2010年04月27日

はじまりの音

< はじまりの音 >  記 中尾彰秀   詩人・ピアニスト・ヒーラー
                          アフラック代理店中尾直司

  あなたの人生を至福にする百の詩集(41)

  高丸もと子詩集  「はじまりの音」  たんぽぽ出版 500円+税

      「空の下で」

<芽を出したのは どうしても 出したかったからでしょ
   咲いたのは どうしても 咲きたかったからでしょ
      わたしが生まれてきたのは どうしても 生まれてきたかったから

         あなたに会って それが 本当のような気がするのです>

      「秋風」

<ティ―カップの底に 枯れ草の ちいさい ちいさい粒がいくつか
      わかった
    風がここで 休んでいったのね>

    もともとのもと。遙かな源流。それを求めて山の頂や、
    地球の北の端・南の端、あるいは未開の地へ行かな
    くとも良い。今ここに生きる命の奥深さを智ること。

    数億年の樹と同じ気の流れ、地球・宇宙の波動を、我
    々人間は持っているのだから。ただしそれを忘れつつあ
    るのだが。



Posted by nakao at 17:05│Comments(0)芸術
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