2010年07月31日
直接・間接
<直接・間接> 記 中尾彰秀
自己変革なしに
間接の方が
気楽に接する事が出来るから
多くの方は
間接を選ぶ
当然のごとく
色んな技術・方法巷溢れ
やっぱり小手先やねえ
直接は
マイナーの道たどり
宇宙エネルギー天降りて
新たかな詩・音楽
なんてね
自己変革なしに
間接の方が
気楽に接する事が出来るから
多くの方は
間接を選ぶ
当然のごとく
色んな技術・方法巷溢れ
やっぱり小手先やねえ
直接は
マイナーの道たどり
宇宙エネルギー天降りて
新たかな詩・音楽
なんてね
2010年07月31日
ピーチクチクパーチクチク
<ピーチクチクパーチクチク> 詩 中尾彰秀
ピーチクパーチク雲雀の子
文化ホールの椅子に座していると
女子中学生の集団に隣接
あれやこれやの教育にさらされ
志向性のまだ定まらぬ
いのち弾けるピーチクパーチク
ここには
文化芸術は歯が立たぬ
直接いのち弾ける
原点のみ有効
ピーチクチクパーチクチク
ピーチクパーチク雲雀の子
文化ホールの椅子に座していると
女子中学生の集団に隣接
あれやこれやの教育にさらされ
志向性のまだ定まらぬ
いのち弾けるピーチクパーチク
ここには
文化芸術は歯が立たぬ
直接いのち弾ける
原点のみ有効
ピーチクチクパーチクチク
2010年07月31日
情報コーナー
<情報コーナー> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
これ見よがしの洪水
ちゃんとした自分がなかったら
またたく間に
何処かへ流されてしまう
そもそも本物は
風のごとく
眼に見えません
でも
ほんの少し立ち止まって
教育や知識を離れ
右にも左にもある
足元の地球に有る
魂を見直すと
聴こえる
決して情報化されぬ
内なる力
これ見よがしの洪水
ちゃんとした自分がなかったら
またたく間に
何処かへ流されてしまう
そもそも本物は
風のごとく
眼に見えません
でも
ほんの少し立ち止まって
教育や知識を離れ
右にも左にもある
足元の地球に有る
魂を見直すと
聴こえる
決して情報化されぬ
内なる力
2010年07月30日
音色
<音色> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ぴーーーー ぴーーーー ぴーーーー
ふーーーー ふーーーー ふーーーー
しゅーーー しゅーーー しゅーーー
我が家の水流
哀しき音楽
配管の妙
少しずつ形を変え
水と言うものが
どこか違うところに移動する
川へ
海へ
天へ
再び大地へ
嬉しさも悲しさも
たっぷりと含んで
私は知っている
変る時のその音色の意味
いつしか
私が私の身体を去る時
どんな音を発するだろう
ぴーーーー ぴーーーー ぴーーーー
ふーーーー ふーーーー ふーーーー
しゅーーー しゅーーー しゅーーー
我が家の水流
哀しき音楽
配管の妙
少しずつ形を変え
水と言うものが
どこか違うところに移動する
川へ
海へ
天へ
再び大地へ
嬉しさも悲しさも
たっぷりと含んで
私は知っている
変る時のその音色の意味
いつしか
私が私の身体を去る時
どんな音を発するだろう
2010年07月30日
対等
<対等> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
中途半端に昼寝したので
しんどい身体のまま
午後の外交の仕事に出る
湿度そのまま懐に
雨上がりの大地は
再び蝉の饗宴
永年の土中より出で
太陽に驚く蝉の気迫たるや
素知らぬ静かな心で
一羽の赤とんぼ
何を捜す
ひょっとしたら私と同じもの
いくつもの円描く白蝶
草草のいとおかし香
ほとんど笑っている風
一握りポケットに入れ
今日もこれから
何かいいことあるだろう
がんじがらめの仕事は
もう止めたから
君たちとほとんど対等に
中途半端に昼寝したので
しんどい身体のまま
午後の外交の仕事に出る
湿度そのまま懐に
雨上がりの大地は
再び蝉の饗宴
永年の土中より出で
太陽に驚く蝉の気迫たるや
素知らぬ静かな心で
一羽の赤とんぼ
何を捜す
ひょっとしたら私と同じもの
いくつもの円描く白蝶
草草のいとおかし香
ほとんど笑っている風
一握りポケットに入れ
今日もこれから
何かいいことあるだろう
がんじがらめの仕事は
もう止めたから
君たちとほとんど対等に
2010年07月29日
村上詩通信
<村上詩通信> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
「日本国」
<日本の 山と言えば 山がつくか 岳がつくというのが 大方のところだが
日本国という名前の山があって 登ってみたいと思いませんかと 知人に
言われて調べてみた。
山形県と新潟県の県境の 海岸から五㎞ほどのところに 標高五五五mの
日本国があった。 隅隅読んだ池内紀の「ひとつとなりの山」にも 「山名とし
てきわめて異色」と紹介されている。
山名の起こりは諸説あるらしいが 日本海に向かって 冬の風雪に耐えている
健気さは 日本の国民のようでもある。
眺望は 東に出羽三山と その南には朝日連峰。 西には 広大な日本海と
栗島に佐渡島。 そのすばらしさは おれの想像力を くすぐる。>
「村上詩通信」 №110
A4版一枚 4つの風景写真に囲まれて、一詩がひかる。
山の中に居る事の幸せがにじみ出す。へへ―ン、また山か
と言うところだが、日本はそもそも山列島(火山列島)なのだ。
大自然に生かされている我々人間。改めて、生き方を考えさ
せられる。
「日本国」
<日本の 山と言えば 山がつくか 岳がつくというのが 大方のところだが
日本国という名前の山があって 登ってみたいと思いませんかと 知人に
言われて調べてみた。
