2010年11月16日

奇跡の詩集(1)

<奇跡の詩集(1)>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

 物体化していると
 ははーん本か詩集かピアノCDかと
 当たり前のジャンルを作っている
 賢く便利な人間である

 ところが
 どの部分を取っても
 奇跡の連動である本
 癒しエネルギー溢れる本
 とてつもなく美しい装丁の本
 思わず触りたくなる本
 座右の一冊にしたくなる本
 優しくもシュールな詩が飛び出る本
 世界唯一の音楽が即興でピアノ奏されCD付属の本

 名前は「龍の風」(竹林館 定価3000円+税)と申します
 2007年出版
 中尾彰秀第18詩集です

 そこで、この詩集の発端

 戦時中は
 ここでようさん
 死体焼いとってね
 煙がえんえんと上がってたんよ
 街中の名前もわからん死体も
 そらもうようさん

 晴天のお昼時
 片男波を散歩していると
 擦れ違いざま
 80数歳の老人が
 そう耳打ちした

 その時私には
 いくつもの龍が大空へ
 飛翔する様に観えた

 実話である
 これが詩集「龍の風」の発端

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
               定価3000円+送料200円
   


Posted by nakao at 17:21Comments(0)芸術