2014年11月06日

神岩の扉

<神岩の扉> 詩 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 ラジオ音楽は
 もちろんモノラル
 安価で古く小さい
 ラジオで聴くのが良い

 高音は届くところに届かず
 低音は熟れ過ぎたスイカのごとく
 割れたりするが
 おじいちゃんの囁きの様に
 山のにおい背負って
 遥か昔からやって来る
 風情の中音がいい

 理知や感情の次元の
 欧米のものは外界に走って
 あまり魂に来ないが
 一年程前たまたまかかっていた
 マイルス・デイビスの「ビッチェズブリュー」
 40年振りに聴いて
 神岩の扉
 パカッと開いた

 (参考ピアノアルバム)

 中尾彰秀第29ピアノCD 「この世の出自と使命」 定価1000円
 森羅通信の会出版 2014年 60分 EPP(24)in「TOYBOX」での収録
 詩朗読と詩とのセッションと様々があるが、最後辺りの中尾彰秀のピアノ
 インプロヴィゼイションの部分は、マイルスやフリージャズを彷彿とさせる
 凄味がある。この日、キーボード即興の出来る人物を発掘する。

 {購入法} 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価+送料なし
 



Posted by nakao at 16:25│Comments(0)
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