2010年10月31日

まっ皿な心

<まっ皿な心>  詩 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何を盛られるか
 解らないけど
 いつも皿は
 笑顔で生きている

 まっ皿な心

 皿の上で物事は成るから
 盛ると書く
 ものの成り立つ
 アツアツの瞬間を
 シビアに受け止め
 艶やかな自らの平面は
 何者にも
 安住を約束する
 戦争や原爆で開いた穴は
 皿もろとも消し去るが
 兆億万の涙と優しさで拭う
 再び皿の修復まで
 神様に守られている確信からか
 何でもどんと来いと
 あの青年は
 胸を張っていたが
 さて今日
 何が起こるか

 地球と言う
 皿の上で
   


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2010年10月28日

さあこれから地球よ

<さあこれから地球よ>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

 さあ~~~~~~~地球よ
 さあ~~~~~~~これから地球よ
 さあああああああああああああ地球よ
 ピアノの背後から
 響き渡る声
 演奏も声も私の仕業だ
 この時思った
 ありとあらゆる地球の摂理
 そのバランスを
 ひとつ狂うだけで総崩れする
 お陰さまで成り立つバランス

 たった一つの尿管結石の痛みに喘ぎながら
 右左腕を回し腰くねらせ
 宇宙創世の光吸いこんで
 飛鳥の羽ばたきの優しさと
 魚の泳ぎのたくましさ混ぜ合わせ
 地球と言う巨大な石との連結を知る
 司る大元(神)の実感
 さああああああああああああああ地球よ

 曲名 「さあこれから地球よ」 
     ピアノ・ペトロフ 8分 2005年
 収録アルバム 中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイション
             「静かに水が」
 出版 森羅通信の会 13曲 60分
 定価 1000円

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
               定価1000円+送料200円
 
  


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2010年10月27日

誤れる権威主義

<誤れる権威主義>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

 しきり
 黴臭い文化とは
 ・・・・・
 世には
 権威主義なるもの
 はびこりて
 過去の巨匠を
 やたら奉ること
 それすなわち権威主義
 過去の巨匠を
 奉る人を師にすること
 これすなわち権威主義

 自らが独自の
 天降る音楽を見出して
 自らが巨匠となりて
 はじめて
 世の権威主義の大いなる誤り
 見出せる
 詩もこれに等しい

 今ここに生きる無限に
 共鳴る
 静かな静かな
 詩・音楽よ

 我々は
 この言説の
 重要性・本質性・普遍性・世界性に
 気ずかねばならない
 いつしか
 愛と平和の魂に溢れる
 世界を夢見て
 
 
   


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2010年10月27日

斬新過ぎる

<斬新過ぎる>  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

 斬新と言えば
 斬新過ぎるかもしれない
 斬新でないと言えば
 斬新でない
 本質は
 そんなことではない

 バレエ練習の生徒を待たして
 たった五分の間に
 精神を統一し
 天・宇宙より降る波動エネルギーに乗り
 即興で奏じたその曲
 森羅万象一体の音域
 構成もちゃんとして

 とてつもなく深い哀愁と
 ダイナミックなリズム
 癒しエネルギーを醸し出して
 やっぱり斬新かな

 曲名「哀愁の140年」
 2010年3月21日
 芦屋芸術村にて
 
 ピアノ・141年前のスタインウエイフルコンサートグランド
 収録CD・中尾彰秀第15アルバム「哀愁の140年」
 森羅通信の会出版 定価1000円 11曲 60分

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-429604
               定価1000円+送料200円  


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2010年10月27日

机上のはがき

<机上のはがき>  詩 中尾彰秀      詩人・ピアニスト・ヒーラー

 
  何かを書いてあなたに
  送ろうと思っていた
  何日か経っても
  何も書かず
  まだ
  俯いたまま
  白地をさらに白く
  輝かせている
  机上のはがき

  いつしか
  溶けて
  風景そのものに

  あなたに送るべきは
  むしろ
  風景そのものだと
  ようやく気ずいて  


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2010年10月26日

愛犬の参加

<愛犬の参加>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

   月美しく
   愛犬は楽器のごとく
   吠えており

 実に良いタイミングで
 犬が吠えている
 ダビング中の出来事
 犬も聴いているのだ
 果てしなく拡がる野山の
 風の音や川のせせらぎ
 古代より変らぬ静けさ 
 このピアノは
 新しい音楽の世界的挑戦として
 演奏されたから
 二度と同じもののない世界唯一即興音楽だから
 犬も聴く

