2010年12月03日
雨の夜静けさに包まれる
(雨の夜静けさに包まれる) 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ふいに
静けさに包まれる
雨の夜
何もすることのないまま
テーブル越しに
台所を眺めて
今決して静かなわけではない
隣の倉庫のブリキ屋根を直撃する
大粒の雨の音
CDはモーツアルトをモノログで
ふいに
静けさに包まれる
大粒の雨の夜
何もすることのないまま
きっと
何もすることのなさが
静けさの宇宙のマント
拡げているのだ
日々我々は
何かを成すという目的で
いかに静けさを切り刻み
血み泥になっているか
病を癒したり
世界を平和にするのは
何もすることのない
この静けさだ
静けさにどっぷりしたると
宇宙は純化され透明になって
どんな宿命もカルマも
消えてなくなるような気がする
雨の夜
静けさに包まれる
ふいに
静けさに包まれる
雨の夜
何もすることのないまま
テーブル越しに
台所を眺めて
今決して静かなわけではない
隣の倉庫のブリキ屋根を直撃する
大粒の雨の音
CDはモーツアルトをモノログで
ふいに
静けさに包まれる
大粒の雨の夜
何もすることのないまま
きっと
何もすることのなさが
静けさの宇宙のマント
拡げているのだ
日々我々は
何かを成すという目的で
いかに静けさを切り刻み
血み泥になっているか
病を癒したり
世界を平和にするのは
何もすることのない
この静けさだ
静けさにどっぷりしたると
宇宙は純化され透明になって
どんな宿命もカルマも
消えてなくなるような気がする
雨の夜
静けさに包まれる