2009年07月13日
あなたの人生を至福にする百の詩集(5)
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いちま人形 塔和子詩集 花神社 1500円 1980年出版
「創造」
<光を闇を水を草を果樹を種を 生きものを水に群がるすべての動く生きものと 家畜と這うも
のと地の獣を 自分の形に男と女とを 思い そして現わされた いまこうして在る 地上の緑
獣 生きもの 人 それらのかなでるドラマは 地に満ちあふれ 光のときも闇のときもくり返さ
れ 今に至り 私は見る6月の山野を 神の頭の中に在ったのは このような季節ではなかっ
たか たわわに実った 果樹の葉をすかして天を仰げば そこは湖のように青く澄んで そうだ
と 答えているようでもあり 答えていないようでもあり ただ静かに 私の問いを受け入れたま
ま ゆらぎもしない そして 私は 微風に髪を吹かせ 頬に光を受け手に果実をもち 神の思
いのように 現わされた形に 立っている>
ある日、人は、神の思いのように、ある、自らの輝きに目覚める。大自然との共感を得、内な
る風を感じ正しく創造を成す。詩の成就、あるいは、スタート。私は拍手と感謝の花束を贈りた
い。私である以外ない私は、最高の私に。誰しもがそうなれる。
いちま人形 塔和子詩集 花神社 1500円 1980年出版
「創造」
<光を闇を水を草を果樹を種を 生きものを水に群がるすべての動く生きものと 家畜と這うも
のと地の獣を 自分の形に男と女とを 思い そして現わされた いまこうして在る 地上の緑
獣 生きもの 人 それらのかなでるドラマは 地に満ちあふれ 光のときも闇のときもくり返さ
れ 今に至り 私は見る6月の山野を 神の頭の中に在ったのは このような季節ではなかっ
たか たわわに実った 果樹の葉をすかして天を仰げば そこは湖のように青く澄んで そうだ
と 答えているようでもあり 答えていないようでもあり ただ静かに 私の問いを受け入れたま
ま ゆらぎもしない そして 私は 微風に髪を吹かせ 頬に光を受け手に果実をもち 神の思
いのように 現わされた形に 立っている>
ある日、人は、神の思いのように、ある、自らの輝きに目覚める。大自然との共感を得、内な
る風を感じ正しく創造を成す。詩の成就、あるいは、スタート。私は拍手と感謝の花束を贈りた
い。私である以外ない私は、最高の私に。誰しもがそうなれる。
Posted by nakao at 13:43│Comments(0)
│芸術