2010年09月06日

invisible あんびじぶる

<invisible あんびじぶる>  記 中尾彰秀   詩人・ピアニスト・ヒーラー

  あなたの人生を至福にする百の詩集(70)

  「invisible あんびじぶる」  左子真由美詩集 竹林館 定価1500円+税
                               出版2009年 26篇 64頁

  invisible--------見えないものが一番大切と言う意味。
           「星の王子さま」より

        「 道 」

<どこから どこへ 通じているのか 空の上から 鳥は 見ている
 その夜 新しい道が ひそやかな小道が 眠っている街の 家々
 の間から 蜘蛛の糸のように 白く 光りながら 草原を縫って
 ほそぼそと 開けていくのを それは 一条の祈りのごとく 大地に
 引かれた白い筋である その道を 夜ごと 歩くひとがいる 風と
 樹樹の間を ひたむきに 歩くひとがいる>

        「 輪郭 」

<りんごをなぞるように きみのりんかくをなぞる ふしぎだ せかいと
 きみとに さかいがあるなんて>

      何かの行為ではなく、生きているこの世界に本質として
     偏在する光に同化する心で、書かれた短詩。かつての俳句
     の達人のごとく、宇宙が自身に一体化する瞬間をサラリと。
      一篇に一作、添えられた白黒写真に象徴される人々の暮
     らしは限りなく愛しくて。
      もしも、あなたに愛犬があれば、観察しましょう。あまり内界
     と外界の区別がなく、愛に包まれていますよ。人間は、やたら
     知識で分析し本質を見逃しています。
      我々人間は、多少の訓練によって、波動エネルギーが解るよ
     うになって来ました。




Posted by nakao at 18:05│Comments(0)芸術
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