2010年04月30日

エラい人

< エラい人 >  詩 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー
                        アフラック代理店中尾直司

   決して人を馬鹿にしてはいけない
   
     大通りあの四つ角にある
     かの有名なラーメン店
     前の客の汁を入れてるとタレこまれ
     何度も保健所に指導されたが
     どこから沸き出して来るのか
     今だに行列が出来ている
     
        こりずに作る方もエラいし
        気にせず食べ生きてる方もエラい

           流行る店には必ずある
           遠い昔誰しもが体験した
           きわどくも懐かしき秘密
           一度この説明不能のゆかしさに触れると
           若かりし頃のエナジーが再燃
           とある目的が浮上して
           突進している自分に気付くのだ

              決して人を馬鹿にしてはいけない

                 私だって誰かにきっと指差されてる
                 世界的芸術家らしいが
                 金儲けに走らぬお人良し

              何れにせよ最近は
              本当にエラいなあと思っている

            この四つ角で
            日の落ちぬ頃合いから
            キチッと歩道の隅一列
            並ぶ主たる若人たちを見るに付け
              
                   


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2010年04月30日

倒立正座

< 倒立正座 >  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー
                         アフラック代理店中尾直司

   そこでひらめいて
   そこで新たな音楽を創る

      永年一定の記憶を刻印されたハンマー
      風のそよぎを消滅させられたピアノ
      ここでインプロヴィゼイションは至難の技
      世は記憶音楽ばかり目立つが
      その逆境で宇宙一体を得て
      その逆境で私自身初めての演奏
      詩朗読とのセッションもやりながら

         そんなこんなでライブを重んじて
         2010年の一大事業
         第14・15 中尾彰秀ピアノCD
         第20詩集「静かな背ビレ」に合わして出版!!  


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2010年04月28日

EARTHPOEMPROJECT

<EARTHPOEMPROJECT>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                                アフラック代理店中尾直司

  一つの主張は、一つを切り捨て
  しかし、主張せねば
  動かぬ世の中。

     主張にしかし
     普遍的な思想・哲学があれば
     許されもする。

        なお、その主張が、何れをも和し
        何れをも活かすものであれば、
        なお良い。

           どこかの国の政治に
           当て付けたのではない。
           当方の芸術活動の事である。

              詩と音楽とジャンルを超えた芸術。
              中尾彰秀の独断と普遍に基ずいた
              決して切り捨てぬ
              あらゆる存在の源から
              活力を得、与える

                 EARTHPOEMPROJECT!!  


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2010年04月27日

はじまりの音

< はじまりの音 >  記 中尾彰秀   詩人・ピアニスト・ヒーラー
                          アフラック代理店中尾直司

  あなたの人生を至福にする百の詩集(41)

  高丸もと子詩集  「はじまりの音」  たんぽぽ出版 500円+税

      「空の下で」

<芽を出したのは どうしても 出したかったからでしょ
   咲いたのは どうしても 咲きたかったからでしょ
      わたしが生まれてきたのは どうしても 生まれてきたかったから

         あなたに会って それが 本当のような気がするのです>

      「秋風」

<ティ―カップの底に 枯れ草の ちいさい ちいさい粒がいくつか
      わかった
    風がここで 休んでいったのね>

    もともとのもと。遙かな源流。それを求めて山の頂や、
    地球の北の端・南の端、あるいは未開の地へ行かな
    くとも良い。今ここに生きる命の奥深さを智ること。

    数億年の樹と同じ気の流れ、地球・宇宙の波動を、我
    々人間は持っているのだから。ただしそれを忘れつつあ
    るのだが。  


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2010年04月25日

粒子空間

< 粒子空間 >  記 中尾彰秀   詩人・ピアニスト・ヒーラー
                        アフラック代理店中尾直司

 あなたの人生を至福にする百の詩集(40)

