2012年03月09日

カラスの時間

<カラスの時間> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

    「カラスの時間」

<カラスはふかい淵に棲み 時間を自由に 出入りする

 電信柱は中継点 ときには哲学者のかおで -----神は死んだ
 などといい まひるの空をかけのぼる

 つぎはぎだらけの マントをまとい 時間のギアをいれかえて
 千度の熱をあびにゆく 

 だから あんなに黒いんだ>

        上記 吉田享子詩集 「おしゃべりな星」より
        下記 中尾彰秀のごたく詩

      ちなみに人間は
      自分の時間を生きているのか
      あくせくと金儲けのために働いて
      時間泥棒されている人間
      情報はインターネットで
      何でもあると思い込んで
      大穴(片手落ち)を知りもしない
      人間様には
      一日を24時間と
      決めてしまった大罪がある
      実は25時間に近いのに
      2012年は4年に一度のうるう年
      2月29日があって
      失敗をごまかして許しを請い
      みんなでうるおううるう年

      カラスが神様になる年

       

        


Posted by nakao at 16:56Comments(0)芸術