2009年11月17日

奥義

<<< 奥義 >>>  詩 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                           ライフ&ライブコンサルタント

 詩というものは、書き手に都合よくできている。既に人生の奥深い答えを得ている
者と、悩みのただなかに居るものが、平等に機会を得る。並んだからと言って、しかし
答えを押しつけてはいけません。私が正当だと主張すれば、喧嘩になるから。要は、
主張せずに、きちっと言うことを言っている、言葉のニュアンスが大切なのだ。かつて
の偉いお方が言っている。和をもって貴しとなすべし。

 私は「変人」(変態と違う)と言ったり、「どういうわけか」ととぼけたりして、人を油断さ
せる。これを、奥義と言う。

        「どどどどどういうわけか」

<「いく」は「行く」でなく 「逝く」でないといい詩にならない 先輩詩人が教えてくれた
成程 成程 他人が死んだら使いましょう 私が死んだらやっぱり「行く」 人生いつど
こでどんな死に方をしようが 宇宙一体既に成就の満足 道途上折れる人生の「逝く」
など まっぴらごめん 水平線を多次元を真っ直ぐに 弾ねる「行く」を 使いましょう
・・・・・ ここに今座している喫茶レストランの眼前に ・・・・・・巨大パラボラアンテナ・・
・・・・・ 掌の汗ふく要領で ポケットに掌入れると ふとわがポケット詩集懐かしく
水色表紙のうねりの実在 帰宅するやいなや読み直す 詩集「うちゅういち」(竹林館、
800円+税、第2版) どどどどどいうわけかいきなり 真夏の冷水のごときしぶき上が
り 眼に飛び込む「郵便局員の洞察」・・・・・・・・ ここにこうしてあるがまま とうにやって
来ている 大いなるもの ・・・・・ >

       「どどどどどういうわけか」 という詩の掲載されている
      アンソロジーは、「きのくに詩集(1)」(きのくに詩人会、
      定価500円)-----32篇、21名。

上記アンソロジーも、詩集「うちゅういち」も、購入は下記へ
郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 各定価+送料一回に付き200円



Posted by nakao at 17:07│Comments(0)芸術
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。