 香山雅代詩集 「粒子空間」   編集工房ノア 定価2000円+税
                   A5版 30篇 111頁 2008年出版

 2009年10月 「詩を朗読する詩人の会”風”」 第405回ゲスト

     「光の橋となって」

<斉(ひと)しむ 合唱隊のなかに わたしは いなくなる と ひとつらの
雁の 渡りが 光の橋になる ときがある ひとり ひとり 無人の牡丹
と呼ばれる しろい花弁で   貴に 浮び   橋を 渡ってゆくように
光と 影の 粒子が 珠数つなぎに 空気中に   澄んで 明滅する
波が 散りじりに 飛沫き 天の衣に 透けて   泡沫になる   可視の
羽を 博ち震わせ 夢い 音を 彼方へ 重ね 奏でる
一瞬 ひかる 橋となって>

     光の橋の架かるのは、外界ではない。内なる無限に架かる。
     無私と同時に、外界は内界となる不可思議。無私なる覚醒を
     得るため、闇を彷徨う現代の知性的人間に、カツ!を入れ宇宙
     転換、能楽の手法を取り入れた詩群。知性では世界の根本を
     理解出来ない事を熟知しているのだろう。優しきヒーリングの広
     まっている現代であるが。  


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2010年04月24日

無限旋律

< 無限旋律 >  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー
                         アフラック代理店中尾直司

  <あなたの人生を至福にする百の詩集(39)>

 森ちふく詩集 「無限旋律」 鳥語社 1700円+税 A5版 52篇 出版2010年

 教育は大人の知から発するがゆえ、いつの時代でもずれる。そもそも、詩と音楽は
 別々にお勉強するものではない。詩と音楽は、等しいのである。独自の詩には、独
 自の音楽が内在する。

 生きる事の狂おしさが、いぶし銀の輝き----「陶酔の毒」----を持って至福となる。そこ
 に内在する旋律、「無限旋律」。奈良に暮らし、世界を愛でる郷土の詩人。大衆に読
 ませるベンチャラを排した硬質の、哀感溢れる詩群は情念の海を歩き続ける。

       「熟れた球体」

<風がよぶ 野の道 草のように生きて 野の風が呼ぶ    
       むせるような 実のりの  あの風が呼ぶ 明日香路で
           ふとみつけた ほおずき
 青い衣を氷解して 涼しげに刈りこまれた すだれ模様のふくろの中
       熟れた小さな球体
 そっと そっともみほぐして こわれないように 口にふくんだほおずき
       頭蓋に響く寄好な音の楽しさなんて もう誰も知らないだろう
 風が呼ぶ野の道 草のように生き 草のように 枯れたいと>  


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2010年04月22日

犬の悲劇

< 犬の悲劇 >  詩 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー
                         アフラック代理店中尾直司

   和歌山城は靖国神社の表
   野良犬が穴を掘っている
   骨か何かしらの餌を埋めている
   必死過ぎて解らなかったのか
   城壁の上から野良犬グループが
   凝視している

       一匹の犬が
       再びここを訪れた時
       一つの悲劇が起こる
 
          ちょっとお人良しいやお犬良しの顔
          その時の光景を
          私は逐一覚えているが
          その話は 
          私が教えたんよ 私が見たんよ
          妻は角立てて言う
          しかし私は映像もしかと覚えている

             これに関して
             六年も七年も
             合理性のある答えはなかったが
             2010年4月21日”風”411回
             ゲスト・大倉元氏の腹話術で
             ふいに謎が解けた

                妻の話を聞いた後
                私は夢を見たのだ
             
          
          
            


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2010年04月21日

象二頭

< 象二頭 >  詩 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                     アフラック代理店中尾直司

    ペチャクチャ ペチャクチャ
    お喋り象が二頭

       スー スー スー
       初めて来たかのごとき
       風の刃の先持つ
       しかし様々の花の開花で
       丸く保たれる
       春も訪れ
       本を探す象が二頭

          メスとメス
          平和の大草原
          そのどこかに必ずあるに違いない
          延々とゆっくり出来る穴場
          長い鼻いや手を伸ばして
          仲良し象が二頭

             ボチボチ足腰しびれ
             ひょいと流れる店内放送に
             お父さんの声思い出し
             仕方なく
             この一冊で手を打つべく
             頷いて立ち上がる象が二頭

                ついたての横で尻もくっきり
                象にしか見えない二人の
                便所座りに幸あれ

                   日本の未来は
                   スラリ黒いパンスト伝いに
                   とても明るい

                      いい詩集並んでないゾウ
                      私のうっぷんは
                      あっという間に消えた
                
             
             
          
          
            


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2010年04月17日

ホタルの乱舞

< ホタルの乱舞 >  詩 中尾彰秀   詩人・ピアニスト・ヒーラー
                          アフラック代理店中尾直司

    ダダダダ―ン  ダダダダ―ン

      春嵐深夜に来たる第二番

          雨漏り修理工事中
          大工の棟梁いち早くやって来て
          オーイ 大丈夫か!!