 宇宙万物一体の波動
 全てが一つの物として
 とてつもなく深い哀愁を持って鳴り渡る
 魂の中核の歴然とした輝き
 生まれ此処に生き
 生かされていることの
 感謝は尽きることなく

 中尾彰秀第10アルバムCD「月の雫をワイングラスで飲めば」
 森羅通信の会出版 13曲 70分 定価1000円

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                定価1000円+送料200円  


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2010年10月25日

笑う石

<笑う石>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

       一句

   人の曲上手に奏じてナンボかな

と、世の中にイヤミの一句を発しまして
秋深まり今日は雨。

記憶にあるゆかしさ、懐かしさ
いやがおにも快くも
我々は多くの音楽や詩を、
記憶している。
が、私は
ほとんど何れをも
覚えていない。
覚える気がないのと
覚えてもそれは創造ではないからだ。

いいなと思っても
妻の小言や上司の文句と同じく
あっと言う間に
右から左へ消えている。

記憶ならぬ天降るるひらめきが大切
それが創造

たまさかに何かの目的があり歩いていても
ふと目的から外れ降ってくるものを私は愛する。

        一句

   そこここに笑う石あり秋の暮れ

   


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2010年10月22日

前人未踏の異(偉)業

<前人未踏の異(偉)業>   記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

    --------波動音楽の時代(9)--------

 30年近く前、
 UFO研究家・バッハ(フルート)奏者・ニュートラルポイント研究家である
 和田高幸氏主催の「未知との遭遇」なるイベントに
 ピアノで参加した。
 何か新しい音楽をと言う、意気込みのある
 当時若人のライブは、
 大阪府立文化情報センターで実施された。
 程なく、その録音を、
 天才フラメンコギタリスト・椋野氏に聴いていただくと、
 我々は感情の音楽をしているが、
 これは波動の音楽であり
 異次元、とのこと。

 さすが天才!!
 波動音楽を当時から知っていたとは!!

 そう言えば、
 去年、京都東山でのイベント。
 私の詩朗読の伴奏を
 凄腕のギター奏者にお願いしたが、
 波動演奏をとは言わずに
 リズムに乗って、何かの演奏でなく
 波の力のある演奏をめちゃくちゃに
 と言ったら、
 そんな風になっていた。

 何れにせよ、
 30年近く前より
 気功・レイキ・瞑想にいそしみ
 演奏法や詩そのものを進化させ
 イベント以外には
 既刊ピアノアルバム15枚、既刊詩集20冊と
 前人未踏の異(偉)業を成し遂げた。
 もちろん、まだまだやり残したことがたくさんあるが。

 ちなみに、
 波動音楽・波動の詩とは何か。
 存在の奥域の静けさと一体となる
 宇宙の答え。
  


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2010年10月20日

月で踊りませんか一緒に

<月で踊りませんか一緒に>  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

    -------波動音楽の時代(8)-------

 今でも不思議である
 これだけの一枚
 よくも出来たもの
 これだけの世界的音楽
 一体誰が奏じたのだ!!
 CDで再聴するごとにそう思うが
 答えはたまさかに私だ。

 2010年10月3日(日)
 和歌山から大阪への高速道
 カーステでこのCDを聴きながら
 極力の安全運転で

 即興ピアノ曲は
 みずみずしく美しく哀愁と愛と冒険に満ち
 なおしっかりとした骨格を持つ
 音域は大いなる哀しみ帯びた癒し波動
 およそどこかで習い覚えた類でなく
 間違いなしに世界唯一。

 表題となった一曲
 「Shall we dance in the moon」は
 そう歌っているように聞こえる
 演奏中は、何も考えていない
 無意識状態
 後から表題が浮かんだ。 

 中尾彰秀第11ピアノCD「Shall we dance in the moon」
 森羅通信の会出版 定価1000円 73分 13曲 全曲ソロ

(購入法)郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604(おお供養を世に苦労多し)
                      定価1000円+送料200円
   


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2010年10月20日

綾を織るまで

<綾を織るまで>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

 あなたの人生を至福にする百の詩集(77)

 「綾を織るまで」  香山雅代詩集  砂子屋書房 2500円+税
                  A5版 16篇 81頁 2010年出版

 全編能楽である詩。
 日常を、生死の狭間漂う存在として捉える。
 その集中力。緊迫の才。
 その淵は、しかし、果たして永遠に暗く、苦しみ漲るのであろうか。
 むしろ、その境地におけるある種の悦楽は、特定の芸術の為。
 生きとし生きる生身の暮らしではなく。
 日々の暮らしは、おおらかに、深深呼吸して、何も気にせず
 笑っていたい。
 そして取りも直さず、生死一如、梵我一如、宇宙一体だから。