山形県と新潟県の県境の 海岸から五㎞ほどのところに 標高五五五mの
日本国があった。 隅隅読んだ池内紀の「ひとつとなりの山」にも 「山名とし
てきわめて異色」と紹介されている。
山名の起こりは諸説あるらしいが 日本海に向かって 冬の風雪に耐えている
健気さは 日本の国民のようでもある。
眺望は 東に出羽三山と その南には朝日連峰。 西には 広大な日本海と
栗島に佐渡島。 そのすばらしさは おれの想像力を くすぐる。>
「村上詩通信」 №110
A4版一枚 4つの風景写真に囲まれて、一詩がひかる。
山の中に居る事の幸せがにじみ出す。へへ―ン、また山か
と言うところだが、日本はそもそも山列島(火山列島)なのだ。
大自然に生かされている我々人間。改めて、生き方を考えさ
せられる。
2010年07月25日
創造的現代芸術
<創造的現代芸術> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
創造的現代芸術と言えば、
心引き締まる中々お堅い言い回しだが、
過去の物を訓練・記憶して再現するのではなく、
全く新たかなヒーリング音楽の作曲(500以上)と
全く新たかな現代詩の創造(20詩集)。
全く妥当な、言い回しではある。
これからの芸術のあり方の、提案。
今回のイベントの表題は、
「TAOやかな地球」
場所 音楽文化堂3Fホール
640 和歌山市雑賀屋東ノ丁71
℡ 073-422-7248 和歌山城西南角、美術館北すぐ
まつや食堂前、県庁東スグ
南海和歌山市駅より徒歩15分
日時 2010年8月15日(日) 午後1時30分~4時
入場 1000円
持ち込み茶菓子有り、ピアノ・ディアパソングランド
ゲスト 武西良和(詩人) 吉村郁美(ピアニスト・シャンソン歌手)
飛入り可
何をするのか 中尾彰秀第20詩集「静かな背ビレ」
第12ピアノアルバム「MusicaEternal---星のことば---」
第13ピアノアルバム「ドビリング---生命の環---」
第14ピアノアルバム「TAOやかな地球」
第15ピアノアルバム「哀愁の140年」
それぞれの出版記念として、奇跡のごとき事実のおはなしと、
詩朗読及びピアノ奏セッション。まあ気楽なサロン感覚で。
もちろん「EARTHPOEMPROJECT」の一つとなります。
連絡 中尾彰秀 ℡fax 073-422-7248
創造的現代芸術と言えば、
心引き締まる中々お堅い言い回しだが、
過去の物を訓練・記憶して再現するのではなく、
全く新たかなヒーリング音楽の作曲(500以上)と
全く新たかな現代詩の創造(20詩集)。
全く妥当な、言い回しではある。
これからの芸術のあり方の、提案。
今回のイベントの表題は、
「TAOやかな地球」
場所 音楽文化堂3Fホール
640 和歌山市雑賀屋東ノ丁71
℡ 073-422-7248 和歌山城西南角、美術館北すぐ
まつや食堂前、県庁東スグ
南海和歌山市駅より徒歩15分
日時 2010年8月15日(日) 午後1時30分~4時
入場 1000円
持ち込み茶菓子有り、ピアノ・ディアパソングランド
ゲスト 武西良和(詩人) 吉村郁美(ピアニスト・シャンソン歌手)
飛入り可
何をするのか 中尾彰秀第20詩集「静かな背ビレ」
第12ピアノアルバム「MusicaEternal---星のことば---」
第13ピアノアルバム「ドビリング---生命の環---」
第14ピアノアルバム「TAOやかな地球」
第15ピアノアルバム「哀愁の140年」
それぞれの出版記念として、奇跡のごとき事実のおはなしと、
詩朗読及びピアノ奏セッション。まあ気楽なサロン感覚で。
もちろん「EARTHPOEMPROJECT」の一つとなります。
連絡 中尾彰秀 ℡fax 073-422-7248
2010年07月22日
ゴヤの絵の前で
<ゴヤの絵の前で> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
あなたの人生を至福にする百の詩集(60)
「ゴヤの絵の前で」 水崎野里子詩集 コールサック社 2010年出版 A5版
128頁 29篇 2000円+税
「 丘 」
<海が見渡せた 濃い緑の葉を傘のように拡げた ガジュマルの樹 ふぞろいの石の
階段 そこを汗をかきながら登ると 石碑が建っていた 風雨に晒され 黒ずんでいた
海の近くの小さな丘
韓国人の戦没兵士のための慰霊碑 太平洋戦争の終わりごろ 米軍兵士は沖縄に
上陸した そして この丘で 日本側の兵士と最初に激突した でも その多くは韓国
から徴用された兵士たち 最前線に送られた
今 静かに建つ慰霊の碑 故国から 遠く離れて 海を見晴るかす
灼熱の地獄 人間らしさも 希望もなかった おばさんね 言われちゃった 沖縄に
住んでいる人に 「ヤマトンチューに何が分かる!」って
思い返せば 今 その丘の下に ピンクのお花が咲いていた 子供のための遊園地
があった
そう 今思う おばさんもみんなも 何も知らなかった そして 今も何も知らない
でも これだけは言っておきたい
あなたに
海の見える丘の上に 韓国から徴用された 戦没兵士の 慰霊碑が建っている
その海は 沖縄の海 かつては 赤い海だった いつか 行ってね>
過去の事実を知るのは、つらい事だが、勇気を持って
知らねばならない。戦争はいかなる目的であろうと、して
はならない。亡くなられた方々の、ご冥福を祈ります。
詩によって、詩評をいたします。
「戦争に利用された丘は 寂しいダンスをする
人間の居らぬ時 とても とても 哀しい唄を歌う
私の見たい丘は 世界中のどの国の人よりも
いち早く 平和の日の出を拝す
丸ごと地球の様な丘だ 生きる事が そのまま
歌でありダンスである 平和な丘だ」
あなたの人生を至福にする百の詩集(60)
