2011年03月02日
ダリの椅子
<ダリの椅子> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
人が座す為
人に作られた椅子は
何故常に立っているのだろう
きりりと引き締まり
百五十キロまでぐらいなら
しかとお任せください
その確たる意念は
時として
朝陽の逆光に
腰ふりふり赤い涎垂らし
我々の得も知らぬ
深い森の湖に
ダリの絵のごとく
片足を伸ばす
そう妖精たちにそそのかされて
時たま私は声を掛けるから
たまには横になったらと
人が座す為
人に作られた椅子は
何故常に立っているのだろう
きりりと引き締まり
百五十キロまでぐらいなら
しかとお任せください
その確たる意念は
時として
朝陽の逆光に
腰ふりふり赤い涎垂らし
我々の得も知らぬ
深い森の湖に
ダリの絵のごとく
片足を伸ばす
そう妖精たちにそそのかされて
時たま私は声を掛けるから
たまには横になったらと
Posted by nakao at 18:15│Comments(0)
│芸術