2011年08月01日

フー  

<フー> 詩 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 フーと吹くと
 蟻の死骸のごとき
 黒の一点は
 ススーと進み
 テーブルと言う平面を
 懐かしむ間もなく
 真っ逆さまに
 断崖を落ちた

 ふと思う
 我々は風を
 あまりにも格好良く考え過ぎだと
 神のごときものが
 いつ何時
 私の斜め上から
 フー

 人間の立場から
 神様に一言言って置くことがある
 我が人生いつどうなろうと
 感謝で一杯だと  


Posted by nakao at 21:58Comments(0)芸術