2010年07月29日

村上詩通信

<村上詩通信>  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

   「日本国」

<日本の 山と言えば 山がつくか 岳がつくというのが 大方のところだが
 日本国という名前の山があって 登ってみたいと思いませんかと 知人に
 言われて調べてみた。 
 山形県と新潟県の県境の 海岸から五㎞ほどのところに 標高五五五mの
 日本国があった。 隅隅読んだ池内紀の「ひとつとなりの山」にも 「山名とし
 てきわめて異色」と紹介されている。
 山名の起こりは諸説あるらしいが 日本海に向かって 冬の風雪に耐えている
 健気さは 日本の国民のようでもある。 
 眺望は 東に出羽三山と その南には朝日連峰。 西には 広大な日本海と
 栗島に佐渡島。 そのすばらしさは おれの想像力を くすぐる。>

     「村上詩通信」 №110
     A4版一枚 4つの風景写真に囲まれて、一詩がひかる。
     山の中に居る事の幸せがにじみ出す。へへ―ン、また山か
     と言うところだが、日本はそもそも山列島(火山列島)なのだ。
     大自然に生かされている我々人間。改めて、生き方を考えさ
     せられる。



Posted by nakao at 18:12│Comments(0)芸術
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