2009年10月20日

深き必然

<<< 深き必然 >>>  詩 中尾彰秀  詩人・ピアニスト

   偶然は
     たった一つたりとも
        この世にはない
           全ては深い処での必然なのだ

              2003年9月7日、第二回 「詩で遊ぼう会」
                 主催 関西詩人協会
                     於 「木村屋・バグース」 和歌山市和歌浦
                   ひんやりとした風が通過して
                海に差し向かいの
             中世の洞窟の様なスペース

          数篇の詩を朗読していると
        この前追悼会に行って来た
      故宮下冨美夫氏の曲
    後ろからゆっくりと流れる

       シュールな詩と
          ほんのり融け合い
             精霊白くちらほら
                空間が胎動する
                   声に羽根が生えて
                      ほらほら

                   その後 ひょんな事で
               その曲を流した人と奥さんと子供と
            知人になった

         バグース バグース おおバグース

      大自然の流れは
         神様にお任せして
            彩るのは
               人間だ

     
        



Posted by nakao at 16:22│Comments(0)芸術
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