             何が悲しくて
             待ち構えていたかの様に
             足場組むやいなや荒れる地球があって

                見事な大当たり!!

                   そもそも
                   派手な建物程ヤバい
                   本人は知ってか知らずか
                   賞の数数えてそれどころではあるまいが
                   有名な先生設計の
                   県庁前の某美術館も
                   出処不明の雨漏りで悩んでいるらしい

                       しかし 野外劇団何とかかんとか
                       ほっ冠りのお陰
                       普段見えないものが見えて来たりもする
                       
                    あ! やはり
                    この世の魂は天界へ昇るの
                    いつしか宇宙・この世の真実は明らかになるの

                 ハート形で地方紙に載った
                 東側向かいの神社の大木の茂み
                 遠方のコンビナートの光スケスケて
                 ホ ホ ホタルの乱舞
                 
                   


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2010年04月16日

ワクワク

<<< ワクワク  >>>  記 中尾彰秀

  詩にせよ
  音楽にせよ
  作品化され
  発表され
  発売されたら
  もう独立して
  世界へ向け歩み始める

     つい今しがた
     渦巻く風の懐で
     まだ海の物とも山の物とも解らぬ
     様々の物の出自の醍醐味を
     至って楽しく味わいながら
     少し恥ずかしげな微妙さ呑みこみ
     時にその未来のどよめきを慈しんで
     私はシカと聴いたのだ
     とあるピアノ奏録音

        イン「芦屋芸術村」
        140年前のスタインウエイピアノの哀愁
        イン「ドビー」
        千年以上前からの紀三井寺の魂の息吹き

            千人万人億人の魂を癒す波動を

               早くしてね
               よしよしちょっと待ってね
               第14,15CDだヨ―ン ヨンさま  


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2010年04月16日

余命

< 余命 >  詩 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー
                      アフラック代理店中尾直司

  全ての生きているものは
  等しく
  死に向かう

     肺がんと腸がんで
     余命いくばく
     お医者さんに太鼓判
     押されている御人
     しみじみと語る
     しみじみと私は
     聞きながら白眼剥き
     超能力者の振りをして
     あ!  まだ生命力残ってるで―

        残りの命賭けて私は
        死んでからの皆さまの
        葬式の経費を安くし
        木を植える運動を進めています
        退職後私は
        皆様の死ぬ迄の入院保障の
        提案をしています

           ピシャッと
           二人の関係が
           一点で結び付いた
           有から無への青い糸
           切れる事なく
           一瞬ピーン
     
     

  


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2010年04月13日

助さん角さん

<助さん角さん>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                       アフラック代理店中尾直司

  助さん角さん 助さん角さん
    長寿テレビ番組の水戸黄門
       由美かおるが降番したそうだが
          スケさんカクさん スケさんカクさん
             この印刷機
                きっと寂しいのだろう
                   静かに聞き入ると
                    カタコト片言
                 スケさんカクさんと言う
               ボタンひと押しで機械音痴にも出来る印刷
             世の中便利になったものだが
           
           印刷とは所詮
         大量のレプリカを作ること
       私はレプリカの王様だ
     さあ いよいよ 144,143号
        「森羅通信」のレプリカが
           日本中にばら撒かれる
   
              それにつけても君は思わないか
                 大して創造性がないのに
                    日本の詩も音楽も
                       図が高い!
                          この詩誌
                             目に入らぬか!!