「ゴヤの絵の前で」 水崎野里子詩集 コールサック社 2010年出版 A5版
128頁 29篇 2000円+税
「 丘 」
<海が見渡せた 濃い緑の葉を傘のように拡げた ガジュマルの樹 ふぞろいの石の
階段 そこを汗をかきながら登ると 石碑が建っていた 風雨に晒され 黒ずんでいた
海の近くの小さな丘
韓国人の戦没兵士のための慰霊碑 太平洋戦争の終わりごろ 米軍兵士は沖縄に
上陸した そして この丘で 日本側の兵士と最初に激突した でも その多くは韓国
から徴用された兵士たち 最前線に送られた
今 静かに建つ慰霊の碑 故国から 遠く離れて 海を見晴るかす
灼熱の地獄 人間らしさも 希望もなかった おばさんね 言われちゃった 沖縄に
住んでいる人に 「ヤマトンチューに何が分かる!」って
思い返せば 今 その丘の下に ピンクのお花が咲いていた 子供のための遊園地
があった
そう 今思う おばさんもみんなも 何も知らなかった そして 今も何も知らない
でも これだけは言っておきたい
あなたに
海の見える丘の上に 韓国から徴用された 戦没兵士の 慰霊碑が建っている
その海は 沖縄の海 かつては 赤い海だった いつか 行ってね>
過去の事実を知るのは、つらい事だが、勇気を持って
知らねばならない。戦争はいかなる目的であろうと、して
はならない。亡くなられた方々の、ご冥福を祈ります。
詩によって、詩評をいたします。
「戦争に利用された丘は 寂しいダンスをする
人間の居らぬ時 とても とても 哀しい唄を歌う
私の見たい丘は 世界中のどの国の人よりも
いち早く 平和の日の出を拝す
丸ごと地球の様な丘だ 生きる事が そのまま
歌でありダンスである 平和な丘だ」
2010年07月22日
一冊の詩集
<一冊の詩集> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
風のごとき静かな呼吸
私は触れたのか
私は触れていないのか
ムニュ ムニュ パア―
優しく深く 魂の
一冊の詩集 オレンジ
左斜め45度
今
黒い丸い木のテーブルの上で
2010年7月7日
出版された一冊の詩集
「静かな背ビレ」 27篇
踊る表題字
それだけで十分と
小鳥がささやく
今にも顔出さんとする太陽
表紙絵を描くのはこれから
詩は言葉で勝負
それ以前の波動エネルギー
一生涯包む
中尾彰秀第20詩集 「静かな背ビレ」 森羅通信の会出版
定価1500円
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価+送料200円
風のごとき静かな呼吸
私は触れたのか
私は触れていないのか
ムニュ ムニュ パア―
優しく深く 魂の
一冊の詩集 オレンジ
左斜め45度
今
黒い丸い木のテーブルの上で
2010年7月7日
出版された一冊の詩集
「静かな背ビレ」 27篇
踊る表題字
それだけで十分と
小鳥がささやく
今にも顔出さんとする太陽
表紙絵を描くのはこれから
詩は言葉で勝負
それ以前の波動エネルギー
一生涯包む
中尾彰秀第20詩集 「静かな背ビレ」 森羅通信の会出版
定価1500円
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価+送料200円
2010年07月20日
生き方の反映
<生き方の反映> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
昨今、文化芸術の広まりを、関わる人間の数だけで判断する様な風潮
がある。しかし、自らの生き方を反映し、これからの世界を愛と平和の魂で
満たそうとする、確かな思想・哲学・芸術性があって、初めて堂々とほんもの
なのである。
当方の、総称を、「EARTHPOEMPROJECT」と言う。
略して、E,P,P,。このブログに、完全ではないが、かなり網羅しているので
どなたも、楽しく読めるのではないかと思っている。
E,P,P,は、さらにこれから、展開進化していくであろう。
暑中見舞い E,P,P,代表 中尾彰秀
昨今、文化芸術の広まりを、関わる人間の数だけで判断する様な風潮
がある。しかし、自らの生き方を反映し、これからの世界を愛と平和の魂で
満たそうとする、確かな思想・哲学・芸術性があって、初めて堂々とほんもの
なのである。
当方の、総称を、「EARTHPOEMPROJECT」と言う。
略して、E,P,P,。このブログに、完全ではないが、かなり網羅しているので
どなたも、楽しく読めるのではないかと思っている。
E,P,P,は、さらにこれから、展開進化していくであろう。
暑中見舞い E,P,P,代表 中尾彰秀
2010年07月19日
正午
<正午> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
あなたの人生を至福にする百の詩集(59)
「 正午 」 三木英治詩集 編集工房ノア 定価2000円+税 2004年出版
117頁 30篇
「 夏 」
< 美しきもの見し人のなき夏館
かつて 火星からネクタイを とり換えに戻ってきたと 自負するご仁がいた
とすると 机上の地球儀にも 蒼い偏西風が吹いていて そんな諧謔の世界は
どこか 死の静けさに似ている 樹樹の濃いみどりが梢で なにごとか声発する
かのごとく 神神の夏は 湧き上がる積乱雲とともに 宴たけなわ
人ありて 真っ盛りの夏 窓辺の椅子の逸楽の午後 読書のさなか
ふと 息絶えしあり 羨ましからずや
いずこにありて今もなお 絢爛たる思考もとめて 知の庭園に幻の 旅つつけたまうや
昏睡せる人
その体内に異変のありて 静かなる血の爆裂ありという 惨劇の午後
黄泉のながめや如何に 深沈たる知の人よ!
