2013年05月16日

詩が降る

<詩が降る> 詩 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 詩が降って来る
 静やかに
 音無しの音で
 生命そのものとして
 降って来る

 どこの誰とも
 どこの国とも
 自分自身にも
 摩擦は生じない

 内なる宇宙そのものとして

 たまさかに
 雨であったり
 雪であったり
 月の雫であったり

 あなたは知っているだろうか
 知らなければ時代遅れ
 知らなければ愛の不足
 外的物象は何でも良い
 色即是空 空即是色
 究極のリアリティを

 詩が降ってくる
 軽やかに
 音無しの音で  


Posted by nakao at 17:55Comments(0)芸術