2013年05月13日

新聞記事

<新聞記事> 詩 中尾彰秀                   詩人・ピアニスト・ヒーラー

 人を侮る
 人々をなめる
 国民を偽る
 政治のその状態を 
 しかと目撃できる
 新聞記事  


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2013年03月20日

岡崎葉新詩集

<岡崎葉新詩集> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(9)

「春をいくつ」  岡崎葉詩集 モデラート叢書  2013年 定価1200円+税
                              20篇 78頁

      問い掛けと抒情が美しく織り成す詩。
      一人の内にある地球・宇宙
      あらゆる存在の究極は光
      真実を
      詩で表すのは容易でない
      生き方で実現するのは
      さらに容易ではない
      詩人は
      その両方をやるべし!!
      それが詩人。
      何のために
      人はこの世に生を得たのか
      答えは生命の奥深さ自体にある。

         「優しすぎてまぶしすぎて」

  <人ひとりは ちいさな存在だと あのときまでは思っていた
   地球の上から ひとりが去っても そのことに気ずかれはしないので

   人ひとりは 一粒の実にすぎないと あのときまでは考えていた
   地球に満ちる たくさんの知識に比べれば ひとりが成すものは
   ささやかな収穫だと

   けれども今日まで生きぬいて 実らせたものは ひとりひとりの謙虚さ
   ひとりひとりの力の凄さだと あのときに気ずいた 優しすぎてまぶしすぎて
   見えなかった陽のひかりにも>  


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2013年03月16日

枯葉の術

<枯葉の術> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 チロチロチロ
 秋でもないのに
 枯葉が舞う

 雀たちの道を走る様は
 枯葉の舞い
 トンビに目撃されても
 枯葉
 芸は弱者の術
 強い人間は
 人間にしか化けられないから
 人間同士で
 騙し合い殺し合い
 でも雀ちゃん
 聞いてくれるかな
 優しい癒しの力
 無限にあるのも人間
 年金老人と言えども
 恐慌のような時代にも
 公金ばら撒くアベノミクスに
 騙されへんよと
 街中に優しい笑顔
 溢れている

 エッ何?
 アベノミクスクス
 阿倍のみクスクス?  


Posted by nakao at 16:02Comments(0)芸術

2012年11月06日

詩人・木村永遠

<詩人 木村永遠> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 40年近く会った事がない
 学生としてお互い京都にいた頃
 詩の仲間となってから
 会合で何回も会ってはいた
 その頃合いで
 和歌山の実家に
 泊めたことがある
 木造平屋で庭の広々した
 自然一杯の裏が山の土地
 彼とは何やかやと
 詩やらジャズやら芸術やらの
 話をし合った覚えがある
 確か二三歳後輩
 その後卒業してからは
 電話が二三回
 手紙が二三回
 今に至るまで
 良く覚えていたものであるが
 今回は手紙を出した
 何をやっているか
 ブログで紹介するでと

     詩人 木村永遠

 詩のボクシング佐賀県大会準チャンピオン
 大分市生涯学習・詩の指導者
 大分県、福岡県、佐賀県での詩の朗読
 フォトポエム展(大分市、別府市で開催)に参加 他

 著作 詩集「おにぎり は すりすり」(命の詩「あつこ」他)
     詩集「人生は、ドラマじゃ。」
     ミニフォトポエム集「君は 風と一緒になる」 他

 ブログ 「人生は、ドラマじゃ。」 http://niginigi.junglekouen.com/
 ツイッター  名前 にぎにぎ
 フェースブック 名前 木村永遠

 私より遥かに出世している模様で、よかばってん。
 古典情緒主義者と喧嘩せずに、どうかマイロードを
 突き進んでくだシャイ。
 京都時代は私は何やら不良の様であったが
 いまだに京都の夢を見る。


   


Posted by nakao at 16:53Comments(1)芸術

2009年07月05日

詩 <ブランコ>

 <<< ブランコ >>>    詩 中尾彰秀  詩人、ピアニスト

   
  黄 青 赤
  人の乗らぬブランコ
  豊かに静止している
 
  早朝かなりの雨が降り
  つい今しがた
  震度2の地震があった
  足元のへこみは美しい湖
  地球の向こうへ至る術
  向こうとこちら自由に行き来する長い髪の少女の為
  格別しなやかに吹く風よ
  ブランコに乗る風は
  風の中の風だ

  黄 青 赤
  ブラリブラブラ
  ブランコよ
  
  百 千 万の子供を抱いて
  湖を縦に震わせ
  ゆっくり踊る
  天を受け地に至る
  地を受け天に至る
  大人の分際でちょっと乗ってみたら
  森羅万象一つ一つの輪郭なくなって
  糊のごとき和合の風が吹く
  あ もうこんなにも賑やかに
  大きく弧を描いて

  


Posted by nakao at 11:08Comments(0)芸術