蟻死してのち蝉しぐれやむ>
不条理とは、神神しき大自然の摂理の真っ只中に生きる人間の
感激。それを大なる感謝と思うか、憎むか。この世界は、人間が勝
手に思い込む程、浅くはないから、何があろうと感謝する事が大切。
そして、夏の正午は、ありありと永遠を垣間見せる。
なお、二つの句に酔う。
名月は脳中にあり古都の酒
初晴れの海に天使のかもめ舞う
あなたの人生を至福にする百の詩集(59)
「 正午 」 三木英治詩集 編集工房ノア 定価2000円+税 2004年出版
117頁 30篇
「 夏 」
< 美しきもの見し人のなき夏館
かつて 火星からネクタイを とり換えに戻ってきたと 自負するご仁がいた
とすると 机上の地球儀にも 蒼い偏西風が吹いていて そんな諧謔の世界は
どこか 死の静けさに似ている 樹樹の濃いみどりが梢で なにごとか声発する
かのごとく 神神の夏は 湧き上がる積乱雲とともに 宴たけなわ
人ありて 真っ盛りの夏 窓辺の椅子の逸楽の午後 読書のさなか
ふと 息絶えしあり 羨ましからずや
いずこにありて今もなお 絢爛たる思考もとめて 知の庭園に幻の 旅つつけたまうや
昏睡せる人
その体内に異変のありて 静かなる血の爆裂ありという 惨劇の午後
黄泉のながめや如何に 深沈たる知の人よ!
蟻死してのち蝉しぐれやむ>
不条理とは、神神しき大自然の摂理の真っ只中に生きる人間の
感激。それを大なる感謝と思うか、憎むか。この世界は、人間が勝
手に思い込む程、浅くはないから、何があろうと感謝する事が大切。
そして、夏の正午は、ありありと永遠を垣間見せる。
なお、二つの句に酔う。
名月は脳中にあり古都の酒
初晴れの海に天使のかもめ舞う
2010年07月17日
白い道
<白い道> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
あなたの人生を至福にする百の詩集(58)
「白い道」 おしだとしこ詩集 2010年出版 翔の会出版 1500円
A5版 67頁
「 名ずけられて 」
<記憶という名の鳥は その嘴に死をくわえている
永遠のふかみへ放ってしまいたい黒鳥は 不穏を撒き散らしては また
あらわれ 空を黒くそめて居座ったままで 自ら消え去ろうとはしない
ためらいながら はじめて訪れた平和祈念館の ひろい芝生に身をなげだして
見あげた空 何もおそれずに おおらかに見あげる
空の深みへと この身もココロも解けていく
地球の裏側の はるかな海をわたってくる 風が愛撫してくれた やさしい手の
ように 頬をつつんで吹きわたってゆき
アイオロスの奏でる琴の音が この島から急にいなくなった 善良なひとびとの
声になる
生まれることは生きること 愛されるやさしいひとになれ 正実に生きよ と
名つけられたものたちの確かな存在
一人の老女が平和の礎の前に正座して 語りかけるように 祈るように
刻まれた名を指でなぞっていた
名ずけられたものたちが 追憶の糸をたどって戻ってくる 胸底で立ち止まった
ままの影を抱いて あの老女は生きつつけるのだろう>
人間の行為の中でも-------戦争--------は黒鳥のごとく、我々の
潜在にあらわれる。しかし、人間を包み、人間を超えた優しさとして
ある大自然---------空・風・自然の音・祈り・生命そのもの--------、
それらは、人間の良心に基ずき名ずけられ、永遠に消える事はない。
そして、「白い道」となり我々に示唆を与え続ける。
あなたの人生を至福にする百の詩集(58)
「白い道」 おしだとしこ詩集 2010年出版 翔の会出版 1500円
A5版 67頁
「 名ずけられて 」
<記憶という名の鳥は その嘴に死をくわえている
永遠のふかみへ放ってしまいたい黒鳥は 不穏を撒き散らしては また
あらわれ 空を黒くそめて居座ったままで 自ら消え去ろうとはしない
ためらいながら はじめて訪れた平和祈念館の ひろい芝生に身をなげだして
見あげた空 何もおそれずに おおらかに見あげる
空の深みへと この身もココロも解けていく
地球の裏側の はるかな海をわたってくる 風が愛撫してくれた やさしい手の
ように 頬をつつんで吹きわたってゆき
アイオロスの奏でる琴の音が この島から急にいなくなった 善良なひとびとの
声になる
生まれることは生きること 愛されるやさしいひとになれ 正実に生きよ と
名つけられたものたちの確かな存在
一人の老女が平和の礎の前に正座して 語りかけるように 祈るように
刻まれた名を指でなぞっていた
名ずけられたものたちが 追憶の糸をたどって戻ってくる 胸底で立ち止まった
ままの影を抱いて あの老女は生きつつけるのだろう>
人間の行為の中でも-------戦争--------は黒鳥のごとく、我々の
潜在にあらわれる。しかし、人間を包み、人間を超えた優しさとして
ある大自然---------空・風・自然の音・祈り・生命そのもの--------、
それらは、人間の良心に基ずき名ずけられ、永遠に消える事はない。
そして、「白い道」となり我々に示唆を与え続ける。
2010年07月16日
ゆりこゆりこと呼ぶのよね
<ゆりこゆりこと呼ぶのよね> 記 中尾彰秀 詩人・ピア二スト・ヒーラー
あなたの人生を至福にする百の詩集(58)
「ゆりこゆりこと呼ぶのよね」 大場百合子詩集 詩人会議出版 1300円
「 一瞬の間に 」
<虞美人草の花が咲いたよ 風にゆられて花びらおちた ただそれだけ
月見草の花が咲いたよ 夕暮の風に吹かれて花ひらく ただそれだけ
