2011年05月01日

聖なる木

<聖なる木> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 ここにある音楽は、天降る即興で奏じる感情を超えた波動音楽。全曲が精妙なる
 宇宙一体の哀愁たっぷりの旋律で成り立っている。

         中尾彰秀第17ピアノCD「聖なる木」

 ピアノソロと詩朗読とピアノとのセッションより成る11曲60分のアルバムだ。
 詩朗読は、飛鳥彰 船曳秀隆 名古きよえ 田村照視の各詩人。
 終曲のソロ「聖なる木」(8分)は、ジャケットの詩はこうである。

 「汗と涙と血を拭いて、自分自身を深く見つめるのだ。するとここに二本足で立つ何
 者かがある。その何者かは、かつて理知と実存で世界から孤立していたが、やがて
 時を経て、実は宇宙を内に持っている自らが聖なる一本の木だと気付く。

 根はマグマに食い付き、頭脳は世界中の愛と哀しさをむさぼり、五体は青い血脈が
 二六時中躍動し、風に百の分身を委ね、太陽に開き切った心を晒し、鳥という鳥を愛
 人にする。

 根があるからと言って、決して動かないのではない。あなたは知っているだろうか。
 一瞬の内に地球一回りして、基のここにいることを。」

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Posted by nakao at 18:28Comments(0)piano