2010年05月02日

著作権と創造性

< 著作権と創造性 >  記 中尾彰秀   詩人・ピアニスト・ヒーラー
                            アフラック代理店中尾直司

  「著作権に触れる曲は、演奏されていませんか。」

  つい最近まで、公の会場でイベントする時
  再三、担当の方から、電話がかかっていた。
  
      「どんな顔して言うとんの。私は、世界唯一のオリジナル演奏
      やから、むしろ著作権侵害されてる側ですねんのねん。世界の
      ピアニスト中尾彰秀を御存じないのかいな。」

      口から半分出かかったが、からくも言わずに止めた。

          最近の文化会館では、各イベントのパンフの横に、いふ堂々と
          置かれている申告書。

 あらためて思うのである。問題は音楽の勉強の仕方。例え300年前の曲であろ
うと、10年前のであろうと同じく、人の曲を奏じることは、上手下手の記憶力の次元
であると。

 創造性とは、自らの魂の奥(神)域から奇跡的になお日常的に出現する即興(イン
プロヴィゼイション)なのだ。忘れてはならない、あなたも私も世界に一人のオリジナル
だから。  


Posted by nakao at 17:35Comments(0)芸術