ただそれだけのことに 涙があふれそうになったよ
生きるという ただそれだけのことに>
「 父よ 」
<母を 子どもたちを 地球を丸ごと愛した父よ あなたの愛したものを数えると
両の手では足りないと 娘の小さな指を折る
あなたが夜毎聞かせてくれた 「大金持ちになって幸せに暮らしましたとさ」と
一度も終わることのなかった昔話
戦争反対が禁句だった時代から 戦争反対を叫び続けてきたあなたの生き方
今 私は 子どもたちに聞かせる あなたの物語を
私を可愛がるだけ可愛がって 雛祭の前日に 逝ってしまった父よ
あなたが愛したものが ほら 私から子どもたちの胸の中へ>
かつて、与謝野晶子は「君死にたもうなかれ」と歌ったが、
それは、当時としては、大変勇気のいる事である。人間らし
い平和を求める心は、時代を超え誰しもが持っている。もう
一つの勇気は、単純で奥深く最も大切な、生命のすばらしさ
の実感だ。
当たり前と思いがちな事を、改めて認識させてくれる、やさ
しさ溢れる詩である。
あなたの人生を至福にする百の詩集(58)
「ゆりこゆりこと呼ぶのよね」 大場百合子詩集 詩人会議出版 1300円
「 一瞬の間に 」
<虞美人草の花が咲いたよ 風にゆられて花びらおちた ただそれだけ
月見草の花が咲いたよ 夕暮の風に吹かれて花ひらく ただそれだけ
ただそれだけのことに 涙があふれそうになったよ
生きるという ただそれだけのことに>
「 父よ 」
<母を 子どもたちを 地球を丸ごと愛した父よ あなたの愛したものを数えると
両の手では足りないと 娘の小さな指を折る
あなたが夜毎聞かせてくれた 「大金持ちになって幸せに暮らしましたとさ」と
一度も終わることのなかった昔話
戦争反対が禁句だった時代から 戦争反対を叫び続けてきたあなたの生き方
今 私は 子どもたちに聞かせる あなたの物語を
私を可愛がるだけ可愛がって 雛祭の前日に 逝ってしまった父よ
あなたが愛したものが ほら 私から子どもたちの胸の中へ>
かつて、与謝野晶子は「君死にたもうなかれ」と歌ったが、
それは、当時としては、大変勇気のいる事である。人間らし
い平和を求める心は、時代を超え誰しもが持っている。もう
一つの勇気は、単純で奥深く最も大切な、生命のすばらしさ
の実感だ。
当たり前と思いがちな事を、改めて認識させてくれる、やさ
しさ溢れる詩である。
2010年07月14日
TAOやかな地球
<TAOやかな地球> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
中尾彰秀5つの出版記念祭としての「TAOやかな地球」
いよいよA3版パンフ出来あがり、意気揚々。
(1) 「静かな背ビレ」 中尾彰秀第20詩集
(2) 「MusicaEternal----星のことば----」 中尾彰秀第12ピアノアルバム
(3) 「ドビリング----生命の環----」 中尾彰秀第13ピアノアルバム
(4) 「TAOやかな地球」 中尾彰秀第14ピアノアルバム
(5) 「哀愁の140年」 中尾彰秀第15ピアノアルバム
<パンフの概観>
地球丸ごとの絵
右上 どこそかの山の噴火、6色の虹
左上 胸に十字架かけた怪鳥が睨みを利かす
5つの作品の解説 5匹の翼持つ蟹(カニジェル)踊りつつ
<イベントの場所>
音楽文化堂3Fホール 640 和歌山市雑賀屋東ノ丁71
℡ 073-422-3562
和歌山城西南角、県庁前
南海和歌山市駅より徒歩15分
* ディアパソングランドピアノあり
<日時>
2010年8月15日(日) 午後1時30分~4時
<入場> 1000円
<当日のゲスト> 武西良和(詩人) 吉村郁美(ピアニスト、シャンソン歌手)
<詳細・連絡> 中尾彰秀 ℡fax 073-422-7248
中尾彰秀5つの出版記念祭としての「TAOやかな地球」
いよいよA3版パンフ出来あがり、意気揚々。
(1) 「静かな背ビレ」 中尾彰秀第20詩集
(2) 「MusicaEternal----星のことば----」 中尾彰秀第12ピアノアルバム
(3) 「ドビリング----生命の環----」 中尾彰秀第13ピアノアルバム
(4) 「TAOやかな地球」 中尾彰秀第14ピアノアルバム
(5) 「哀愁の140年」 中尾彰秀第15ピアノアルバム
<パンフの概観>
地球丸ごとの絵
右上 どこそかの山の噴火、6色の虹
左上 胸に十字架かけた怪鳥が睨みを利かす
5つの作品の解説 5匹の翼持つ蟹(カニジェル)踊りつつ
<イベントの場所>
音楽文化堂3Fホール 640 和歌山市雑賀屋東ノ丁71
℡ 073-422-3562
和歌山城西南角、県庁前
南海和歌山市駅より徒歩15分
* ディアパソングランドピアノあり
<日時>
2010年8月15日(日) 午後1時30分~4時
<入場> 1000円
<当日のゲスト> 武西良和(詩人) 吉村郁美(ピアニスト、シャンソン歌手)
<詳細・連絡> 中尾彰秀 ℡fax 073-422-7248
2010年07月12日
ドビリング-----生命の環-----
<ドビリング-----生命の環-----> 記 中尾彰秀 ピアニスト・詩人・ヒーラー
10年あっと言う間。20年つかの間。30年またたく間。気が付いたら、一生。
第7回音楽芸術フェステイバルに、現代の巨匠とばかりに出演し、世にインプロ
ヴィゼイション(即興)の存在を知らせしめたのは、1984年11月3日だが、つい
先日の様な気がする。
天降る音。降り出しピアノ奏を始めてから、かれこれ27年経て、いまだに健在の
