2012年09月20日

水崎野里子詩集

<水崎野里子詩集> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 みんなの人生を至福にする百の詩集(78)

 「あなたと夜」 水崎野里子詩集 竹林館 ポエムポシエット15 2005年
                           800円+税 36篇 88ページ

       彼岸から此岸に来た
       神に引導されて
       無垢の生まれた地から
       現代の文明に来た
       人間の歴史に乗って

       エジプトを出て海を切り開き渡った
       モーゼに引率されて
       新しい島で大陸で
       文明を作った

       心の泥沼詩人たちと
       かなり喧嘩したのでしょうか
       返り泥は水晶にして
       今も光る
       「出エジプト記」のごとき詩
       「帰らざる河」
       そもそも風は神
       神の子としてこの世この地を
       生きる覚悟がひしと伝わる詩

          「帰らざる河」

<あなたは日の光 木々のそよぎの中に すっくと立っている

 あなたは風 あなたを掴もうとすると あなたは私の手の中から逃げる

 あなたには声はない いつも微笑みばかり 私は必死にあなたの声を聞く
 でもいつも あなたの声は 風が盗んで行き 青い空となる

 怒涛の河があった 私たちは渡った たった一艘のイカダで 越えた

 今 あなたはここに立つ やわらかな微笑みとなって あなたには声はない
 ただ 立ちつくす確かさがある 

 もう 私は帰れない むこう岸へは>

   


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2012年09月20日

日本企業は何をした

<日本企業は何をした> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 経済アニマルや理系アニマルという言葉は
 かなり以前から消滅した
 経済でも理工科学化学でも
 何でもいいから
 掘り下げて世界を和する次元に至れば
 お経は超物理だとか
 数学は無限の波動だとか
 中間子は祈りの破調だとか
 医食同源だとか
 一部の波動水は末期がんを治したとか
 EM微生物は泥を良い水にするとか
 放射能汚染除去に効果ありとか
 上げればキリがないほどの
 利用価値が解ってきたからだ

 逆に心の泥沼をたむろする昔の文学は
 鬱の心を慰めはするが
 何にもならない
 もちろん現在では
 癒し波動の次元に文学は
 やっと気付いたが

 さてそこで思うのだが
 日本の企業は中国で
 何をしてきたか
 性格や心は優しくても
 単に経済理系アニマルの一面ばかりが
 日本と思われていないだろうか

 私の気功の師は
 二人とも中国人
 瞑想の師はインド人
 精神風土の奥深さで
 中国もインドも共に
 敬愛する国である
 日本語を使う現代詩と
 西欧の楽器を使うピアノ即興は
 宇宙一体波動エネルギーとなって
 国境を越えた
 愛と平和の魂である
   


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2012年09月19日

魂って何

<魂って何> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 魂とは何か
 という問いほど
 答えを含んだ質問はない

 魂とは何か
 という問いは
 問いそのものが
 物的科学的3次元レベルで考えているから
 解らないのだ
 すなわち
 その考えの次元を超えたものが
 答え

 私のこの答えは
 質問の側からでなく
 答えの方すなわち
 宇宙一体波動なる
 魂の方から引導された  


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2012年09月18日

風の波動(15)

<風の波動(15)> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 2012年1月よりスタートした小詩誌
 「風の波動」は、15号を出版した。
 A4版 1紙 無料 手渡し 手書き
 イベントの期会に配布
 中身はピチピチの創造性
 提案に止まらぬ答えたる
 宇宙一体波動エネルギーに
 満ちている。

 入手ご希望の方は
 私の参加するイベントに
 お越し下さい。  


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2012年09月18日

大アンケート

<大アンケート> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何でも一般論に
 当てはめようとするアンケート
 そう何やらのアンケートに
 答えたのは
 まだ暑い雲の多い
 つい先日のこと