           
               

  


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2010年04月11日

サロン・ドビ・カルチェ(3)

<サロン・ドビ・カルチェ(3)>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                              アフラック代理店中尾直司

   2010年4月24日(土) 午後1時30分~3時30分

   喫茶・レストラン 「ドビー」 ℡073-444-9315

   住所 和歌山市紀三井寺678 (641-0012)
   紀三井寺国道沿いスーパーゴト―前、仏壇山田北となり
   
   チャージ無料 コーヒー350円 サンドセット550円 駐車場有

   この会は音楽を中心に、様々のジャンルを超えた文化芸術を実施・発表
   し、お互い大いに楽しむ会です。一見、音楽会の様ですが、違います。
   では、何をするのか。
   音楽の演奏。    ピアノ、ギター、ハーモニカ、歌他。
   詩の朗読。     現代詩、童話他。
   落語。        そのうち
   紙芝居        そのうち
   ダンス         そのうち

   ちなみに、どうか著作権はお守りください。法的には、著作権とは、作者の
   権利のものですが。それに関して、お金が動くのはあまり賛成できません。
   大切なのは、誰のものでもない自分の世界唯一のオリジナルをやる意気込
   み。いくら上手に人の作品をやっても、所詮物まね。

   と、そう言い切るからには、私は、13のピアノ奏アルバムと19の詩集を出版
   しています。全て世界唯一の創造です。和歌山にいながら、より多くの方が
   創造的な事が出来るように、お手伝い出来たらなあと思っています。
            
             事務局 中尾彰秀  


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2010年04月09日

詩賛 大津絵

<詩賛 大津絵>  記 中尾彰秀

  あなたの人生を至福にする百の詩集(38)

  「詩賛 大津絵」  著者 村田辰夫  竹林館 1800円+税
                               A5版 67頁 19篇

  大津絵とは、
  「江戸時代の寛永年間(1624~44)より逢坂山付近の街道筋<追分>(大谷>
  辺りで売られていた仏画、風俗画、戯画。護符、人世訓、諧謔に用いられる。
  最盛期は元禄期(1866~1704)。「又平」が大津絵絵師の一般呼称。

  「鬼の寒念仏」
  <よっ 鬼さんよ 念仏行脚の鬼さんよ ちょっと立ち止まって聞いてくれ いまこの
  世の澱み 歴史の交骨のさなか 一度でいいから お前のその胸の鉦の音を聞か
  せてほしい 伊達や粋狂でそんな重たいものをぶら提げているのではあるまい さあ
  右手の撞木で叩いてんか   夕なじむ街は霙もよう やがては吹雪もくるだろう 
  左手の泰加帳を濡らさないよう気をつけな 背中の傘はひらけるか 開いた姿を見た
  ことないが 破れ傘 後生大事に背負いきぬ 己が才能 開いて見せる その時まで
  は 閉じたまま 無闇矢鱈に開きはしない 開けば3界ことごとく 天まで見える破れ
  傘    そう歯をむき出しに見せなさるな ずいぶん歯並びがわるいな 鬼歯の先が
  尖がってる おやまあ 角が 角が片方へへし折れている お前も誰かにいびられた
  んか 長くひん曲がった足の爪切ったらどうや   大寒の街に鉦の音響く 暮れゆく
  道に 足跡残り 墨染め衣に 牡丹雪 偽善の鬼の ひとり旅>

       和歌山は紀三井寺に、大津絵の教室がある。庭先に看板一つ
       ちょこんと座して。本で知っていると言うと、奥さんはニコニコと一
       作見せてくれた。が、所詮セールスで来たのはバレバレ、早々に
       鬼は外とばかり、追い払われた。よく、蕎麦屋さんで見る、猫が
       立って蕎麦を食っている絵などは、ひよっとしたらこの類か。  


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2010年04月08日

天降る音---ピアノヒーリング---(6)

<天降る音-----ピアノヒーリング-----(6)>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト

  紀三井寺の喫茶「ドビー」(073-444-9315)には、大いに感謝している。
  オーナーの奥さんの気さくさは言うまでもなく、ここにあるヤマハアップライト
  ピアノの柔らかさ。ヒーリング向きに調整をしてくれているのだ。

  2010年1月23日(土)、2月27日(土)、3月27日(土)

  3度の演奏の機会を得て、ピアノの音はますますつややかさが出て来た。
  4度目は、4月24日(土) 午後1時30分~3時30分
  「サロン・ドビ・カルチエ(3)」として
  会長は、吉村郁美さんです。私は、事務局です。
  
