2014年03月05日

公園

<公園> 詩 中尾彰秀                    詩人・ピアニスト・ヒーラー

 如立したるは
 チンコ絵ひとつ
 入口の立札に

 小春日和
 桜の蕾の地声
 たおやかに
 そう言えば
 戦後解放で
 私の卒業したこの小学校の隣
 国に取られて公園になったと
 昔の庄屋さん
 今は息子が
 和歌山一のケーキ店をやっている

 おとぎの国の大キノコ後ろに
 長椅子はいわくありげの長いため息
 ひょいと座して
 百歳のカラスは
 空の一点を見詰める

 そのどれもが
 人生の美味を求め
 美味の先端は
 永遠の生命の環であると
 知ってか知らずか

 私はさっそうと赤いママチャリ
 ただ通過する
 通過しながら
 いただきます
 ここに居ながら
 遥かなここを
 



Posted by nakao at 11:29│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。