2010年05月03日

対話

<  対話  >  詩 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー
                        アフラック代理店中尾直司

  散歩の道すがら
    込み上げてくるものを
      振り払おうとするのは
        いかなる徒労と言おう
          左肩より
            不意に語りかける
              白い月は丸い
                何歳ですか?
                  数億歳?
                    私は人間をやり始めて
                       五十数年です
                     ちょっと飽いてくることも
                   たまにあります
                 数億年だったら
               何回も飽いたことでしょう
             飽きないコツでももしありましたら
           お教え下さい
         最も意味のない
       人間関係に代表される関係という関係
     自分で自分を分析理解する賢さも
   ケチャップ付けてコロッケ2個
     ぺロリ食してから
       ころり忘れ
         自らの最も深い心の平和
           魂に集中せよ
             さすれば
               道端の○○も
                 黄金に輝き出し

               白月はウインク
             右肩へスッと抜ける風のごときものあり
           私はそのまま散歩を続ける
  


Posted by nakao at 17:01Comments(0)芸術