       「 生誕 」

<どこからともなく 逆さ小車がやってきて わたしを 連れ去ろうとでも
 いうのか 風景からは だれかが消えて 

 宙天に あるかなきかの グレゴリアンの和声が 吊るされる 空家の庭に
 ひとしずく 露が 零れる

 螺旋を 描く 天の綻びから 体内時計を調律する 逆さ児のいのち 星の
 生まれる時空へ 片足ずつをあらわし しかと大地を掴んでいたあしうら
 天へ かけのぼる産声 

 暁闇 宙宇の 綻びに リズム博つ

 星は はらはら せせらぎに 着水し 静かな旋律を 悠久の水面に ゆらし
 ている

 夢魔に 連れ去られたはずの もの憂い 母の面影が 百代を 道つれに
 籠の馬酔木の白い花房 散り敷く斜陽の道に 沿って歩いてくる>

  


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2010年10月18日

海へ抒情

<海へ抒情>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

 あなたの人生を至福にする百の詩集(75)

 「海へ抒情」  原圭治詩集 詩画工房 1200円+税 
                  A5版 10篇 61頁 2001年出版

 抒情と言う想像力。
 豊かな感性と知性力。
 想像力は、内なる宇宙------海イコール神秘-----に至るわけではない。
 ゆえに、必要なのだ、
 波動エネルギー持つ、詩的言語表現が。
 「海の眼」「海の耳」「海の舌」「海の環」「海の容」
 活力の希望として、詩の開花として。

        「 海の容 」

<とおくのほうから 押し寄せてきては 何を 語ろうとしているのか

 世界じゅうの海の端が たくさんの言葉を泡立たせながら 真っ白い
 歯列のような 並んでくる波濤のかたちとなって 波の 連読してゆれ
 動くなかに浸って 生きている数えきれない魚たちは おのおのの
 必然の関係を保っているから とほうもない海の広さや深さは まるで
 やさしい愛のようで 海水の包容を求めて ひとは潜るのかも知れないが

 しかし 碧海の深さは あまりに神秘すぎて その海底を・・・・・

 だが やさしさよりも惹かれるものは 真底からの おおきな海水の動きで
 怒濤となった貌の海があらわれてきた そのときのような 海の顔の
 あなたをみていることが好きで>  


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2010年10月16日

これからの示唆

<これからの示唆>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

    ---------波動音楽の時代(7)--------

 何を隠そう隠しもせぬ
 世界唯一のクラッシック的ヒーリングピアノ奏のCDを
 贅沢にも付属させて
 中尾彰秀第18詩集「龍の風」は
 2007年竹林館より
 堂々と出版された。(定価3000円+税)
 CDは、60分13曲のソロ。
 いくつかは、朗読しながら。

 曲名 ひかりの雨-------東急インホテルはシャンソンパーティにて。
               完全に目を閉じた座頭市奏法。言うまでもなく
               瞑想や気功に基付いた波動音楽。4分
     ホロヴィッツ氏のピアノ------2007年三宮スタインウエイサロン
                     にて。波動エネルギー爆発。5分
     南方熊楠へのオマージュ------1 2 3 4 5 6 7 2007年自宅。
                       魂の自然回帰と躍動。30分
     五音聖地------2007年「EARTHPOEMPROJECT」(5)。現代
              音楽パターンも得意でして。でも、例の、冷たい波
              動ではありませんよ。9分
     龍の風------2006年「EARTHPOEMPROJECT」(4)戦争を経、
            浄化される現代。片男波、アートキューブにて。11分
     レディナダ・エイズデイ-----2003年世界エイズデイ参加。瞑想的。
                     3分35秒
     HandsofLight-------同上。世界は波動だ、ひかりだ!!4分25秒

  聴くごとに、改めて思うのである。ここにある新しい音楽を。
 潜在意識の奥域から、魂からやってくる旋律は、いつも新しい。
 即興であるが故、出来る事。ハチャメチャでありながら、品格があり美しく
 はち切れるエネルギーと癒しに満たされ、完璧な構築力。

   中尾彰秀詩集「龍の風」(「南方熊楠へのオマージュ」ピアノCD付属)

