2009年11月29日
夏祭り
<<< 夏祭り >>> 句 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ライフ&ライブコンサルタント
夏祭り少年少女二百年 *
毎年夏祭りにやってくる少年少女の瞳は違う
こわいもの触れたさ
好奇心いっぱいの瞳をしている
太鼓を思いっきり叩いて
ジュース一本もらい
タコ焼き一皿ぺロリ
結果的には何もその時点では起こらず
何も起こらずとも
超越的な何かが
見守ってくれている気配だけを背負って
今年もそうだし
来年もそうだろう
世の中を見直すがごとき思慮は
哲学とも芸術とも政治とも
生きる地平ででは
何事もない一年に
驚くべき人生の歯車が
廻りに廻って
二〇〇年あっという間
* 初出 森羅通信104号 2000年6月
ライフ&ライブコンサルタント
夏祭り少年少女二百年 *
毎年夏祭りにやってくる少年少女の瞳は違う
こわいもの触れたさ
好奇心いっぱいの瞳をしている
太鼓を思いっきり叩いて
ジュース一本もらい
タコ焼き一皿ぺロリ
結果的には何もその時点では起こらず
何も起こらずとも
超越的な何かが
見守ってくれている気配だけを背負って
今年もそうだし
来年もそうだろう
世の中を見直すがごとき思慮は
哲学とも芸術とも政治とも
生きる地平ででは
何事もない一年に
驚くべき人生の歯車が
廻りに廻って
二〇〇年あっという間
* 初出 森羅通信104号 2000年6月
Posted by nakao at 12:19│Comments(0)
│芸術