2012年07月05日
青い石11号
<青い石 11号> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
詩誌「青い石」 11号 2012年6月 出版 岩本健
詩の場合余り自由すぎて
内面のマイナス暗黒がストレートに
出てしまう
しかし句は
それを隠しつつ
それがばねとなって
切れ味鋭い作となっている
句の可能性だ
「句抄」
<咳をする。 折れる 胸骨。
咳が出る。 辺りを見回す。
僕ほど 立派な 咳をするやつは いない。
岩・山・石・砂・皆
咳をしないので 怖い。
石地蔵が 咳で苦しむ。 背をさすってやる。
人間の 咳の真似をしているインコ。>
詩誌「青い石」 11号 2012年6月 出版 岩本健
詩の場合余り自由すぎて
内面のマイナス暗黒がストレートに
出てしまう
しかし句は
それを隠しつつ
それがばねとなって
切れ味鋭い作となっている
句の可能性だ
「句抄」
<咳をする。 折れる 胸骨。
咳が出る。 辺りを見回す。
僕ほど 立派な 咳をするやつは いない。
岩・山・石・砂・皆
咳をしないので 怖い。
石地蔵が 咳で苦しむ。 背をさすってやる。
人間の 咳の真似をしているインコ。>