2011年03月06日

合流

<合流> 詩 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 どこにでもある
 掌になじむ
 陶器コップ
 今ここに
 初めてある
 かのごとくリリとして

 輪郭のみずみずしき透明は
 宇宙の海
 触れたくもあり
 触れずとも
 ある
 静かで過激な体感
 一点は無限に膨張してフラ踊る
 無限大は極小にひっくりかえり大あくび

 久し振りに
 私は私の薄緑の輪郭をなめし
 ほとんど居眠りしながら
 遥かなここで
 合流する



Posted by nakao at 18:09│Comments(0)芸術
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