2013年10月21日
水口洋治最後の仕事
<水口洋治最後の仕事> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
-----中尾彰秀詩音講座(13)-----
この世でやるべき仕事を終えたから
人は死ぬのか
死んだから
この世の仕事は終わったのか
何れであろう
何れであろうとも
人間は宇宙の目に見えぬ
大いなる力に
生かされて生きている
冥福は祈りはするが
悔やまれるとは言わない
残念と言いたくない
惜しいとも言う気はない
折れるをしんにゅうへんに入れて
逝ったとは
失礼なベンチャラ漢字
その者はその者の人生を
全うしたのだ
2013年8月31日
故人となられた
水口洋治氏
先日、家族の編集した小詩集を
一冊入手した
「えぴろーぐ 水口洋治」
20篇 22ページ 非売品
彼の最後の仕事である
涙しながら私は
電車の中で読んだ
「秋の音」
<あおい色した 木立のかげで 秋が音をたてる
万物は 一瞬凝固して 秋の音に 耳をすます
その時 空が夢のように街に流れてゆくのを 私は見た>
-----中尾彰秀詩音講座(13)-----
この世でやるべき仕事を終えたから
人は死ぬのか
死んだから
この世の仕事は終わったのか
何れであろう
何れであろうとも
人間は宇宙の目に見えぬ
大いなる力に
生かされて生きている
冥福は祈りはするが
悔やまれるとは言わない
残念と言いたくない
惜しいとも言う気はない
折れるをしんにゅうへんに入れて
逝ったとは
失礼なベンチャラ漢字
その者はその者の人生を
全うしたのだ
2013年8月31日
故人となられた
水口洋治氏
先日、家族の編集した小詩集を
一冊入手した
「えぴろーぐ 水口洋治」
20篇 22ページ 非売品
彼の最後の仕事である
涙しながら私は
電車の中で読んだ
「秋の音」
<あおい色した 木立のかげで 秋が音をたてる
万物は 一瞬凝固して 秋の音に 耳をすます
その時 空が夢のように街に流れてゆくのを 私は見た>