  思い返せば、つい先日の1月23日は  
  中尾彰秀第11ピアノアルバム「Shall we dance in the moon」
  出版記念ライブの名目
  和歌山では、インプロヴィゼイション(即興)って何?
  天降るひらめきの芸術音楽最先端と認知されていない
  かくなるライブの実施は、
  かなり勇気が要った。
  しかし、いつの時代でも勇気が芸術進化のカギとなる。
  そして、それが、「サロン・ドビ・カルチエ」
  誕生のきっかけとなった。
  ありがとうございます。
    


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2010年04月07日

ゴメン

< ゴメン >   詩 中尾彰秀   詩人・ピアニスト・ヒーラー
                       関西詩人協会会員
                       「詩を朗読する詩人の会”風”」世話人代表
                       「EARTHPOEMPROJECT」代表
                       「サロン・ドビ・カルチエ」事務局
                       「きのくに詩話会」主催

    ゴメン ごめん 御免 ごメん ごめン ご免 ごMEN
    GOmen gomen gomEN goMen gomEn goMeN
    ごMEn ごめn ごめN ・・・・・・

    中に在る命は数千個
    数千個の卵が
    ひしめき固まって

    一体幾つのごめん並べれば許してもらえる
    FROM高知県
    足首より太い特大ブリ子を目の前にして
    魚屋の兄ちゃんに
    見せてはならぬ涙目
    
    へへィ!!
    今日の雨のせいにすれば良い
    静かな心に乗って
    オーイ
    牛の喰い殺しを広めた国に
    イルカ虐待で
    文句言われる筋合いはない
    南紀方面から苛立った
    人の声がする

    イルカは平和な宇宙生物で特別
    そんな説もある様だが
    どっちもどっち
    人間はいつも
    何かを喰い殺して生きている  


Posted by nakao at 16:36Comments(0)芸術

2010年04月07日

天降る音---ピアノヒーリング---(5)

<天降る音----ピアノヒーリング----(5)>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト
                           ヒーラー・アフラック代理店中尾直司

  あらゆる存在の奥域にある静けさ。
  ふとそこにある限りなく透明の湖に抱かれる。
  寒くもあり、温くもあり、柔らかい底なしのそこ。
  少し動くとそのまま踊りとなるそこ。
  呼吸すると、感謝の念が湧き起こるそこ。
  森に行くのではない。
  深い森の方から、妖精引き連れ、
  ここにやって来たのだ。

       そもそも、音を出すのではない。
       意識を遙か超えた深部での共鳴りが、
       音のごときものを、醸し出すのだ。

            和歌山市 音楽文化堂
            40年以上前のディアパソングランド
            2008年12月
            中尾彰秀ライブ「OPENSKY」より
            この時の演奏曲
            「HEALING」 「MYSELF」 「どこでもドア」
            「走馬灯」(詩朗読セッション)「キョトン」(詩)
            収録CD「月の雫をワイングラスで飲めば」

  2007年「EARTHPOEM賞」(ジャンルを超えた世界的な芸術に与えられる)
  中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイションCD第10アルバム 13曲 60分

        「月の雫をワイングラスで飲めば」 

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604(おお供養を世に苦労多し)
              定価1000円+送料200円
           


Posted by nakao at 15:34Comments(0)芸術

2010年04月04日

天降る音---ピアノヒーリング---

<天降る音----ピアノヒーリング----(4)>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト
                        アフラック代理店中尾直司・ヒーラー

  ピアノは、奏じる者の精神世界をここぞとばかり、丸ごと飲み込んで弾ける。
 例え、かれこれ数十年数百人の演奏者がいたとしても、関係なしに、初めての
 事ですとのろける事がある。確かに、初めはちょっと嫌がって、値打ちを付けて
 しかし、じきに乗って来て柔らかくなって、深い精神世界に理解を示す。波動エ
 ネルギーが、ピアノの心を変えるのだ。それに適応するピアノは、愛に包まれた
 いいピアノだ。