 考えはいくら先進でも
 一般的であることは
 ある種の安心をもたらす
 人間の暮らしかな
 狼が羊の面を被って
 ササと書いたのだよーん

 原発の継続に賛成・反対
 * 反対ではあるが、基からあること自体間違い
   国と企業の詐欺、リニア高速新幹線も同様

 コンビニはよく利用されますか はい・いいえ
 * はい 立ち読みと身体冷却のため

 コンビニで好きなものを3つ書いてください
 * 漫画 週刊誌 メロンパン バター味はもう飽いた

 コンビニに新たに置いたらいいと思うものがもしあれば
 書いてください
 * 近所在住の詩人の詩集  


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2012年09月18日

原発のウソ

<原発のウソ> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 この本を待合室の棚に置くと
 そこの責任者は
 嘘をつかないと思われて
 お店は大繁盛する

 病院 銀行 郵便局 コンビニ
 保険会社 証券会社 〇〇組

 小出裕章著 扶桑社新書 2011年 740円+税

 原発研究者が爆発後に暴露する
 様々の日本の不手際・無知・詐欺
 の良くわかる本。結果、一部の人々
 の金儲けに利用され、後から国難の
 それらしき名目で増税・生命・健康(
 病気)で支払うバカバカしさ、それが
 原発。しかし、これからの未来は作る
 事が出来る。その前に、推進した議員
 は全員が一人1000万円弁償せよ!!
 300人で30億円なり。言い訳はもう聞き
 飽きたのだ。研究者も弁償せねばならな
 いよ。6版のこの本の印税とかで。
   


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2012年09月17日

司由衣新詩集

<司由衣新詩集> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 みんなの人生を至福にする百の詩集(77)

 「魂の奏でる音色」 司由衣詩集 コールサック社 2012年 A5版 168頁 37篇

        感性の奥域をさも宝石のごとく、隠し持ったまま
        その周辺をたむろする愛すべき詩言葉。味覚も
        深まり、ついにいたたまれなくなり叫び出す。
        そう、百の周辺がついに。中心たる魂を夢見なが
        ら。魂の奏でる音色をしかと聴きながら。

        「魂の奏でる音色」

<・・・・・・いつのまに終わっていたのだろう いきなりカラオケが鳴りだして
 男仲間の丁さんが歌った 「有楽町で逢いましょう」 フランク永井そっくりの
 声色が わたしを幻のオーロラへ誘った ぼんぼりの灯に映しだされた 男の
 影にぐいと魅せられ 熱る頬をそむけた (小鳥のいる場所に戻ろう

 世の中という洞窟に灯りをと点すのは アガペーでも イエスでもない まして
 タナトスではない エロスという魂だ 

 君という小鳥が 空を飛べないのは 空が汚れているからでもない 翼を傷めて
 いるからでもない どこへ向かって生きるか 魂の奏でる音色を聞こうとしないか
 らだ>

        さてさて、重要な問題であるヨーーーン。魂の奏でる
        音色は一体どこにあるのでしょう?
        (1) カラオケのオッサンの声
        (2) 自閉症ではあるが、天才の感性持つ息子の音楽
        (3) 息子でもない。自分自身の世の洞窟に左右されぬ
           胸の奥の奥。息子が気付けば、息子にもある。カラ
           オケのオッサンが気付けば、カラオケではなくオッサ
           ンの胸の奥にもある。

         答えは(3)。(3)がクリア出来れば、(1)も(2)も答えと
         なる。様々の修行と真我・魂への目覚めが必要です。  


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2012年09月17日

暴徒

<暴徒> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 一句  秋深く真実怖い暴徒かな

 誰のものでもない地球の海島
 取り合いなんて
 島を財テクにするのも
 感心しない
 海も島もオイオイ泣いてるよ
 それ以前に話し合いせず
 真実を恐れている暴徒
 偽の愛国  


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2012年09月15日

詩人・山田博

<詩人・山田博> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 みんなの人生を至福にする百の詩集(76)

 「戯画」 山田博詩集 編集工房ノア 定価2000円(?)