インプロ。そこで考えるのは------。きっとあるに違いない、奥深い法則と、遙かなる
使命。
とてつもなく美しい音楽
この波動音域は、過去の音楽のお勉強やタッチングの妙に当てはまらぬところの
億万の人々の魂を癒すエネルギーだ。ゆえに、やたらな鍵盤の練習よりも、瞑想と
気功とレイキを大切にしている。そして、譜面は詩である。
このアルバムは、全体の流れとして60数分雑談も入れたまま、1曲といたします。
確かに感じるのです、永遠の生命の環。出そうとして出したのでは決してない、不可
思議の旋律。2010年1月23日於喫茶・レストラン「ドビー」
「Shall we dance in the moon」なる私のCDの出版記念会を、常識外れにも
そのまま、新たなるアルバムにしてしまったわけであります。
「ドビリング-----生命の環-----」 中尾彰秀第13ピアノCD
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価1000円+送料200円
10年あっと言う間。20年つかの間。30年またたく間。気が付いたら、一生。
第7回音楽芸術フェステイバルに、現代の巨匠とばかりに出演し、世にインプロ
ヴィゼイション(即興)の存在を知らせしめたのは、1984年11月3日だが、つい
先日の様な気がする。
天降る音。降り出しピアノ奏を始めてから、かれこれ27年経て、いまだに健在の
インプロ。そこで考えるのは------。きっとあるに違いない、奥深い法則と、遙かなる
使命。
とてつもなく美しい音楽
この波動音域は、過去の音楽のお勉強やタッチングの妙に当てはまらぬところの
億万の人々の魂を癒すエネルギーだ。ゆえに、やたらな鍵盤の練習よりも、瞑想と
気功とレイキを大切にしている。そして、譜面は詩である。
このアルバムは、全体の流れとして60数分雑談も入れたまま、1曲といたします。
確かに感じるのです、永遠の生命の環。出そうとして出したのでは決してない、不可
思議の旋律。2010年1月23日於喫茶・レストラン「ドビー」
「Shall we dance in the moon」なる私のCDの出版記念会を、常識外れにも
そのまま、新たなるアルバムにしてしまったわけであります。
「ドビリング-----生命の環-----」 中尾彰秀第13ピアノCD
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価1000円+送料200円
2010年07月11日
星のことば
<星のことば> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
「MusicaEternal------ 星のことば -------」 森羅通信の会出版
中尾彰秀第12ピアノインプロヴィゼイションCD 70分 定価1000円
郵便振替 00940-4-29604 森羅通信の会 定価+送料200円
魂に共鳴って
詩も音楽も
やはり
永遠のものなのだ
私の場合音楽にせよ
人の作のコピーや練習ではなく
直接天降ってくるから
全て世界唯一
「星のことば」という詩は
第20詩集「静かな背ビレ」の最後に
載せている
<涙だろうか 時たま 夕刻になると どこからともなく あつい旋律が滴り
赤い夕陽に合流する
その時何者かに 見られている私は 一光年前の私 見ている何者かは
そう気ずいていない
理解したと思っている自分自身にせよ ほんの一瞬意識の間合いの谷に落ち
実は不安に慄く実存
偉そうに自分で自分を解ったと思うなら 廻りを光で満たして御覧
ここに立つ 泣き笑い苦しみ喜び生き死に 全部ミックスフライにして
とてつもなく美しい星に居る事 さあ ゆっくり呼吸し
ここにある森と湖丸ごと抱き締めて 時間差なく今在ることが全て
大好きなあなたに伝えたい 好きでもないあなたに伝えたい
会ったこともないあなたに伝えたい これから初めて会うあなたに伝えたい
涙に違いない 時たま夕刻になると あついあつい言葉が滴り
赤い赤い夕陽に合流する>
つくずく思う、音のニュアンスと詩のニュアンス
の等しさ。奥深き哀愁なのだ。気付いて欲しい。
誰しもがオリジナルの今の命を持ちつつ在ることを。
「MusicaEternal------ 星のことば -------」 森羅通信の会出版
中尾彰秀第12ピアノインプロヴィゼイションCD 70分 定価1000円
郵便振替 00940-4-29604 森羅通信の会 定価+送料200円
魂に共鳴って
詩も音楽も
やはり
永遠のものなのだ
私の場合音楽にせよ
人の作のコピーや練習ではなく
直接天降ってくるから
全て世界唯一
「星のことば」という詩は
第20詩集「静かな背ビレ」の最後に
載せている
<涙だろうか 時たま 夕刻になると どこからともなく あつい旋律が滴り
赤い夕陽に合流する
その時何者かに 見られている私は 一光年前の私 見ている何者かは
そう気ずいていない
理解したと思っている自分自身にせよ ほんの一瞬意識の間合いの谷に落ち
実は不安に慄く実存
偉そうに自分で自分を解ったと思うなら 廻りを光で満たして御覧
ここに立つ 泣き笑い苦しみ喜び生き死に 全部ミックスフライにして
とてつもなく美しい星に居る事 さあ ゆっくり呼吸し
ここにある森と湖丸ごと抱き締めて 時間差なく今在ることが全て
大好きなあなたに伝えたい 好きでもないあなたに伝えたい
会ったこともないあなたに伝えたい これから初めて会うあなたに伝えたい
涙に違いない 時たま夕刻になると あついあつい言葉が滴り