  よっしゃ!!
  ピアノの舌うち、風の音
  どこかから、鈴の音。

  2009年夏 京都烏丸 ブリランテピアノサロン スタインウエイグランド

  雨の中、この時3曲を作り奏じる
  奏じて作る
  「京は今日雨だった」「魂ちゃんこんにちは」「ひとつひとつのこと」
  第10ピアノCD「Shall we dance in the moon」収録
  全13曲 70分

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 定価1000円+送料200円
              00940-4-29604(おお供養を世に苦労多し)
    


Posted by nakao at 17:14Comments(0)piano

2010年04月01日

Shall we danse in the moon

<Shall we dance in the moon>

   2009年に出版された 中尾彰秀第11 ピアノCD 

   森羅通信の会出版 定価1000円 送料200円 ソロ13曲 73分

   曲名 Autumndance ここ掘れワンワン 無我無心 
       月の雫をワイングラスで飲めば ユリゲラの絵を前にして
       真夏の情事 Shallwedance in the moon 
       京は今日雨だった 魂ちゃんこんにちは ひとつひとつのこと
       ふところの宙 心のはたけ inmydance 

   このアルバムは、詩人・ピアニスト・レイキヒーラーである中尾彰秀が
   全曲ソロ即興で奏じた、奇跡の作品集です。
   一曲一曲が、世界唯一でありながら、なぜかしら親和感のある懐かしい
   とてつもなく美しいヒーリングポップ音楽となっています。
   何故こんなことが出来たのか。27年のキャリアとか、瞑想・気功・レイキ
   とか、宇宙エネルギーとか、所詮天才の業だとか、色んな言い方はある
   ようですが。本質は、誰しもが自らの奥域に持っている--無限--平和--
   やさしさ--静けさ--詩魂---それらがたっぷりの愛で包まれて、祝福され
   踊り踊り出したのではないかと思っています。

   何れにせよ、この地球に生きている事に感謝しつつ、
        Shall we dance in the moon !!

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 定価1000円+送料200円
              00940-4-29604(おおくようをよにくろうおおし)  


Posted by nakao at 17:13Comments(0)piano

2010年04月01日

あなたの人生を至福にする百の詩集(37)

<あなたの人生を至福にする百の詩集(37)>  
                       記 中尾彰秀
                 詩人・ ピアニスト・ヒーラー・アフラック代理店中尾直司

  「余韻」 神田好能詩集 竹林館 1600円+税 平成18年出版 B6版 178頁

「真珠湾攻撃から五十年」  <十六歳のわたしはなにも 判断することを持たなかった
親の傘のしたで不足たらたら言いながら 安穏にくらしていた 先を見ようともせず 能力
もなく 知識もなく 目も塞がれていた    知識もあり良識のある人々の声は 大きな
音として聞こえてこない日々だった 小さい国日本 気骨のある国民 貧しい国日本
勤勉な国民 それはそれで まだよかった 小さいことや貧しいことは 我慢していれば
よかった テレビもなかったから 武士の時代は 明治維新で終わったはずだったのに
軍人が一番偉いという    おかしな考えがまた芽をふきだして 一部の人たちの威圧
はどんどん 若者たちを洗脳していった 武器を持つと「強いのだ」と錯覚するらしい
真珠湾攻撃のニュースは 否応なく国民全部を巻き込んでしまった なにもわからず
かならず勝つものと 有頂天になったひともいたらしい ・・・・言論の自由がどんなに大切
か 今は知っている それがとても大切な事だとわかったから 貧しいくらいは なんでもな
いとわたしは言いたい>

     ストレートに平和の大切さを語る。戦争の経験がそうさせる。
    なお持ち続けている、青春の純粋さ。
     戦後日本は、急ピッチに経済高度成長したものの、現代、ひ
    ずみは環境と人間にあらわれている。
     ひずみを乗り越え解決する方法は、いたって簡単。単純な奥
    深さを身につける事。決して、○○能力でない健全さで。
     
     詩人の健全な発想は、良い余韻が波となって、万人に伝わる。
    画家でもあり、その柔らかいタッチと思いやりは、人のみならず大
    自然に向けられ、読者をほのぼのとさせる。

  


Posted by nakao at 16:08Comments(0)芸術