体

 カムに乗る

 調子の出て来た時
 確かに感じる
 背を押す力
 財産を求める
 足の痛みは
 美少女を夢見る
 胸のつかえと共に
 とうに消え
 すがすがしくそこに向かえば
 信号は全て青になる
 赤になったら
 この人生忘れ物はないか
 再考する

 程良い速度で移動しながら
 私は発見する
 目的地は
 今ここであると
 既に完璧に成就されている宇宙なのだ
 気付きによって
 地球という足場もろとも
 虹に包まれ
 呼吸のまるい底辺で
 無限の静けさ開花し
 たゆたいたゆたいやって来ている
 黄色の蝶とともに

 
 
   


Posted by nakao at 12:16Comments(0)芸術