(購入法) 郵便振替   森羅通信の会 00940-4-29604
                  定価3000円+送料200円  


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2010年10月16日

天使の残存

(天使の残存)  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

 あなたの人生を至福にする百の詩集(75)

 「梅園」  門林岩雄詩集 土曜美術社 A5版 117頁 94篇
                 2010年出版 2000円+税

     「 路傍 」

<ふまれても ふまれてもタンポポ 上を向く>

     「 石段 」

<嘆く石 苦りきる石 笑う石 それぞれの面 寺の段>

     「 いのち 」

<店先に積まれた土嚢 その破れから 草がすっくと立っている>

     「 病室の朝 」

<風がおいていったのは さわやかな山の冷気>

     「 冬の夕映え 」

<おさなごよ おまえのかいた 妖精が いたるところに とびちって
 おどっているよ ほらごらん>

     しいたぎられた心に、やってくる天使。
     しいたぎられた心、そのものの質を転換して
     感謝で満たされてから、
     自ら天使となるのが詩であり音楽だ。
     命に命懸けである勇気。
     見よ!発見せよ!
     今朝蹴躓いた道端の小石、その輝きを。

      
        


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2010年10月16日

本源のピアノ

<本源のピアノ>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

      -------波動音楽の時代(6)------

 習ったものは
 教えてくれた人がいる
 教えてくれた人には
 さらに教えてくれた人がいる
 源を辿ってゆけば
 教え教えられる次元を超えた
 初めのひらめき創造こそ
 山川海出現する
 本源なのだ

 宇宙一体本源である
 魂の音楽は
 詩に等しい

 中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイションCD
 「EARTHPOEMおれんじゆう」
 14曲 60分 森羅通信の会出版
 曲名 moonwalker 春の女神 春の真言 春のことだま
     大雪小雪お雪さん 蝶の秘密 渚 懐かしきあの日
     エターナルリズム 秋の声 魂 乙女のいなり
     おれんじゆう 地球交響曲
 アルバムには14の短詩が添えられ、+小詩集となる。
 ジャケットの最後の一文はこうだ。癒したる音楽を天啓のご
 とく作っている。誰であろうとも一度でも聴けば、納得される
 でしょう。願わくは、世界中余すところなく、愛と平和の魂の
 エネルギーに包まれることを。   合掌
     2006年9月  中尾彰秀

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
               定価1000円+送料200円

   


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2010年10月12日

森羅万象の音楽

<森羅万象の音楽>  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

   --------波動音楽の時代(5)--------

 「あんたの演奏は、クラッシックみたいやね。
 でも、良く聞けば全く違う。
 森羅万象が降ってくる。」

 まだ、CDを製作していない初期に
 そう言ったのは、
 音楽文化堂の会長・福島さん。
 先験の明の方との巡り合いは、
 良い励みとなる。
 会長は2009年12月に
 亡くなられたが、
 改めて今
 もし聴いていただけるとしたら
 迷わず
 これを選ぶ。

   中尾彰秀第14ピアノCD「TAOやかな地球」
   森羅通信の会出版 定価1000円 60分 13曲

   {曲名}  やわらかいもの ショートホープ 忘れないで
   廊下 哲学 笑うんか しとしとの地球 ひとつひとつのこと
   桜桜桜in紀三井寺 さあこれくらいで休もうよ ドビリング
   マサさんの桜は満開 アトラス星より愛を込めて

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                定価1000円+送料200円  


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2010年10月11日

特別のCD

<特別のCD>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

       -------波動音楽の時代(4)------

 波動音楽・ヒーリングサウンドとは、極めて奥深い哀愁に、魂を癒す
優しき音。日の出のごとく、その時初めて出でたもの。

 中尾彰秀ピアノCDは、全てがそれであるが、特に一つ上げるとすれ
ば、第10ピアノCD「月の雫をワイングラスで飲めば」だ。

 全13曲 70分 
 曲名 AutumnDance うちゅういち 聖なる朝 愛の扉 想いのたけ
     心の焔 HEALING MYSELF どこでもドア 走馬灯 キョトン
     月の雫をワイングラスで飲めば ユリゲラの絵を前にして

 その内容は、可愛いウサギちゃんとお月様の絵のアルバム、及び、曲
名から推し量れる。私自身、これだけ内面パワーの迫る演奏は、中々出
来ない。もちろんオリジナルインプロヴィゼイション。他に絶対に、あり得な
いもの。「EARTHPOEM賞」を受賞した、2007年の作である。
 それともうひとつ言っておかねばならない、重要な事。同じ演奏は二度と
出来ないし、する気もないので、新たかにイベントで来場して聴いていただ
いても別の演奏なのであります。逆に言えば、量産しはするものの、このア
ルバムは私にとっても唯一の物なのです。

