2015年03月16日

生姜と森羅万象

<生姜と森羅万象> 詩 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー
 
  日に日になくなって
  出っ張りは既に予感を温め
  摂理に従う理由を
  捜している
  なくなった部分は
  消えて小さくなって
  数日でなくなる

  消えるのは我々への
  見せかけ
  人間の体内で
  消化なる原子転換経て
  無意識の片鱗となり
  森羅万象となり

  けものみちのごとき
  波動のルートXは
  ここぞとばかり胸を拡げてひかる

  有と無の狭間の
  のっぴきならぬ摩擦が
  このピりり
  ピりりとしていて
  とてつもなく美しい変換

  宇宙の不思議やら奇跡と
  言うのは自由
  しょうがない舌打ちして
  土偶の形している
  生姜だ



  



Posted by nakao at 16:45│Comments(0)
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