2009年08月13日

海の魂

<<< 海の魂 >>>   短歌 中尾彰秀   詩人・ピアニスト

            海の魂見せつけ死する店の魚
                     
                      この世最後の仕事のごとく

   DHAがあるとかないとか、魚は大好きだ。散歩途上、魚店の覗きして、今度は
  何を食べようかなと、思いを巡らせる。しかし、魚たちは人間に食されるために、こ
  の世に生まれたのではあるまい。金子みすずの詩には、漁されたら後で、魚たち
  は弔いをしている、とある。私は、魚に限らず、肉でも野菜でも必ず合掌してから、
  食べる。生命をいただきます、ありがとうございますと。

        中尾彰秀詩集<呼吸のソムリエ>より    竹林館 定価3000円
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 3000円+送料200円 



Posted by nakao at 16:13│Comments(0)芸術
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