2015年04月20日

天国と地獄

<天国と地獄> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 若いアベックが
 電車の隣席で話している

 天国と地獄に分けられた食事会
 同じ料理
 同じ3メートル程の箸 
 同じ持ち時間

 天国のコーナーの人は
 食べることができたが
 地獄のコーナーの人は
 取り合いをして
 食べずに時間切れ

 さて、天国の人は
 どうやって食べたのでしょうか

 恐らくテレビあたりのクイズ

 私は自慢げに答えを話す
 女性の声を聞く前に
 解ってしまった

 天国の人は
 利他の心で
 周りの人に食べさせてあげて
 それから自分も食べさせてもらったのだ
 地獄の人は
 くんずほぐれつの奪い合い

 正しく地獄とは
 現代社会そのものである
 競争社会や民主主義あるいは
 自由どうのこうの
 
 しかし
 いかなるところに生きていようとも
 内なる無限の魂に
 平和を持っておれば
 いけるでと
 私は断言しましょう



Posted by nakao at 17:54│Comments(0)
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