2015年01月14日

「野の花」51

<「野の花」51号> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 愛と平和と自由と平等
 
 何に重点を置くか

 自由と平等に重点を置いた者どもは
 愛と平和を忘れ
 正義の名のもとに殺戮を続ける

 平等を諦め
 愛と平和と自由を重点にする者どもは
 搾取を容認したまま
 現代の地球は
 これが一番好まれている

 愛と平和と自由と平等
 すべて完璧を求めるよりも
 平等だけ捨てて

     「平和のバトン」   三浦千賀子

<戦後70年間 平和の恩恵を享受しつずけて来た
 
 予期せぬ母との別れを堪えて 前へすすめたのも
 貧しい夜学生だったわたしが 真っすぐ教職の道に歩めたのも
 同じ働き学ぶ仲間だった
 夫と出会えたのも 校内暴力で荒れた中学校で 生徒たちに
 体当たりできたのも 言葉のない自閉症児との 回路を求めて
 試行錯誤できたのも 退職後、教え子に励まされ 本格的に
 詩作を始められたのも

 すべて平和という基盤があってのこと 私の人生は守られてきたのだ
 
 この基盤を これからの時代の人に 手渡せなくてどうしよう

 夢や理想の実現も 平和という安心の基盤があってこそ 貧しさや
 厳しい環境も ハンディも乗り越えられる

 あなたに必ず渡します 平和のバトン あなたが夢に向かって
 真っすぐ歩めるように>



Posted by nakao at 18:00│Comments(0)
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