       いつかしらのE.P.P.イン「アートキューブ」和歌山市和歌浦において
       ダンボールで兵舎を組立て、鉄砲に見立てたびっくり玉鳴らし、詩朗
       読をしたのは故山田博氏。
       二度と花火あかんで、会館の人にくぎを刺された。エチケット違反。
       日本は戦争の名目で数億の人間を死に追いやった。それこそ許され
       ない犯罪。沖縄では、生きることのできる人びとを多数死に追いやっ
       ている。
      
       詩人は戦中、東南アジアに出兵し、奇跡的に生きて帰国された。詩集
       には現地での自筆メモを参考に、たくさんの優れた詩を書いておられる。
       二度と戦争は起こしてはならない。なお、戦争犯罪者は国。今の平和を
       大切にせねばならない。その気持ちと、周囲の人々への気の配りに際立
       っ優しさを感じさせられた。

       今その詩集は手元にはない。
       上記、イベントでのCDには収録出来ているので下記する。
       その場で出来たとてつもなく美しい哀しい旋律が、魂に鳴り響く!!

       中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイション
       「静かに水が」 13曲 60分
       森羅通信の会出版 定価1000円
       (購入法) 郵便振替 00940-4-29604
              森羅通信の会 定価+送料無料

       
       

  


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2012年09月14日

つっかえ

<つっかえ> 詩 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 つっかえがある
 なんとなくあるのがわかるから
 こころのしょくしゅをのばして
 とってみると
 ひとつのいめーじが
 すとーりーがでてくる

 けさよあけまえにみていた
 あのおもしろい夢
 くみたててひとつのさくひんとなる
 詩のことば
 いずみのごとくわきだす
 そっきょうぴあのの旋律

 つっかえぼうは
 だいじなものをふんしつから
 まもるためのものなのか
 さあ どんどん どんどんどん
 どんな化け物がまっていようとも
 ひるむなよ  


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2012年09月12日

哀しき詩評

<哀しき詩評> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 それにつけても哀しき詩評
 詩評は説明ではない
 その詩人の自ら気ずかぬ本質を
 浮き彫りにして
 世界の本当の
 在り方成行きを示唆する

 くれぐれも
 詩評は解釈ではない
 その詩人の自ら気ずかぬ
 宇宙一体たる本質を
 描かれた詩語をきっかけにして
 あからさまにすること
 浄化すること

 詩評出来る出で立ちがあろうとも
 しかし私は
 詩人達のお付き合いイベントには
 御遠慮しております
 逆に創造的なイベントを
 私の方からご用意いたしましょう

 あらゆる人は
 無限の静けさと
 地球より深い哀しみと
 光がなくとも光る内なる歓喜に
 満たされている
 
 詩評の延長として
 そんなイベントを
 皆様のためにいつも
 用意しております

  


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2012年09月12日

何を今さら原発0

<何を今さら原発0> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 提案から実行までの距離
 その距離の間で
 距離から外れていても
 一体何人の人が
 犠牲になるのだろう
 多くは犠牲と気ずかぬまま
 これまでは
 提案すらなかったのだから
 気休めにはなる
 原発ゼロ提案

 しかしはっきりとしておきたいことは
 いかなるプロセスで人生を送ろうとも
 我々人間は命の内側に
 無限の平和の魂を
 隠し持っているということ
 自ら持つ内なる宇宙を
 愛することが大切
 当方は〇〇反対運動家ではない
 人類万類を救う
 詩人・ピアニスト・ヒーラーである

 0(ゼロ)を発見したインドでも
 反原発デモが行われている
 今選挙の勝負どころとなっている
 数100人の日本の政治家(屋)さん
 くれぐれも
 0(ゼロ)を〇(丸)と
 間違えないようにね
   


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2012年09月11日

感動的な事

<感動的な事> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 金メダルに感動した
 トムクルーズに感動した
 一億円の寄付に感動した
 地球の大きさに感動した
 秋さんまの美味に感動した

