2013年07月16日

水崎野里子短歌集

<水崎野里子短歌集> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(27)

 「恋歌」 水崎野里子短歌集  2013年 竹林館 1800円+税 182頁

     <われ知りぬこの世空蝉それならば命の限りに叫びて果てよ

     空蝉のたゆたいありし夏の日に蝉は大空羽ばたきゆくか

     円盤を見たと
     いつか言った
     そしたら
     変人あつかい
     この世はなんと
     夢がない
     私は円盤を見た!

     神々に祈らむこの世の荒き川鎮めて清き聖水となせ

     ひさかたの天の星星きらきらと永久に地球の平和にてあれ >

     UFOはUFO研究家と一緒にいる時に
     見たことがある。それだけでは、アメリカ製の
     可能性もあるのでどうって事ないが。
     大事なことは、「女性自身」のような
     芸能人の噂ではなく
     「アネモネ」(月刊毎月10日発売)のような
     宇宙一体、平和の魂。
     それがこれからの世界を作る。
     一時、ヨガや精神世界は
     犯罪がらみだと斜視されたが
     今や、ハリウッドヨガと言うくらい
     世界中の芸能人や音楽家やモデルが
     家庭で出来る修業をしている。
     私にせよ、瞑想 気功 レイキ を
     三種の新器のごとく親しんでいる。
     立派な変人になっていただきたいものである。

     聖水と言えば
     水素水が都会では有名。
     月の波動を転写したものや
     ルルドの名の付く聖水や
     様々の波動水が
     今や出回っている。
     効果のほどは個人差あるにせよ
     いくつもの奇跡は実際にあるようだ。
     奇跡は現代科学が超科学程になれば
     あり得るものだなあと認められる。
     かつて古典の世界で歌われたものが
     現実化している現代なのである。

     かくして、この短歌集は
     抒情・古典に止まらず
     未来の予感を孕んでいるのだ。
       


Posted by nakao at 16:57Comments(0)芸術