2015年03月09日
新怪魚133
<新怪魚133> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
地球を至福にする百の詩集(28)
詩誌「新怪魚」 133号
細川治男詩篇 「背中」
<背中は見えない しかし年を重ねると 見えないそれが見えて来る
無防備ながら何でも知っている 辛いこと苦しいこと歓び哀しみ
じっとじっと受けとめている
背中で聞いた言葉の数々
うぶでぶきっちょやけど わてを大事にしてくれた もうこんなところへ
来たらあかんえ (郭にて)
お前のような奴の面 二度と見たくないわい とっとと失せろ (顧客
とのトラブル)
好きです 行かないで・・・ (恋の終わりに)
ひとこと言っておく それだけは止せ それを無視してしくじった (先輩
の忠告)
立派な心がけだ 思いっきりやってみろ これはしっかり受け止めた (上司
に励まされて)
・・・・・・
背中は 今 私と生きる>
質実剛健に生きることのどこが詩なのか。
どこにも詩はない。なぜならば、生きること
そのものが詩だから。現に詩人面なんてな
いだろう、頑張って生きていたら誰しもが詩
人。もっともニセ詩人は多い。有名になって
ロクでもない詩を書いて大金をもらっている
あのT.だよ。日本の恥のごときあれ。
地球を至福にする百の詩集(28)
詩誌「新怪魚」 133号
細川治男詩篇 「背中」
<背中は見えない しかし年を重ねると 見えないそれが見えて来る
無防備ながら何でも知っている 辛いこと苦しいこと歓び哀しみ
じっとじっと受けとめている
背中で聞いた言葉の数々
うぶでぶきっちょやけど わてを大事にしてくれた もうこんなところへ
来たらあかんえ (郭にて)
お前のような奴の面 二度と見たくないわい とっとと失せろ (顧客
とのトラブル)
好きです 行かないで・・・ (恋の終わりに)
ひとこと言っておく それだけは止せ それを無視してしくじった (先輩
の忠告)
立派な心がけだ 思いっきりやってみろ これはしっかり受け止めた (上司
に励まされて)
・・・・・・
背中は 今 私と生きる>
質実剛健に生きることのどこが詩なのか。
どこにも詩はない。なぜならば、生きること
そのものが詩だから。現に詩人面なんてな
いだろう、頑張って生きていたら誰しもが詩
人。もっともニセ詩人は多い。有名になって
ロクでもない詩を書いて大金をもらっている
あのT.だよ。日本の恥のごときあれ。
Posted by nakao at 18:08│Comments(0)