 感動はたくさんあるようですが
 ホンマモンの感動は
 一つだけ
 各人が持っている

 それらの感動は
 決して否定はしませんが
 日々の物的現象を超えた
 自らの内なる
 永遠の平和をこそ

     「感動」

<感動的な事は 何かないかと 深夜 突然 友人からの電話

 はたと困ったものの お月さまの光 とてつもなく柔らかいまま
 東の斜め窓から差し込み 素裸で舞踏するうさぎのごときもの
 なまじの分析内面は 不幸ですか不条理ですか近代科学です
 か 人生の目的は何 直に入るのです 意識は超意識 そのも
 のとなって 

 なんて 私は言わない にっこり 今 ここに 
 宇宙一体 在るものが 感動さ>

  中尾彰秀詩集 「うちゅういち」 竹林館 平成14年 定価800円+税

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価+送料無料  


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2012年09月11日

鳥たちのように

<鳥たちのように> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー


 みんなの人生を至福にする百の詩集(75)
 「鳥たちのように」 おしだとしこ詩集 土曜美術社 2012年 定価2000円+税
                                A5版 109頁 27篇

      人生の迷いの途上に見出す、詩的生態リズムが
      鈍く美しく鋭く語りかける。ひょっとしたらそれは、
      鳥たちの囀り、あるいは体内の水の一滴。
      憧れではない、憧れとは自分自身を何も変えられ
      ぬ弱虫のかつての抒情。宇宙の本質を内に見出し
      見出そうとする活力。

        「ことばに寄り添う風景」

<足元から暮れていく晩秋の色に染まりながら 六十五回目の夏を弔った元安川
 を眺めている

 水は川を満々にして流れているのに 霊送りをおえた川底には まだ あの夏の
 灼熱が沈んでいるから この川を流されていったものたちの瞳が 川面で青白く
 ただよっている ときおり 擦り切れた映像をぬらして 足元をヒタヒタと水が叩き
 雨の日がさびしいのは 慈雨 甘雨 雷雨 豪雨 意志をもつ手で閉ざした扉を
 うつからだ 

 水は行方知れずへと 流れはしない 大地に降りそそいだ雨は山槇でかがやく
 雪になり 天と地のあわいを いろどる虹になり 高みから低みへ そして また
 高みへと昇っていく 水のメタモルフォーゼ はやい落日を追うように 晩秋の西
 空を雲が歩いている あれは 天と地を自在に往き来するものたちが 雨上がり
 の空に架かるプロムナードを渡って 天界へ戻っていくのだ きっと

 水のひとしずく ひとしずくが 萎えていくいのちを たちあがらせようとして
 この 体内にも満ちている>
      
  


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2012年09月09日

植物の好きな曲

<植物の好きな曲> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 植物の好きな曲は
 既に癒された波調の
 ヒーリング音楽かもしれない
 和歌浦に程近い某園芸店では
 いつも故宮下富美夫の様な曲が
 静かに流れている

 何も買わなくとも
 しばらく私は
 それを聴いている
 ほら ほら ほら
 宇宙の哀しみを帯びた
 波動音楽の粒子に
 植物たちの笑顔
 ほら ほら ほら

 ゆるぎない確証が今
 光となる
 大自然の実態は
 風 水 地 空の波動であり
 波動エネルギーを
 支えているのは
 神の愛
 全てそれは御膳立てされて
 私の内にある  


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2012年09月09日

恐るべき社説

<恐るべき社説> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 かくも明確に
 国の方針通りの原発推進に
 同調して良いものやら
 目先の企業利益目的が見え見え
 記者自らが安全を
 確認したのではない
 その一方的論法に
 私は恐怖すら覚える
 某大手新聞の社説
 2012年9月5日(水)
 読者全てが同調するわけではない
 ほとんどの読者は社説など読まない