    中尾彰秀ピアノCD「月の雫をワイングラスで飲めば」

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                定価1000円+送料200円  


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2010年10月11日

東大合格中尾〇〇

 (東大合格中尾〇〇)  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

 祝東大合格中尾〇〇
 行きつけの理容店の並びの塾の入り口に
 数年前から張られている
 さすがに黒字は薄くなって
 良い味が出てきた
 やはり東大合格は
 塾の最大の宣伝
 不況にもかかわらず
 田舎都市では
 パチンコと塾が繁盛
 まあせいぜい頑張ってくれたまえ

 しかし
 私の興味そそるのは
 その場の娯楽や
 何かをする為の何かではなく
 今ここで
 創造的な何をするかだ
 取りも直さず
 当方の看板
 「EARTHPOEMPROJECT」  


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2010年10月10日

ついでの美学

<ついでの美学>  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

  ラッキー!
  丁度近くに居たので
  ついでに寄ったの

  実は明確な目的があるのに
  軽いタッチングを演出
  我々の天才的手法
  ----ついで----

  よくよく考えてみれば
  「ついでの美学」は
  日常溢れている

  走るだけでよいのに昔の美しい車
  ヒノコンテッサ・ルノー いすゞ117 ニッサンスカGTR ミツビシラムダ
  トヨタ・トレノ ホンダシビック ヨタ8 シルビア マツダRX7
  言葉だけで美しいのに、美本である詩集
  世界唯一などと言って、詩人が奏じるピアノCDを付属させた詩集もある
  寒さをしのげばよいのに、ファッショナブルな服
  建物だって-----  携帯だって-----。

  そして
  当方の出版しているfax専用詩誌「EARTHPOEM」
  毎月一回 現109号 A4一紙 手描き
  「詩を朗読する詩人の会”風”」(現417回)のご案内をするついでに
  送っている賢い厚かましい誌。
  しかし、その内容たるや
  何れが本命たるか解らぬ
  時に、案内を喰ってしまうド迫力
  日本全国、会に来られぬ方にも
  大いに喜んでいただいている。  


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2010年10月10日

涙の即興ピアノ

<涙の即興ピアノ>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

    -------波動音楽の時代(3)--------

 「菜園に吹く風」と言う詩集がある
 著者 志田静枝 ひまわり書房 1700円 2004年出版
 始めから終りまで一読するやいなや
 その詩群の
 自然体の深さと平明さに感動して
 止めどなく涙が出た
 塩気の多いその雫を
 手にまぶしながら
 その場で
 目を閉じた座頭市奏法をした
 ピアノ・アトラス 7分

 いくつもの渦巻く風まとい
 なすび トマト キュウリ
 野菜の言葉で音で
 赤青黄色緑色
 ねちこくからりとあまずくころころり
 いつか来たここあそこ
 懐かしさが懐かしいまま
 大空を闊歩する
 適度に筋肉張ってきて
 此処に居ながらの高さに驚いて
 不思議な波が沸き起こり
 温かい空気と山に包まれる
 何かが体を突き抜けて
 光る魂との一体
 あれれ 
 形とは幻想なのか
 内なるところで
 あらゆるものは合掌している

 収録 中尾彰秀ピアノCD 「ANGELGARDEN」 13曲 60分
 (購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                 定価1000円+送料200円

 

 

  


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2010年10月09日

たまにはショパン

<たまにはショパン>  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

    --------波動音楽の時代(2)--------

 二回お会いした
 三回目には
 亡くなられていた
 某ピアノ大学教授
 数年前
 外交の仕事で訪問した時
 一曲奏じさせてもらった
 秋葉山の中心地
 彼女の名言
 「即興出来たら、譜面要らないねえ。
 たまに、ショパン弾きたくならないの。」
 
 このくんだりは
 詩にしている。
 「竜の落とし子」
 中尾彰秀第19詩集 森羅通信の会出版
 2008年 A4版 10篇 39頁 定価500円

 私は一生涯決して、忘れないだろう。
 もっとも、当方は
 ショパンもバッハもモーツアルトにも
 興味がない。
 私をコンデンサにして
 宇宙あるいは天から
 直接オリジナルの音楽が
 いくらでも降ってくるから。

(詩集購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                   定価500円+送料200円
  


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