赤い赤い夕陽に合流する>
つくずく思う、音のニュアンスと詩のニュアンス
の等しさ。奥深き哀愁なのだ。気付いて欲しい。
誰しもがオリジナルの今の命を持ちつつ在ることを。
2010年07月09日
ユリゲラの絵を前にして
<ユリゲラの絵を前にして> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
掌の中にある瞳
赤い人参のごとき五本の指
指の先で
何かが弾けている
黄色の空
赤い大地
赤い雲
赤い掌
大地から弾けているもの
つい先だって
友人宅の玄関で発見した
我が家と同じユリゲラの絵
愛と平和のエネルギーを
全世界に送るモチーフ
人生何があろうとなかろうと
許すこと愛すること
幸せの実感
時空超え
既にやって来ている
我が家ではピアノの上に
この絵を置いている
「ユリゲラの絵を前にして」という8分の曲
曲の解説にはこうある
「私は私を前にして私を在らしめ地球の上に立つ
寝る屁をこく呼吸する まるで生まれた時の柔らかさで
触れるものすべてに感謝」
収録 中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイションCD
「Shall we dance in the moon」 13曲 70分
定価1000円 森羅通信の会出版
購入法 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
定価1000円+送料200円
掌の中にある瞳
赤い人参のごとき五本の指
指の先で
何かが弾けている
黄色の空
赤い大地
赤い雲
赤い掌
大地から弾けているもの
つい先だって
友人宅の玄関で発見した
我が家と同じユリゲラの絵
愛と平和のエネルギーを
全世界に送るモチーフ
人生何があろうとなかろうと
許すこと愛すること
幸せの実感
時空超え
既にやって来ている
我が家ではピアノの上に
この絵を置いている
「ユリゲラの絵を前にして」という8分の曲
曲の解説にはこうある
「私は私を前にして私を在らしめ地球の上に立つ
寝る屁をこく呼吸する まるで生まれた時の柔らかさで
触れるものすべてに感謝」
収録 中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイションCD
「Shall we dance in the moon」 13曲 70分
定価1000円 森羅通信の会出版
購入法 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
定価1000円+送料200円
2010年07月08日
静かな背ビレ
<静かな背ビレ> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
あなたの人生を至福にする百の詩集(57)
「静かな背ビレ」 中尾彰秀詩集 森羅通信の会出版 定価1500円
2010年7月7日出版 A5版 82頁 27篇
「 ふーーーーーーーと 」
<すこしこだかいはしのはしのてすりに ひじたててまちをみわたすと
すけすけにみえるのです むこうにゆくひと こちらにくるひと ひとびとの
おもいおもいのおもいが よくぼうにるいすることは すっこりぬけおち
うつくしいほんしつが あおぞらにしろいおつきさまのような うきぼりとなって
すけすけにみえるのです あまりにもじゅんすいなおもい もうあのいとしいひ
とは これからむこうへゆきます ついせんじつ きわめてたいせつにしていた
にもかかわらず このげんこうは かみかくしのごとくこつぜんときえ
やむなくぬれたおるであそこをしばき たましいをふたたびふるいたたせ
おもいだしつつかいていますが まさしく こちらとむこうのこうせつを
おしえてもらったのです むこうにゆくものは なんのまえぶれもなく
このよのつとめおえ ふかいふかいいみをもって ふーーーーーーーーと>
魂に響き渡り、なお浄化する詩達。優しき言葉にある、
不可思議さと深さ。音楽のごとく、流れ転がる言葉。
フ――――――ト、風?
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価1500円
+送料200円
あなたの人生を至福にする百の詩集(57)
「静かな背ビレ」 中尾彰秀詩集 森羅通信の会出版 定価1500円
2010年7月7日出版 A5版 82頁 27篇
「 ふーーーーーーーと 」
<すこしこだかいはしのはしのてすりに ひじたててまちをみわたすと
すけすけにみえるのです むこうにゆくひと こちらにくるひと ひとびとの
おもいおもいのおもいが よくぼうにるいすることは すっこりぬけおち
うつくしいほんしつが あおぞらにしろいおつきさまのような うきぼりとなって
すけすけにみえるのです あまりにもじゅんすいなおもい もうあのいとしいひ
とは これからむこうへゆきます ついせんじつ きわめてたいせつにしていた
にもかかわらず このげんこうは かみかくしのごとくこつぜんときえ
やむなくぬれたおるであそこをしばき たましいをふたたびふるいたたせ
おもいだしつつかいていますが まさしく こちらとむこうのこうせつを
おしえてもらったのです むこうにゆくものは なんのまえぶれもなく
このよのつとめおえ ふかいふかいいみをもって ふーーーーーーーーと>
魂に響き渡り、なお浄化する詩達。優しき言葉にある、
不可思議さと深さ。音楽のごとく、流れ転がる言葉。
フ――――――ト、風?