 そう言えばかつて
 ヒチコックの映画で
 恐怖を与えるコマを入れ
 観客の好奇心をそそったが
 今では違法
 暗黙に今でもテレビCMに
 使用しているのかも知れないが
 くれぐれも
 力の法則に注意

 何れにせよ
 国の方針うのみの記事が
 氾濫する紙面となっているのは明白
 洗脳で億の人が死ぬのは
 悲しき戦争
 洗脳は今も昔も恐ろしい

   


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2012年09月08日

たかが電力

<たかが電力> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 たかが電力の為に命を落とすな

 名言を残した坂本龍一氏
 電力は経済の根幹を成す最重要なものだが
 生命のエネルギー源であるのは
 経済ならず音楽であり詩である

 たかが電力か
 たかが芸術か

 芸術家も経済が破綻すると
 ギャラが消滅する
 何れにせよ
 後世にいいものを残す
 経済でなければだめ
 爆発してもしなくても
 破滅を残す原発経済は
 たかが電力とののしられても
 仕方のない自業自得だ  


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2012年09月08日

真実を好いた風に

<真実を好いた風に> 詩 中尾彰秀         詩人・ピアニスト・ヒーラー

 真実を好いた風に書いていますね
 
 とある詩人からの
 久し振りの通信

 真実とは
 誰しもが持っている
 内なる無限・静けさ
 私の場合
 詩とピアノ奏は
 なおさらに世界へ
 波動展開しているが
 いつの時代にも
 間違いを犯す
 世の流れや政治に
 竿刺すことを
 忘れてはいない

 風は古今東西
 ありとあらゆる風があって
 好いた風を引き込んで
 心や魂を刷新する

 一つの通信は
 一つの風となり
 50年100年1000年後
 我々は遂に
 真実を好いた風そのものになる  


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2012年09月04日

良質のイベント

<良質のイベント> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世の中様々なイベントがある
 それはよろしいが
 やりっ放しの表現するだけの
 一方通行の
 例え食付きでもいくら有名人でも
 参加費の高いものは
 敬遠するのが賢明
 高い参加費のものは
 余分のお金を招待客や
 出演者や主催者にたくさんまわし
 参加者は二人分も三人分も
 払わされているのだ

 そこで極めて良心的で
 参加者にも人生の生き方を
 考えさせるいかにもみんなで作るという感じのイベントを
 紹介しよう

 「講演と構成詩・朗読の午後」(関西詩人協会イベント・2012)
 日時 2012年10月6日(土) 1時30分~4時30分
 場所 ドーンセンター 1階パフォーマンススペース
     大阪市中央区大手町1-3-49 電話 06-6910-8500
 参加費 1500円(当日受け付けにて) *コーヒー紅茶ジュースの何れかと
                            お菓子付き

 群読 山月記 -------虎になった詩人の苦悩を描く中島敦の不朽の名作
             会員有志による朗読
 講演  「動物行動学から人間を考える」  松原 始
                           東京大学総合博物館特任助教授
 ピアノ演奏  松原さおり ヤマハグランド使用
         「ワルツ」ショパン作曲  みんなで歌おう 「七つの子」「夕焼け小焼け」
 構成詩朗読  動物・生き物・にんげんをテーマにして、数人が自作詩を朗読する

 参加申し込みは不要。当日お越しくださいませ。
 場所は大阪城の西北隣に位置します。
             
                           


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2012年09月02日

秋の虫

<秋の虫> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 チロ チロ チロ チロロン
 チロ チロ チロ チロリン

 猫額の裏庭で
 合唱する秋の虫
 
 あそこで鳴いたら
 こちらで鳴いて
 こちらで鳴いたら
 あちらで鳴く

 虫同士で何かを
 連絡し合っている

 せいじとかいうやっかいなこと
 にんげんどもはやっているが
 ほうしゃのうばらまいてからに
 なんのためのせいじか
 わかっとらんのちゃうか
   


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