2011年10月19日

雑感アンソロ序

<雑感アンソロ序> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 いかなる詩誌もコンクールも
 実験の域を出ないが
 アンソロジーは
 詩集の次に価値がある

 全国から投稿を得て
 全国に流布されるからだ
 全国の図書館も好意的に
 扱ってくれているようだ

 すぐれた作も多々あり
 多々あるアンソロジーは
 それぞれ中々の実績を誇る
 かつて有名詩人はアンソロジーを無視し
 投稿すらしなかったが
 現代では逆に
 有名詩人ほど参加して
 健在さを見せしめているのである

 ただしアンソロジーの唯一の欠点は
 せっかく大金を出し投稿しても
 批評を得られないということ
 もちろん全ては無理であるが
 ”風”世話人代表の責任を果たすべく
 「雑感アンソロ(1)~(10)」を試みてみよう
 アンソロジーとは、他ならぬ
 「アンソロジー風Ⅹ 2011」------142の詩の華
 竹林館 定価2500円 である
   


Posted by nakao at 18:00Comments(1)芸術