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価1500円
+送料200円
2010年07月04日
中尾彰秀5つの出版記念祭
<中尾彰秀5つの出版記念祭> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
「TAOやかな地球」
中尾彰秀第20詩集「静かな背ビレ」
第12ピアノCD「MusicaEternal----星のことば----」
第13ピアノCD「ドビリング----生命の環----」
第14ピアノCD「TAOやかな地球」
第15ピアノCD「哀愁の140年」
詩の朗読とピアノ奏セッションしながら、様々の雑談と文化芸術談義、それに
ゲストの方も数人交えて楽しいひとときを過ごしましょう。
中尾彰秀プロフィール 関西詩人協会会員、「詩を朗読する詩人の会”風”」
世話人代表、「EARTHPOEMPROJECT」代表、
イベントとして「和歌山詩まつり」「EARTHPOEMPRO
JECT」実施、詩誌「森羅通信」出版、2007年「EAR
THPOEM賞」受賞、既刊詩集「龍の風」「竜の落し子」
「ダイダラボッチ散歩クラブ」「レディナダ」「呼吸のソムリエ」
「やあ」「うちゅういち」他全20冊。既刊ピアノアルバム「しと
しとの地球」「宇宙桜との対話」「ANGELGARDEN」「静か
に水が」「Shall we dance in the moon」「月の雫を
ワイングラスで飲めば」他全15枚。
日時 2010年8月15日(日) 午後1時30分~4時
場所 音楽文化堂3Fホール 640 和歌山市雑賀屋東ノ丁71
℡ 073-422-3562
和歌山城西南角、美術館北スグ、まつや食堂前
南海和歌山市駅南へ徒歩15分
入場 1000円
ピアノあり、ディアパソングランド。詩集ピアノCD販売コーナーあり。
当方持ち寄り、茶菓子あり。飛入りオーケイ。ゲスト数人あり。
駐車場は有りませんので、県庁の前入る駐車場(有料)などご利用ください。
詳細・連絡 中尾彰秀 ℡fax 073-422-7248
「TAOやかな地球」
中尾彰秀第20詩集「静かな背ビレ」
第12ピアノCD「MusicaEternal----星のことば----」
第13ピアノCD「ドビリング----生命の環----」
第14ピアノCD「TAOやかな地球」
第15ピアノCD「哀愁の140年」
詩の朗読とピアノ奏セッションしながら、様々の雑談と文化芸術談義、それに
ゲストの方も数人交えて楽しいひとときを過ごしましょう。
中尾彰秀プロフィール 関西詩人協会会員、「詩を朗読する詩人の会”風”」
世話人代表、「EARTHPOEMPROJECT」代表、
イベントとして「和歌山詩まつり」「EARTHPOEMPRO
JECT」実施、詩誌「森羅通信」出版、2007年「EAR
THPOEM賞」受賞、既刊詩集「龍の風」「竜の落し子」
「ダイダラボッチ散歩クラブ」「レディナダ」「呼吸のソムリエ」
「やあ」「うちゅういち」他全20冊。既刊ピアノアルバム「しと
しとの地球」「宇宙桜との対話」「ANGELGARDEN」「静か
に水が」「Shall we dance in the moon」「月の雫を
ワイングラスで飲めば」他全15枚。
日時 2010年8月15日(日) 午後1時30分~4時
場所 音楽文化堂3Fホール 640 和歌山市雑賀屋東ノ丁71
℡ 073-422-3562
和歌山城西南角、美術館北スグ、まつや食堂前
南海和歌山市駅南へ徒歩15分
入場 1000円
ピアノあり、ディアパソングランド。詩集ピアノCD販売コーナーあり。
当方持ち寄り、茶菓子あり。飛入りオーケイ。ゲスト数人あり。
駐車場は有りませんので、県庁の前入る駐車場(有料)などご利用ください。
詳細・連絡 中尾彰秀 ℡fax 073-422-7248
2010年07月03日
マサさんの桜は満開
<マサさんの桜は満開> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
宇宙一体ひらめきによって
その瞬間
創造される
詩にせよ音楽にせよ
桜を見て
どうのこうのは
人間の勝手
大切なのは
咲く時の
桜自身
2010年4月10日(月)夜
「Мコン」イン「デサフィナ―ド」(紀三井寺)
マサさんは
ちなみに若い美人ですが
いきなり絵によって
桜を満開にした
私はその絵を見ながら
その場でピアノインプロヴィゼイション
12分 ヤマハグランド
この演奏は
中尾彰秀ピアノCD「TAOやかな地球」に収録
60分 13曲 森羅通信の会出版 定価1000円
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
定価+送料200円
宇宙一体ひらめきによって
その瞬間
創造される
詩にせよ音楽にせよ
桜を見て
どうのこうのは
人間の勝手
大切なのは
咲く時の
桜自身
2010年4月10日(月)夜
「Мコン」イン「デサフィナ―ド」(紀三井寺)
マサさんは
ちなみに若い美人ですが
いきなり絵によって
桜を満開にした
私はその絵を見ながら
その場でピアノインプロヴィゼイション
12分 ヤマハグランド
この演奏は
中尾彰秀ピアノCD「TAOやかな地球」に収録
60分 13曲 森羅通信の会出版 定価1000円
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
定価+送料200円